デンバー--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- MPEG LAは本日、3GPPの4G LTE標準向けにエンハンスド・ボイス・サービス(EVS)コーデックを開発している複数企業が、市場の需要に応えるためにMPEG LAの支援を得て集まり、EVSの必須特許のカバーをワンストップで入手できる世界規模ライセンスについて諸条件を話し合っていると発表しました。このライセンスで、特許保有者と個別に交渉する代わりとなる簡便な手段を提供します。
EVSは、3G/4Gのモバイルおよび固定線通信ネットワーク上であまねく動作するように設計されており、より少ない帯域幅で高解像度の音声品質を飛躍的に改善しつつ、ネットワーク容量を増やし、高機能の音楽、オーディオ、音声サービスを実現します。
参加企業は、共同特許ライセンスの諸条件で合意の方向に前進しており、EVSの導入企業は導入を計画時に、不安要素を減らすことができるようになります。一般的なボイスオーバーLTE(VoLTE )のためのモバイル機器向けや、ミッションクリティカル・プッシュ・ツー・トーク(MCPTT)などを含む、第3世代回路交換方式モバイルネットワーク向けなど、多様なEVS製品アプリケーションを網羅した共同特許ライセンスを、市場に提供できる見通しです。
グループは追って、ライセンスに関する詳細情報を提供する予定です。討議中の条件には、初期導入者と大量・少量ユーザーの両方が技術を利用できるようにするものも含まれています。
グループの参加企業には、音声・オーディオ圧縮でリードする多数の世界的な通信技術企業が名を連ねています。
情報については、info@mpegla.comまでお問い合わせください。
MPEG LAについて
MPEG LAは、代替技術ライセンスの世界的なリーダー企業です。ユーザーが選択した技術の導入支援に当たるMPEG LAは、革新成果を広く採用するための機会を創出し、革新活動を促進するライセンシングソリューションを提供しています。MPEG LAの先駆的なMPEG-2ライセンス・プログラムは、史上最高の普及度を誇る消費者向け電子機器の規格を生み出しました。このライセンスは無数の他の技術を取り扱う上でのひな形となっています。MPEG LAは現在、1万1000件以上の特許から構成されたライセンシングプログラムを80カ国で運営しており、ライセンサーは約200、ライセンシーは6000を数えます。詳しい情報については、http://www.mpegla.comをご覧ください。
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