米カリフォルニア州フリーモント--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 信頼される技術コンピューティング大手のSGI(NASDAQ:SGI)は本日、Cloudera’s Distribution Including Apache Hadoop(CDH)で動作するApache Hadoopクラスターを使用したTerasortベンチマークのデータ処理・分析で世界新記録を達成したと発表しました。クラウデラ・コネクト・パートナー・プログラムに最近参加した当社はまた、クラウデラと販売提携関係を構築したことを別に発表しました。この提携関係により、当社はHadoopベースあるいはHadoop関連の商用ソリューションを開発・販売・展開することが可能となります。
20ノードのSGI HadoopクラスターはハーフデプスサーバーのSGI® Rackable™ C2005-TY6、インテルXeon® E5630プロセッサーシリーズ、48GBメモリー、4基の1TB SATA HDDをクラウデラのCDH3で動作させるもので、2011年9月に達成した成果において、ジョブサイズ100GBのTerasortをわずか130秒で完了しました。Hadoopクラスターにおいて1TB、その他の規模のデータを対象にソート時間を短縮するTerasortは、HadoopクラスターのHDFS、MapReduce各レイヤーを両方とも試験するベンチマークです。TerasortはこのインスタンスにおいてクラウデラのApache Hadoopディストリビューション(CDH3u0)で動作するSGI Rackable C2005-TY6クラスターと極めて優れた線型関係で拡張し、同規模のオラクルX2270クラスターと比べ81%高速であることが示されました。
SGI製品マーケティング担当バイスプレジデントのビル・マンネルは、次のように述べています。「SGIは最大4万ノードのカスタマーインストレーション、個別Hadoopクラスターでは最大4000ノードの導入を何年にもわたって成功させてきました。今回のベンチマーク、成長を続ける当社のプレゼンス、Hadoopエコシステムにおける当社の役割は、当社が現在進めている取り組み、すなわち性能水準を高め、当社のお客さまに利益をもたらす関係を促進させるという取り組みを反映しています。お客さまは規模と複雑性を増すデータに伴う課題と日々格闘していますが、お客さまはSGIに信頼をお寄せいただくことで、当社の長年の経験に基づく完璧なHadoopソリューションを実現することができます。」
Hadoopは強力なオープンソースの破裂性技術として、巨大データを扱う際の経済性、柔軟性、拡張性という課題を解決するものです。Hadoopはフェイスブック、リンクトイン、ツイッターなどの大手ソーシャルメディア企業にとって、インフラの土台を形作っています。追随を許さない成長速度の“巨大データ”技術Hadoopは、今日の諸組織の26%においてデータセンターやクラウドで採用されています。
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