イスラエル・レホボト--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- 非遺伝子組み換え動物細胞から直接ステーキを育てる初の培養肉企業のアレフ・ファームズは本日、イスラエルのデビッド・バルク・ラウ主席ラビが、当社の培養ステーキをコーシャであると判断したと発表しました。これは、宗教法に基づいてユダヤ人が消費することができることを意味しています。この判断は、チーフ・ラビネート（ユダヤ教における宗教的認証の中心的なラビ協議会）のリーダーによるもので、今年これからの市場投入を前に、当社がコーシャ証明書を取得するための扉が開かれます。
アレフ・ファームズ共同創業者のディディエ・トゥビア最高経営責任者（CEO）は、次のように述べています。「この判断は、アレフ・ファームズにとってだけでなく、培養肉業界全体にとって意義深いものです。この判断は、私たちの社会における伝統と革新の交差点について包摂的な公開対話を行う土台となります。アレフは、人と地球のためにいつでも、どこでも、誰にでも質の高い栄養価を提供するための革新を行っており、そこには異なる食の伝統を持つ人々も含まれます。宗教を問わずより多くの人々が当社製品を楽しめるようになることを嬉しく思っています。これは、私たちが食料保障のための包摂的なビジョンを推進し、世界中のさまざまな食文化に関係を持つ助けとなります。」
この判断は、培養肉製品が消費に適していることを認証する宗教当局のオープンな姿勢を示しており、アレフ・ファームズが今後、レホボトの生産施設と各製品のコーシャ認証を取得するにあたり、道を開くものと言えます。アレフ・ファームズは、イスラム教、ヒンズー教、その他の宗教団体とも話し合い、さまざまな宗教的慣習を持つグループに対して当社製品が現実的な食事の選択肢であることの認証を得ようとしています。
世界のコーシャ牛肉市場の規模は、2030年には約1008億5000万米ドルに達すると予想されています。ユダヤ人人口が最も多く、世界のユダヤ人人口の86%以上を占める米国、フランス、イスラエルなどの主要国でコーシャ牛肉が好まれる傾向が強まっていることが市場を牽引しています。2021年のイスラエルの人口の約73.9%がユダヤ人であり、コーシャ牛肉の重要な市場となっています。今回の判断は、近い将来に予想されているイスラエルでの販売開始時に現地当局がアレフ・ファームズの培養ステーキをコーシャとして確認する可能性が高いことを示しており、カシュルートを順守するユダヤ教徒がこれを食生活に取り入れることが可能になります。
アレフ・ファームズは、最初の製品である培養薄切り牛ステーキの商業的発売に向けて、世界の規制当局と緊密に連携しています。当社はまた、独自の能力を追加してさまざまなカットのステーキや培養コラーゲンを生産することを計画しています。アレフ・ファームズの製品は、カリフォルニアの繁殖農場で飼育されているルーシーという名の高級ブラックアンガス牛から採取した受精卵のスターター細胞から生産されています。アレフ・ファームズは、ルーシーの受精卵を一度採取しただけで、細胞を加工したり不死化したりすることなく何千トンもの培養肉を育てることができるため、屠殺を避け、持続可能で安全な食料システムのための包括的ソリューションの一部となることができます。
アレフ・ファームズについて
アレフ・ファームズでは、生きている牛から分離して不死化していない非遺伝子操作細胞を用いて、培養ビーフステーキを生産することで、屠殺を避け、環境への影響を低減しています。当社は2017年、シュトラウス・グループに属するザ・キッチンハブのディディエ・トゥビアとテクニオン・イスラエル工科大学のシュラミット・レベンバーグ教授が共同で創設しました。当社は、いつでも、どこでも、誰にでも、無条件に栄養を確保するという展望を掲げています。詳細情報については、インスタグラム、ツイッター、フェイスブック、リンクトインでアレフ・ファームズをフォローするか、www.aleph-farms.comをご覧ください。アレフ・ファームズの報道資料は、こちらから入手できます。
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