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森永乳業がドイツ子会社「MILEI GmbH」 にてラクトフェリン製造能力を増強

東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- 森永乳業株式会社(東証:2264)の子会社であり、機能性素材ラクトフェリンの生産量において世界トップシェア(※)のMILEI GmbH(以下、ミライ社)は、ラクトフェリンの生産体制をさらに強化すべく、製造能力を現在の2倍以上に増強いたしますので、お知らせいたします。
※Absolute Reports社 2019年データ

1. 「ラクトフェリン製造能力」の概要

(1) 所 在 地   Kemptener Strasse 91, 88299 Leutkirch, Germany (ドイツ ロイトキルヒ市)
(2)生産品目  ラクトフェリン
(3)総投資額  15,000,000 € (約18億円)  ※€=120円換算
(4)生産能力  約170t(2019年度の2倍以上)
(5)稼  働  2021年4月(予定)

2. 実施背景と目的

機能性素材のラクトフェリンは欧米やアジアを中心に、育児用ミルクやサプリメントなどに配合する原料として伸長しています。世界的に健康・栄養のニーズが高まっている中、健康価値を付与する機能性素材として、ラクトフェリンは今後も長期的に需要が高まっていくと予測されています。
森永乳業グループにおいてラクトフェリンは重要な機能性素材であり、世界中の人々の健康・栄養に貢献するために、60年以上にわたる基礎研究と商品への応用を推進してまいりました。
ミライ社の製造能力を増強することで、森永乳業グループにおけるラクトフェリン関連商品の売上拡大を目指し、今後も長期的に高まる需要に柔軟に対応してまいります。
森永乳業グループはミライ社の生産体制を強化し、今後もラクトフェリン生産量世界トップシェア(※)の企業として世界中の人々の健康・栄養に貢献すべく取り組んでまいります。

3. 業績への影響

本投資による2021年3月期の業績への影響はございません。

<参考情報>

◆ミライ社について

ミライ社はドイツ南部のロイトキルヒ市に本社および工場があります。
1972年に創立、1975年に生産を開始して以来、約50年の歴史があります。現在は欧州、アジアを中心にラクトフェリン、ホエイたんぱく濃縮物、乳糖などの乳原料製品を、世界的な食品メーカーなどに育児用ミルク、スポーツ栄養食品などの原料として販売しています。森永乳業グループにおけるグローバル戦略でミライ社は育児用ミルクやサプリメントなどの原料の製造・販売面を支える重要な役割を担っています。

◆ラクトフェリンとは

ラクトフェリンは人などの哺乳類の乳汁や唾液などに含まれるたんぱく質で、さまざまな生理機能を示すことが知られています。母乳、特に初乳に多く含まれており、赤ちゃんを守る重要な成分として考えられています。
ラクトフェリンは、1939年にデンマークの科学者により発見されて以降、世界中の研究者が精力的に研究を行っており、図1の通り数多くの論文が発表されている注目の機能性素材です。森永乳業は母乳、特に初乳に多く含まれるたんぱく質であるラクトフェリンに着目して母乳に近づけた育児用ミルクの開発に長年取り組んでまいりました。また、1963年にラクトフェリンに関する研究報告を発表して以降、学会や論文等でその有用性に関する報告を行っています。

Contacts

森永乳業株式会社
広報IR部
見上 亮
渡辺 光典
TEL 03‐3798‐0126
E-mail: pr@morinagamilk.co.jp
https://www.morinagamilk.co.jp
https://www.milei.de (MILEI GmbH ホームページ)

MORINAGA MILK INDUSTRY CO., LTD.

TOKYO:2264


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TEL 03‐3798‐0126
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https://www.milei.de (MILEI GmbH ホームページ)

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