フロリダ州ジャクソンビル--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 複雑な病状を抱える患者の治療選択肢を増やし、臨床転帰の改善に取り組むロボット企業のMMI (Medical Microinstruments, Inc.)は、シリーズC資金調達で1億1000万ドルを調達したことを発表しました。フィデリティ・マネジメント・アンド・リサーチ・カンパニーが主導するこの投資ラウンドは、マイクロサージェリーの技術革新に対する投資としては過去最大規模となります。
この資金は、高成長市場におけるSymani® Surgical Systemの商業化と、臨床証拠を生み出し、適応症状の拡大を可能にする研究への継続的な投資を支援するために活用されます。また、先進技術への投資を加速させ、MMIの事業能力をグローバルに拡張できるようにします。
MMIとその既存投資家、シリーズCの資金調達に貢献した投資家は全員、急速な成長の機会がかなりあると見ています。MMIは、対象となるロボットによるマイクロサージェリー手術の市場は、主に技術の進歩と適応症状の拡大により、2028年までに年間300万件から2200万件に成長すると予測しています。
「医療用ロボットへの投資が停滞する背景の中、今回の支援は、最小のリストタイプの微細器具から恩恵を受けることができる重要な市場である開腹手術のための、侵襲性の低い新しいソリューションにおける私たちの自信を深めるものです」と、MMIのマーク・トーランド最高経営責任者(CEO)は述べています。「当社のSymani Surgical Systemは、複雑で繊細な手技を行える外科医の数を増やすことで、患者の治療へのアクセスを拡大する独自の地位を確立しています。投資家の支援のもと、臨床証拠の蓄積と病院とのパートナーシップの拡大を通じて、当社の技術を進化させていきます。」
Symani Surgical Systemは、マイクロサージェリーや スーパーマイクロサージェリーの規模と複雑性に独自に対応する、世界初のロボット技術です。外科医が人間の手の自然な動きをミクロのスケールで再現できるようにすることで、遊離皮弁再建、リンパ管手術、外傷の再移植などの軟部組織の開放手術が必要な患者の治療選択肢を広げることができます。より多くの患者の生活の質を回復し、デリケートな解剖学的構造に対する複雑な処置の限界を押し広げることができる外科医の数を増やし、病院が開放手術プログラムを拡大できるようにするために設計されています。
MMIはこれまでに2億ドル以上の資金を調達しています。2022年には、成長を推進するためのシリーズB資金調達ラウンドを終了しました。この資金は、2019年にCEマークを取得した欧州でのSymani Surgical Systemの適応症状の拡大と継続的な商業化の支援、米国とアジア太平洋地域での商業化計画の加速、臨床研究の推進に充てられました。
MMIとSymani Surgical Systemの詳細については, MMIの公式ウェブサイト: https://mmimicro.com をご覧ください。
MMIについて
MMI(Medical Microinstruments, Inc.)は、軟部組織の開放手術の限界を押し広げ、複雑な疾患を持つさらに多くの患者の生活の質を回復させる外科ロボテクノロジーを進化させるために取り組んでいます。MMIは、2015年にイタリアのピサ近郊で設立されました。独自のSymani®Surgical Systemにより、世界で最も小さなリストタイプの微細器具と振動軽減およびモーションスケーリング技術を組み合わせて、世界中で解決できていない重要な患者ニーズに対処していきます。この開放的な軟部組織のマイクロ手術のための画期的外科ロボティクスプラットフォームは、微小血管修復、リンパ管修復、末梢神経修復に活用できます。Symani Surgical Systemは、欧州での商業利用のためにCEマークを取得しています。アメリカ合衆国では、このシステムは商業利用のために承認されていません。MMIは、フィデリティ・マネジメント・アンド・リサーチ・カンパニー、Andera Partners、BioStar、Deerfield Management、Fountain Healthcare Partners、Panakès Partners、RAキャピタル、Sambatech、Wellington Partnersなどの国際的な投資家から支援を受けています。
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