ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ボーダフォンと、衛星・地上統合ネットワークの運営企業のインテルサットはパートナーシップを拡大し、到達困難な地域や災害エリアで事業を行う組織に対し、より広域をカバーする一時的および移動中の衛星接続サービスを提供します。
拡張された契約は、十分にサービスが提供されていない遠隔地の企業にブロードバンド接続を提供することで、ボーダフォンの地上ネットワークを補完します。つまり、企業や政府機関、慈善団体が、貴重品貨物の追跡、新しい拠点や一時的な拠点の接続、追加のレジリエンスの提供、非常時への対応といった複数の用途をサポートできることを意味します。
ボーダフォンはインテルサットの「Flex」ポートフォリオを、同社のグローバルな官民両分野向けの包括的な衛星接続製品群に追加します。GEO(静止軌道)衛星ネットワークに基づくインテルサットのサービスを利用して、ボーダフォンは安全で信頼性が高く使いやすい2種類の衛星接続製品を提供します。コミュニケーション・オン・ザ・ムーブ(COTM)は車載アンテナを使用し、コミュニケーション・オン・ザ・ポーズ(COTP)接続はコンパクトな衛星ターミナルを搭載します。
またインテルサットのサービスは、ボーダフォンの慈善部門であるボーダフォン基金が実施する、ヨーロッパおよびアフリカでのつながる健康・教育活動をサポートするためにも使用されます。ボーダフォン基金はまた、自然災害および人道的災害の発生に応えて、NGOや政府機関、救援組織への支援を提供する準備も整えています。
ボーダフォン・ビジネスのCEOであるMarika Auramo氏は次のように述べています。「ボーダフォンとインテルサットとの契約により、当社のグローバルネットワークはさらに深く幅広いものになります。これらの新しいサービスにより、到達が非常に困難な場所にいるお客様に、さらなる接続性とレジリエンスを提供できます。移動中であっても、自然災害や人道的災害後に速やかな通信の確立が必要な場合であっても対応できます」
インテルサットのメディア・モビリティ・ネットワーク担当SVPのJean Philippe Gilletは次のように述べています。「コミュニティとそのメンバーが幸せかどうかは、信頼できる接続サービスにアクセスできるかどうかにリンクするようになっています。Flexサービスの目標は、お客様がインテルサットのネットワークのカバー範囲と信頼性をより簡単に活用できるようにし、お客様の所在地を問わず、ボーダフォン基金のような慈善団体やグローバル企業、生産工程、迅速対応組織などに接続性を提供することです」
ボーダフォンのインテルサットとの契約は、地球低軌道衛星テクノロジーを使用する同社のスマートフォンとの直接通信に関する革新的な業務を補完します。
インテルサットについて
インテルサットのグローバルな専門家チームは、当社の次世代の世界的ネットワークとマネージド・サービスを通じて、政府、NGO、法人のお客様にシームレスで安全な衛星ベースの通信を提供することに注力しています。インテルサットは、世界最大・最先端の衛星群と接続インフラを運用することで情報格差を解消し、コミュニケーション・協力・共存のために人々とそのツールが海を越えて会話し、各大陸に目を向け、空を通じて耳を傾けることを可能にします。当社は60年前の創業以来、顧客と地球へのいくつものサービスにおいて衛星業界の「先駆け」的存在となっています。イノベーションの伝統を拠り所に新世代の課題への取り組みに力を注ぎながら、インテルサットのチーム・メンバーは現在、宇宙における「次の先駆け」となることを目指しており、この分野に創造的破壊をもたらし、業界のデジタル・トランスフォーメーションを主導していきます。
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