バミューダ諸島ハミルトン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- バミューダ諸島ハミルトン、2022年12月6日 – 世界最大の非公開スピリッツ会社のバカルディ・リミテッドは、4回目となる年刊のバカルディ・カクテル・トレンド・レポートを発表し、2023年にカクテル消費とスピリッツ・ビジネスに影響を与える主なトレンドを予測しています。ザ・フューチャー・ラボラトリー(TFL)と共同で作成されたこのレポートは、外部調査とバカルディ主導の消費者調査およびバーテンダーの洞察に基づいており、味やタイミングから場所、機会まで、人々が今後1年間で取り入れようとしているあらゆるものに影響を与えるものとして新たに確認された基調を共有します。
バカルディの戦略・洞察・分析担当グローバル・バイスプレジデントのブレンダ・フィアラは、次のように述べています。「2023年が近づくにつれて、人々が周囲の変化に適応するのが見受けられ、ブランドは、オーディエンスを魅了して喜ばせる革新的な方法を見つける責任を負っています。カクテル文化が盛んになる中、人々は、バーやレストランで目にする新しいフレーバー、感覚、体験からインスピレーションを得ようとしており、これらを使ってカクテル作りの楽しみを深めています。」
消費者がスピリッツをどのように飲むか、人気になるスピリッツの種類、スピリッツを飲む場所や理由など2023年のマイクロトレンドをご紹介します。
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楽しみの革命。消費者はしきたりから離れ、飲酒の機会に新しい体験を求めます。その結果、人々が自宅や外の従来のカクテル消費の場所や新しい場所で新たなものを試してみるにつれて、斬新な材料や楽しくて気軽なフレーバーが前面に登場するでしょう。
この傾向はすでに始まっており、2022年10月に実施されたバカルディ消費者調査のデータからも明らかにされています。この調査によると、ダイキリ、マルガリータ、ブラッディ・マリーが、世界で最もよく注文され、作られているカクテルに含まれています。実験をしたいという願望により、カクテルの人気が急上昇しており、世界中の調査参加者の37%が、2020年と比べて自宅でより多くのカクテルを作るようになっており、30%以上がワインやビールよりもカクテルを多く飲んでいます。 -
変化をもたらす味。2023年には、人々がいつ、どこで、どんなカクテルとフレーバーで祝杯を挙げるかが再定義される時代が始まります。ハイブリッド勤務の結果、米国と英国では40%近くの人々が、スピリッツやカクテルを夕方の早い時間に楽しむことを選ぶようになっています。この変化はスパイシーなドリンクの注文の増加につながっており、テキーラやウォッカをベースにしたカクテルが大胆なフレーバーと組み合わせられ、材料にはハラペーニョやタバスコなどが使われています。2022年バカルディ・グローバル・ブランド・アンバサダー調査によると、苦味のあるフレーバーも引き続き人気があり、バーテンダーの30%以上がコーヒーや芳香性苦味剤などの材料と、コンブチャやケフィールなどの発酵飲料に目を向けています。
最近のミンテルの調査では、25~44歳の消費者は、過去を思い出させるものを楽しむ傾向が最も高いことが明らかになっており、2023年には、消費者はより良い時代へと連れ戻してくれるカクテルを探し求めます。人々は、思い出を過去へとタイムスリップさせるカクテルとフレーバーを求め、マティーニやネグローニ、ハイボール、オールド・ファッションドなどの昔ながらのドリンクにひねりを加えて楽しむでしょう。 -
バーチャルの実験。デジタル領域は、発見、創造、楽しみへの比類のない道を提供し、ドリンク・テクノロジーに有益であることが証明されています。2023年には、デジタル・コマースの利便性を活用したオンデマンドのドリンクと体験が引き続き加速します。米国の回答者の31%が、来年はこれまで以上にオンライン配達サービスを利用して、自宅までカクテルを届けてもらうことを計画しています。
本質的な開放性を備えたデジタル空間は、ドリンクの教育と実験への新たな道を切り開く可能性を秘めており、先見の明のあるブランドは、そのようなコンセプトをさらに魅力的にするためにゲーミフィケーション戦略を利用しています。テクノロジー調査会社のガートナーは、2026年までには25%の人々が、仕事、買い物、社交、エンターテインメントの消費のために少なくとも1日1時間をメタバースで過ごすようになると予測しています。スピリッツのブランドは引き続き、既存のオーディエンスの欲求を深め、新しいオーディエンスを引きつけるための方法として、web3体験を探求するでしょう。 - 洗練されたドリンク。よりシンプルな飲み方で輝く質の高い材料を重視する高級な場所では、ミニマリズムがトレンドとして現れています。バーテンダーの72%が、テキーラが最もプレミアム化が進んでおり、シングルモルト、熟成ラム、メスカルがそれに続いていると述べています。ラム・ベースのカクテルの人気は、このスピリッツ・セグメント全体の成長とプレミアム化を推進しており、2022年バカルディ・グローバル・ブランド・アンバサダー調査では、バーテンダーの32%が、今後1年間で熟成ラムのプレミアム化が進むと予想していることが明らかになりました。
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意識の高いカクテル。意識的な飲酒の動きが成熟するにつれて、消費者は自分が関わるブランドにも同様の価値観を期待し、業界内の持続可能性とコミュニティー構築に向けた継続的な動きを促進しようとします。世界的に、回答者の半数以上が、リカーやスピリッツの検討においてリサイクル可能な包装が非常に重要であると述べています。
この考え方はアルコール消費にも拡大しており、NoLo(ノンアルコールおよび低アルコール)消費者という新しいカテゴリーが出現しています。特定の機会に、さらには同じ夜に、通常濃度のアルコール飲料の代わりにNoLoドリンクを楽しむ人々の数は、今後も増加するでしょう。NoLoへの関心は、英国・米国以外の新しい市場でも拡大しており、世界の回答者の57%が2023年は1月や10月の禁酒月間に参加するつもりだと述べています。
2023年バカルディ・カクテル・トレンド・レポートの全文とインフォグラフィックをダウンロードしていただけます。
バカルディについて
世界最大の非公開スピリッツ・メーカーのバカルディ・リミテッドは、世界的に認められたスピリッツとワインを生産・販売しています。バカルディ・リミテッドの商品群は200を超えるブランドから構成され、ラム酒「バカルディ」(BACARDÍ®)、ウォッカ「グレイグース」(GREY GOOSE®)、テキーラ「パトロン」(PATRÓN®)、ブレンド・スコッチウイスキー「デュワーズ」(DEWAR’S®)、ジン「ボンベイ・サファイア」(BOMBAY SAPPHIRE®)、ベルモットとスパークリングワイン「マティーニ」(MARTINI®)、100%ブルーアガベ・テキーラ「カサドレス」(CAZADORES®)のほか、スコッチウイスキー「ウィリアム・ローソンズ」(WILLIAM LAWSON’S®)、エルダーフラワーリキュール「サンジェルマン」(ST-GERMAIN®)、ウォッカ「エリストフ」(ERISTOFF®)などの一流・新興ブランドがあります。160年以上前にサンティアゴ・デ・クーバで創業した家族所有のバカルディ・リミテッドは、現在8000人以上を雇用し、10カ国で生産施設を運営しており、保有するブランドを170カ国以上で販売しています。バカルディ・リミテッドは、バカルディ・インターナショナル・リミテッドを含むバカルディ・グループを指す名称です。http://www.bacardilimited.comをご覧いただくか、ツイッター、リンクトイン、インスタグラムで当社をフォローしてください。
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