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PierianDxが最大4750万ドルの成長資金の調達を完了

世界各地のコミュニティーにゲノミクスをもたらす施設の増加に伴い、商業的拡大を推進するための資金

セントルイス--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- 臨床ゲノミクスの知識で世界をリードするPierianDxは本日、エクイティ・ファイナンスとタームローン・ファシリティを含む3000万ドルの新規成長資金の調達を完了したと発表しました。一定の条件に従い、2022年および2023年までに最大1750万ドルの追加トランシェを利用することも可能になっています。この資金調達は、医療投資会社のオービメッドが主導し、既存の投資家であるヘルス・カタリスト・キャピタル、リサーチ・トライアングル・インスティテュート、イノーヴァ・ヘルス・システムズ、ATWパートナーズ、SJFベンチャーズも参加しました。この新規資金により、次世代シーケンシング(NGS)検査能力を内製化することで、患者に高品質かつ安価に、以前にも増して迅速に各国で医療を提供しようとする医療組織の増加に伴う需要増に対応し、商業的拡大を推進していきます。

PierianDxは、あらゆる規模の医療提供者、ラボ、医療センターと直接提携し、アッセイの種類に左右されず高度な解釈技術と実現サービスを用いて、現場で高度なNGS検査能力を構築します。2014年にワシントン大学セントルイス校の技術移転スピンアウトとして設立されたPierianDxは、NGS技術を用いた高度な精密医療プログラムを構築・拡大するに当たり、世界中の業界リーダーや医療施設との提携関係を確立しています。

PierianDxの創業者であり、社長兼最高技術・ビジョナリー責任者を務めるラケシュ・ナガラジャンは、次のように述べています。「ゲノミクスの効果を最大限に実現するためには、日常的に臨床現場に適用する必要があります。当社はその解釈技術とサービスにより、医療機関が患者の遺伝的差異を理解し、最善の治療選択肢を見つけ、最も精密な治療ができるように力を与えるための方法を先頭に立って切り開いています。」

PierianDxのマーク・マクドナー最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「オービメッドや既存の投資会社は、ラボや医師といった当社のお客さまが患者により良いサービスを提供できるようにする分散型NGS検査という当社の構想を共有しており、私たちはこの協力を大変うれしく思います。今回の調達資金により、当社は世界クラスのチームの構築を継続し、世界中の有力な医療組織に変革をもたらすソリューションを提供し、それぞれの地域社会にゲノミクスをもたらすことができます。」

PierianDxについて

PierianDxは精密医療のパートナーとして、臨床医や医療施設が臨床ゲノミクスプログラムを推進し、患者ケアを最新化できるようにしています。私たちは、ゲノミクスが人々の健康を変革する潜在力を信じており、どの地域でもその恩恵を確実に受けられるように活動しています。PierianDxは、最も包括的なゲノム・ナレッジベースに接続された高度な解釈技術により、ゲノム分野における洞察的知見で医療提供者に力を与え、精密医療の約束を果たすことを可能にします。

オービメッドについて

オービメッドは医療分野の有力な投資会社であり、運用資産は180億ドルを超えています。オービメッドは、さまざまなプライベート・エクイティ・ファンド、パブリック・エクイティ・ファンド、ロイヤリティー/クレジット・ファンドを通じて、広く医療業界に世界規模で投資しています。100人を超える専門家で構成されるオービメッドのチームは、ニューヨーク市、サンフランシスコ、上海、香港、ムンバイ、ヘルツリーヤなどの重要な国際市場を拠点にしています。

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