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ネットアップとドゥカティ・コルセが提携を更新、データ管理とインサイトに関する共同開発ソリューションを導入

ドゥカティが2022年に3冠を達成した後、ネットアップが公式データ・インフラ・パートナーに

カリフォルニア州サンノゼ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- クラウド主導のデータ中心型ソフトウエアをグローバルに展開するネットアップは、ドゥカティ・コルセとのパートナーシップ契約を2023年から2025年までのシーズンに更新し、ネットアップがドゥカティのチーム公式データ・インフラ・パートナーとなることを発表しました。この提携から生まれた最新のイノベーションはレース分析と研究開発向け仮想データ管理およびインサイトのソリューションで、「NetApp ONTAP®」を「NetApp SnapMirror™」 「NetApp FlexCache™」と共に使用しています。

グランプリ・レースの世界ではスピードが非常に重要です。ドゥカティ・コルセはボルゴ・パニガーレ本部を含む複数か所でレーストラックとエンジニア間の同期時間が効果的ではないと認識し、新しいデータ・インサイトと管理ソリューションの設計についてネットアップに協力を仰ぎました。ネットアップはほぼリアルタイムでデータを共有して分析することで、テクニカル・チームがテストやレース週末のセッションで最大限の価値を引き出せるよう支援します。これは、ポールポジションとグリッド下位のスターティングポジションの違いを生み出すことができるのです。

「ドゥカティとの共同イノベーションを通して、当社はドゥカティのデータ・インフラに革命を起こし、ソフトウエア開発、デザイン、エンジニアリングといったあらゆる側面を向上させる上で重要な役割を果たしてきました」と、ネットアップのチーフ・マーケティング・オフィサーであるガビー・ボコは述べています。「提携によってほぼリアルタイムのデータ共有と解析が可能となり、オートバイレースの優れたデータ分析を全体として改善しました。同社はイタリアの『モーター・バレー』に輝くスター企業の1社であり、私たちはその同乗者として彼らが一段と成功するお手伝いに全力で取り組んでいます。」

共同開発ソリューションの利点は以下の通りです。

  • ドゥカティのデータ・インフラ・クラスタ同士をシームレスに接続するので、エンジニアはどこからでも、常に利用可能な同一データにアクセスできます。
  • ドゥカティの全事業部門で、優れたレース環境から収集されたデータ・インサイトを活用します。
  • NetApp ONTAP®を利用して強力かつ効率的なデータ保管の土台を作るソフトウエア定義アプローチにより、ネットアップが数十年にわたって培ってきたエンタープライズ・データ管理のイノベーションと製品リーダーシップの力が提供されます。
  • NetApp ONTAPとSnapMirrorによる最適化されたデータ転送で、統合された、高速かつ安全なデータのレプリケーションが実現します。
  • FlexCacheでアクティブな読み取りデータのみをリモート・キャッシングします。FlexCacheは複数か所で連携スピードと生産性を改善し、データ・スループットを高めてWAN帯域幅のコストを削減します。

「このデータ管理プラットフォームにより、工場から車庫、そしてレース中のトラックまで、当社のハイブリッド・クラウド環境から取得したデータをシームレスに管理、共有、保護、移動できます。また、エンジニアと高速で安全かつ円滑なデータ共有が可能です」と、ドゥカティ・コルセでゼネラル・マネージャーを務めるジジ・ダッリーニャは述べています。「3冠王となり、15年ぶりの『MotoGPライダーズ・ワールド・タイトル』を獲得した私たちにはタイトルを防衛するための最高のテクノロジー、データ、データ管理が必要であり、ネットアップとのパートナーシップに自信を持っています。」

ドゥカティがディザスター・リカバリー・センターで支障なく200個のアプリケーションを管理し90台の仮想マシンをサポートする支援のため、ネットアップとドゥカティは2018年以来提携しています。ネットアップはデータをハイブリッド・クラウドに移行しながら、ドゥカティが支店業務を管理し、現地でデータ分析を行うスピードと容量を提供しています。これにより、プロトタイプの開発と新しいオートバイの市場投入にかかる期間を短縮しました。

ドゥカティについて

1926年に設立されたドゥカティは、1946年から高性能エンジン、革新的なデザイン、最先端のテクノロジーを特徴とするスポーツ志向のオートバイを製造してきました。工場はボローニャのボルゴ・パニガーレ地区に位置しています。モデル・ラインナップはさまざまな市場セグメントをカバーしており、「DesertX」「Diavel」「XDiavel」「Hypermotard」「Monster」「Multistrada」「Panigale」「Streetfighter」「SuperSport」などがあります。2015年には創造性と自己表現を重視したバイク、アクセサリー、アパレルの新ブランド「Ducati・Scrambler」を発表しました。2020年には、フロントとリアにレーダーを搭載した世界初のオートバイ「Multistrada V4」を公開し、その技術で二輪車の世界に新たなマイルストーンを打ち立てました。当社の象徴的なオートバイは、多彩なバイク用アクセサリーや機能性アパレル、ファッション用アパレルとともに世界90か国で販売されています。2022年には、情熱的な顧客に61,562台のバイクが納入されました。ドゥカティはMotoGP世界選手権とスーパーバイク世界選手権で公式チームとして競争しており、2003年から参戦しているMotoGPでは2007年、2020年、2021年、2022年に「コンストラクターズ・タイトル」、2007年、2021年、2022年には「チーム・タイトル」を獲得しました。また、2007年と2022年には「ライダーズ・タイトル」を獲得し、2度の世界チャンピオンに輝きました。スーパーバイクでは「コンストラクターズ・タイトル」を18回、「ライダーズ・タイトル」を15回獲得し、カテゴリーで最も成功したメーカーとしての地位を確立しています。2022年は初めてMotoGPとスーパーバイク世界選手権の両方で3冠を達成し、画期的な年となりました。そして2023年から2026年まで、MotoGP世界選手権の電動クラスである「FIM Enel MotoE™ ワールドカップ」で唯一の公式バイク・サプライヤーとして活動します。

ネットアップについて

ネットアップはクラウド主導でデータを中心に据えたグローバルなソフトウエア企業として、組織がデータでデジタル・トランスフォーメーションが加速する時代をリードできるよう支援しています。クラウドでの開発、クラウドに移行中、またはオンプレミスでの疑似クラウド体験の構築などいずれの環境でも、データセンターからクラウドまでアプリケーションが最適な状態で動作できるようにするシステム、ソフトウエア、クラウドサービスを提供しています。当社は多様な環境で高いパフォーマンスを発揮するソリューションで、組織が自らのデータ・ファブリックを構築し、必要なデータ、サービス、アプリケーションを適切な人々にいつでも、どこでも安全に提供できるよう支援しています。詳細はwww.netapp.comをご覧いただくか、TwitterLinkedInFacebookInstagramで当社をフォローしてください。

ネットアップ、ネットアップのロゴ、およびwww.netapp.com/TMにリストされている商標はネットアップ・インコーポレーテッドの商標です。その他の企業名や製品名は、それぞれの所有者の商標である場合があります。

追加のリソース

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