プロテオールがフリーダムイノベーションズの資産を取得して下肢装具ポートフォリオを拡大
プロテオールがフリーダムイノベーションズの資産を取得して下肢装具ポートフォリオを拡大
米アリゾナ州テンペ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- フランスのプロテオールグループの完全子会社のプロテオールUSAは、フリーダムイノベーションズの下肢装具ポートフォリオのかなりの部分を取得する契約をオットーボックと締結しました。これは、世界中の義肢装具業界におけるプロテオールの継続的な取り組みと投資を示すものです。プロテオールとオットーボックは2020年9月末に合意に達し、提案されている取引は2020年末までに完了する見込みです。
本契約の下、プロテオールは下肢装具ポートフォリオを大幅に拡大し、フリーダムイノベーションズのマイクロプロセッサ膝継手のPlié3、足関節のKinnexとKinterra、足部のAgilix、Highlander、Dynadapt、Sierra、Pacificaなど、幅広い主力製品を取得します。
プロテオールとフリーダムイノベーションズはいずれも、安全性・安定性・快適性をリーズナブルな価格で実現する革新的で高性能なソリューションを提供することで、自社製品を使用する人々の自立とウェルビーイングを向上させるという使命を共有しています。フリーダムイノベーションズのかなりの部分を取得することにより、プロテオールは米国と欧州のチームを統合してグローバルに展開し、義肢装具士と患者に明確な選択を提供してより良い結果をもたらしたいと考えています。
プロテオール最高執行責任者(COO)兼取締役のエドゥアール・アルシャンボーは、次のように述べています。「私たちは、この動きが世界中の人々に長期的な利益をもたらすと強く信じています。米国と欧州のチームのノウハウが統合されることで生まれる勢いは、引き続きO&P業界内におけるプロテオールの存在感を高めていくでしょう。」
プロテオールUSAの社長兼最高経営責任者(CEO)のマシュー・スイガムは、次のように述べています。「私たちは独創的で信頼性の高い製品を、優れた製品ポートフォリオで自立性を高められる義肢装具業界に提供することに努力しています。フリーダムイノベーションズの情熱的な熟練チームと仕事をすることを、私たち全員が楽しみにしています。」
提案されている取引はプロテオールにとって、世界的な位置付けと成長戦略を強化すると同時に、イノベーション・プラットフォーム内での相乗効果、大規模で継続的な研究開発投資、メカトロニクス下肢ソリューションへの注力をもたらします。この提案された取引により、先に取得したAbility DynamicsのRUSH Footポートフォリオで強化されたプロテオールの米国下肢装具市場における存在感はいっそう強化され、当社の世界市場への取り組みがより明確に示されることになります。
プロテオールとオットーボックの間で提案されている取引条件は、米国連邦取引委員会(FTC)の委員による最終承認が必要であり、オットーボックはFTC命令に基づき米国企業であるフリーダムイノベーションズの一定資産を売却する義務を履行しなければなりません。FTCの承認が得られれば、プロテオールUSAは、米ユタ州ガニソン、米カリフォルニア州アーバイン、ドイツにいるフリーダムイノベーションズの製造、販売、マーケティング、研究開発、臨床のチームメンバーの多くを統合します。
プロテオールについて
プロテオールは105年前に設立された家族経営の独立系企業であり、フランスのディジョンに本社を置いています。プロテオールはO&P市場においてソフトウエア、コンポーネント、カスタムメイドのデバイスという3つの主要分野で事業を展開しています。イノベーションへの継続的な投資、医療・科学分野での多くのパートナーシップ、CPOとの日々の協力により、プロテオールの専門知識はO&P業界全体で認められています。
詳細情報については、http://proteorusa.com/をご覧ください。
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