RFaxisがIoT(モノのインターネット)向けCMOS RFフロントエンドICのポートフォリオを拡大

米カリフォルニア州アーバイン--()--(ビジネスワイヤ) -- 無線接続市場向けの革新的な次世代RFソリューションの開発に傾注する一流ファブレス半導体企業のRFaxisは本日、世界のIoT / M2M(機器間)市場向けに拡大を続ける当社のRFフロントエンド集積回路(RFeIC™)ソリューションのポートフォリオに新製品を追加したと発表しました。新製品はサブGHz/2.4GHz周波数帯向けのRFaxisのRFフロントエンドICファミリーをさらに拡大するものです。これらの製品ファミリーは、IoT向けの多くのクラスの無線通信システムにおいて、無線距離延長化で一般的に使用されています。

当社のIoTポートフォリオに加わった最新製品は、RFX2403、RFX2413、RFX1030の各RFeICです。RFX2403は、2.4GHz帯におけるISM専用バンドを使用する802.15.4 ZigBee/Thread向けの高効率パワーアンプ(PA)、バイパス付き低ノイズアンプ(LNA)、送受信スイッチ回路を搭載する一方で、Bluetooth® Low Energy(BLE)などの線形変調をサポートしています。広く採用されているRFaxis RFX2401Cとピン互換性を保ちながら、更にバイパスモードや方向性結合器ベースの検波回路を追加し、これによりユーザーは無線距離延長化、消費電力の低減によるバッテリー駆動時間の延長、アンテナインピーダンス変動に対する耐性の増大、隣接周波数帯との共存性能の向上などの諸機能で、自社の無線システムをアップグレードできます。

同様に、RFX2413はこちらも2.4GHz帯向けの高効率PAとダイバーシティアンテナスイッチ、検波回路を搭載しています。バイパス挿入損失が低いRFX2413は、既に低ノイズ値を持つトランシーバー付きの無線IoTシステムに最適で、受信モード中の電流ドローがほとんどないというメリットもあります。RFX1030はLoRa®、SigFox®、Weightless®、Narrowband Cellular IoT(NB-CIoT)など、サブGHz 802.15.14やISM専用バンドのトポロジーを対象とした1ワットの大出力・高効率PA、LNA、送受信スイッチ回路、方向性検波回路を搭載しています。これら3つの新製品すべてが、関連するマッチングネットワーク、RFデカップリングフィルター、RF高調波フィルターを小型3x3mm QFNパッケージのシングルダイ/シングルチップ/バルクCMOSデバイスに収めています。全製品が最大125度の周辺温度に耐久性を持ちますが、この温度はほとんどのアプリケーション、特にスマートLED照明機器、スマートホーム、スマートオフィス、スマートビルディングに必要とされます。サンプルは2016年第1四半期に提供します。

IoTとM2Mの無線接続がスマートエネルギーからスマートホーム、スマートオフィス、スマートビルディング、スマートシティー、最近ではさらに省電力広域ネットワーク(LP-WAN)にまで発展し続けている中で、簡素で高性能でありながらコスト効率に優れたRFフロントエンドソリューションに対するニーズが以前にも増して非常に高まっています。固定無線/短距離無線/LP-WAN向けIoT / M2M接続市場は全体で、2025年までに200億台の接続機器に及ぶ見通しです(2015年5月、マキナ・リサーチ)。

RFaxis最高技術責任者(CTO)の Oleksandr Gorbachovは、次のように述べています。「IoT分野における当社の最新の製品リリースは、2.4GHzとサブGHzの無線ネットワークにおいて性能と信頼性の向上を求めるお客様のニーズに対応するためのものです。IoTサービスの導入が無線接続分野の成長を促進するための鍵になっており、こうした帯域向けのRFフロントエンドはコストと性能のニーズに合わせ続ける必要があります。RFaxisは、当社の革新的なシングルダイ/シングルチップCMOS RFフロントエンド製品のファミリーにより、この新登場の市場を支える上で好位置につけています。」

RFaxisは、高性能でありながらコスト効率に優れたIoT向けRFeICソリューションの拡大するポートフォリオを、2016年1月6~9日にネバダ州ラスベガスで開催される2016年CESで展示します。注目製品に関連しての面談と情報提供については、marketing@rfaxis.comまでご連絡ください。

RFaxisについて

2009年3月に設立されたRFaxis, Inc.は、米国カリフォルニア州アーバインに本拠を置き、RF半導体の設計と開発を専門にしています。特許技術により、当社は数十億ドル規模のWLAN 802.11b/g/a/n/ac、MIMO、IoT/M2M、802.15.4 / ZigBee、Thread、Bluetooth Classic、Bluetooth Low Energy、ANT、6LoWPAN、AMR/AMI、無線オーディオ・映像ストリーミング市場向けに設計された次世代無線ソリューションで、主導的役 割を果しています。革新的アプローチや特許技術・独自技術を持つRFaxisは、ピュアCMOS技術を活用して世界初のRFフロントエンド集積回路 (RFeIC™)を製造しています。詳しい情報はwww.rfaxis.comをご覧ください。

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dchm@madisonalexanderpr.com

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