中国・深セン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 通信機器とネットワークソリューションを提供する世界一流企業であるZTEコーポレーション(ZTE)(香港H株:0763.HK、深センA株:000063.SZ)は2月26日、スペイン・バルセロナのモバイル・ワールド・コングレス2012で、業界初の次世代型TD-LTEマルチモード・ピコ基地局を発表しました。
新しいピコ基地局は、モバイルサービスで急増しているデータニーズに伴う諸問題を緩和する目的で使用することができます。本基地局はまた、包括的なカバレッジと容量オフロードも提供し、マクロカバレッジを補完します。トラフィックに応じてホットスポットやブラインドスポット、セルエッジスポット、屋内に配備することができ、マイクロ、マクロ、フェムトの各基地局と適合性を有しています。
加えて、このマルチモード・ピコ基地局はZTEの一流SDRプラットフォームを基盤としており、LTEとWiFiを同時サポートします。通信事業者はこの機能性によって、本基地局をWiFiで動作するよう構成してLTE構築の初期段階でユーザーを引き付け、後でLTEネットワークが成熟化するにつれてTD-LTE/WiFiのデュアルモードにユーザーを移行させることができます。さらに、本基地局はCPEモードで動作するとともに、無線バックホールとしてTD-LTEを利用しながらWiFiアクセスポイントとして機能させることも可能です。有線バックホール資源を持たない通信事業者はこのリレー支援型製品を活用することで、先進的な異種混合LTEネットワークを効率的に開発することができます。
ZTEのTDD製品ライン担当バイスプレジデント兼ゼネラルマネジャーを務めるスコット・ワン(Scott Wang)は、次のように述べています。「ZTEのこの次世代型ピコ基地局は多様な条件の下で応用できる独自の基地局です。本製品によってコストを削減するとともに、他社製ピコ基地局製品よりもカバレッジを拡大し、スループットを向上させることができます。」
ZTEについて
ZTEは通信機器およびネットワークソリューションを提供する世界一流の上場企業です。当社の包括的な製品群は、有線、無線、サービス、端末といったあらゆる市場部門を網羅しています。当社は革新的なカスタムメイドの製品およびサービスを、140を超える国の通信事業者500社以上に提供しています。これにより通信事業者の継続的な売上増加を達成しながら、自己の顧客の変化するニーズに対応できるよう支援しています。ZTEの2010年度の売上高は前年度比21%増の106億900万米ドルで、業界トップとなりました。ZTEは売上高の10%を研究開発に投入し、新たな通信基準を確立するさまざまな国際的組織において主導的な役割を果たしています。健全な企業の社会的責任(CSR)イニシアチブを持つZTEは、国連グローバル・コンパクトのメンバーです。ZTEは中国で唯一の上場通信メーカーであり、株式は香港証券取引所および深圳証券取引所(香港H株:0763.HK、深圳A株:000063.SZ)で取引されています。詳細についてはwww.zte.com.cnをご覧ください。
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