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ラピッド・メディカル™が世界初のロボット血栓除去装置で虚血性脳卒中手技を成功裏に完了

AI搭載ロボットのタイガートリーバーを活用した手技により、個別化治療の自動化と最適化を実現

イスラエル・ヨクナム/ダラス--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 先進的な神経血管装置の有数の開発企業であるラピッド・メディカル™は、コロンビアのメデジンで初のロボットによる血栓除去術を成功させたことを発表いたします。患者の解剖学的構造に自律的に適応する初の血管内血栓除去装置であるロボットのタイガートリーバー™を用いて、2名の患者に治療を行いました。

「脳卒中手技の自動化は、医療分野にとって大きな進歩です」と、ヒト初回(first-in-man)手技を行ったボリス・パボン博士Angiosurの脳神経血管内外科医)は強調しています。「ロボットによる血栓除去は、さまざまな介入能力を凌駕する精度を実現しています。ロボットのタイガートリーバーは、血管の特徴を直接洞察できるようにしてくれるし、私に気づけないことも感じ取っており、本当に驚くべきことです」

ボタンを押すことで、AI作動型のタイガートリーバーは能動的にまとまり、閉塞を捕捉します。その後、装置の半径方向力は自動的に減少し、回収時に脳への外傷を最小限に抑えます。こうして、タイガートリーバーの調整機能により優れた臨床結果と手技時間がもたらされ、精度の一層の向上とワークフローの合理化が得られます。

「この技術の導入は、世界中の脳卒中患者の治療拡大に対する当社の取り組みの証です」と、ラピッド・メディカルのCEOであるローネン・エックハウスは断言します。「当社は、まず医師に能動的技術を提供し、その上でインテリジェントな制御で手技を自動化する新たな道を切り開くことで、治療を進歩させる最前線にいるのです」

ラピッド・メディカルについて

ラピッド・メディカルは、虚血性脳卒中や出血性脳卒中を治療する先進的な介入装置の開発によって、神経血管治療の可能性を広げています。ラピッド・メディカルの製品は独自の製造技術を駆使しており、遠隔操作が可能で完全に可視化されています。これにより、医師は解剖学的構造にリアルタイムで対応し、全ての患者に合わせたアプローチを行い、望ましい治療結果を得ることができます。タイガートリーバー™ 1317、21COMANECI ™、COLUMBUS™/DRIVEWIREは、CEマークを取得し、FDAの承認も得ています。タイガートリーバーXLもCEマークを取得しています。詳細はwww.rapid-medical.comでご確認いただけます。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

Ronen Eckhouse
+972-72-2503331
ronen@rapid-medical.com

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