エナジー・ボールトがエナーベストから1.0 GWhのStoney Creek BESSを買収、ニューサウスウェールズ州のLTESA獲得に基づきプロジェクト開発を推進
エナジー・ボールトがエナーベストから1.0 GWhのStoney Creek BESSを買収、ニューサウスウェールズ州のLTESA獲得に基づきプロジェクト開発を推進
125MW/1,000MWhのStoney Creekバッテリー・エネルギー貯蔵システム(BESS)は、以前発表された14年間の長期エネルギー・サービス契約(LTESA)に基づいて支持されており、エナジー・ボールトのバランスシートに長期契約のエネルギー貯蔵資産を追加するとともに、予測可能な長期収益を確保
Stoney Creek BESSにより、エナジー・ボールトが東オーストラリアにて合計2.6GWh以上で進行中のエネルギー貯蔵プロジェクトを強化
カリフォルニア州、ウェストレイクビレッジ&オーストラリア、メルボルン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 持続可能なグリッド規模のエネルギー貯蔵ソリューション大手であるエナジー・ボールト・ホールディングス(NYSE:NRGV)(エナジー・ボールト)は、オーストラリアの主要開発企業であるエナーベスト・グループから、125MW / 1,000MWhのStoney Creekバッテリー・エネルギー貯蔵システム(BESS)を買収する契約を締結したことを発表しました。エナジー・ボールトとエナーベストは、今年後半の現地動員および建設準備活動に向け、プロジェクトの開発業務、市場統合、調達プロセスを進めています。
建設価値が2億2,000万米ドル(3億5,000万豪ドル)のStoney Creek BESSの買収は、エナジー・ボールトが拡大を続ける「所有・運営型」プロジェクトのポートフォリオに沿ったものです。これは、2024年5月の投資家・アナリスト向け説明会で説明が行われた同社のグローバル成長戦略を継続して成功裏に実行していることを示しています。最近の発表のとおり、Stoney Creek BESSは、ニューサウスウェールズ州(NSW)の長時間貯蔵に関するロードマップ入札ラウンド5で、オーストラリア・エネルギー市場運営機関(AEMO)サービスより14年間の長期エネルギー・サービス契約(LTESA)を獲得しました。これにより、長期的かつ経済的な収益を生み出し、高いキャッシュフローを確保します。
エナーベストとの提携において、Stoney Creek BESSは、8時間の送電可能なエネルギーを供給し、グリッドの安定性を強化し、ニューサウスウェールズ州における再生可能発電の統合を促進するよう設計されています。本プロジェクトの所有・運営の一環として、エナジー・ボールトはVaultOS™エネルギー管理システム(EMS)プラットフォームおよびB-Vault™システム・アーキテクチャを活用してプロジェクトの開発・統合を行い、性能最適化、市場参入、長期的な資産管理を実現します。この移行の一環として、エナーベストはプロジェクト開発サービスおよびステークホルダーとの連携を引き続き担当し、円滑な財務締結へ向けた進行を確実に行います。
「Stoney Creekの買収は、エナジー・ボールトにとってオーストラリアでの重要な節目であり、さらに、持続可能で長期的な収益と高いキャッシュフローを生み出すことを目的としたグローバルな『所有・運営型』成長戦略を加速させます」と、エナジー・ボールトの会長兼最高経営責任者(CEO)であるロバート・ピコーニは述べました。「エナーベストによって築かれた強固な基盤をもとに、私たちは今、LTESAの枠組みのもとでこの重要なプロジェクトを加速させ、グリッドのレジリエンスを強化し、オーストラリアのクリーンエネルギー転換を支援する長期貯蔵を実現しようとしています。エナジー・ボールトは、今後何年にもわたり、ニューサウスウェールズ州の電力市場や消費者へ長期的な利益を提供できることを楽しみにしています。」
エナーベスト・グループのCEOであるロス・ワービー氏は、次のように述べました。「Stoney Creek BESSの所有権がエナジー・ボールに移行できることを嬉しく思います。引き続き、エンド・ツー・エンドの開発サービスを提供し、財務締結に向けての円滑なプロセスを確立するとともに、エナジー・ボールトとともに北西スロープ地域での高品質なインフラ・プロジェクトを実現していきます。エナジー・ボールトとのパートナーシップは、このプロジェクトのLTESAを実行する上で非常に価値のあるものでした。オーストラリアのエネルギー未来の推進という私たちの使命の一環として、引き続き協力していくことを楽しみにしています。」
エナジー・ボールトは、エナーベストが築いてきたナラブライ・アボリジニ土地評議会(LALC)およびゴメロイ・コミュニティとの強固な関係を継続し、さらに強化することに尽力しています。また、LALCのメンバーや現地のステークホルダーとの構造的な対話を促進し、透明性、文化的価値への尊重、長期的な利益の共有に焦点を当てることに引き続き取り組んでいきます。エナジー・ボールトはまた、継続的な協力に感謝の意を表するとともに、これらの関係をさらに発展させることを楽しみにしています。
通常の締結条件に倣った今回の買収により、オーストラリアで発展しているエネルギー貯蔵分野におけるエナジー・ボールトの存在感が強化されます。また、既存の2.6GWhのポートフォリオを補完すると同時に、エネルギー貯蔵の大手プロバイダーである同社の、世界で最も急成長している再生可能エネルギー市場における地位もさらに強固なものにします。同社は最近ACENオーストラリアやビクトリア州政府所有の州電力委員会(SEC)との契約など、オーストラリア市場向けの一連の契約にかかる発表を行いました。
エナジー・ボールトについて
Energy Vault® (エナジー・ボールト)は、持続可能なエネルギー貯蔵のあり方を変革することを目的とし、ユーティリティ規模のエネルギー貯蔵ソリューションの開発、展開、運用を行っています。当社の包括的な提供内容には、独自のバッテリー、重力、グリーン水素を活用したエネルギー貯蔵技術が含まれており、さまざまな顧客のユースケースに対応し、安全で信頼性の高いエネルギーシステムのディスパッチおよび最適化を実現します。各貯蔵ソリューションは、当社の技術に依存しないエネルギー管理システムソフトウェアおよび統合プラットフォームによって支えられています。業界において独自性のあるエナジー・ボールトの革新的な技術ポートフォリオは、カスタマイズ可能な短時間・長時間・超長時間(複数日間)のエネルギー貯蔵ソリューションを提供し、公益事業者、独立系発電事業者、大規模産業エネルギーユーザーが、電力の信頼性を維持しながら平準化発電コスト(LCOE)を大幅に削減できるよう支援します。詳細は、 www.energyvault.com をご覧ください。
エナーベスト・グループについて
エナーベストは、オーストラリアが所有・運営するエネルギー開発およびサービス・グループであり、公益事業や多様なエネルギー資産の創出、開発、設計、建設、運営を行っています。
15年以上の業界経験を持ち、複雑なプロジェクトを提供した実績のある同社は、オーストラリアのエネルギー転換をリードすることに注力しています。多様化された貯蔵および(8.6ギガワット以上を開発中の)発電プロジェクトの大規模なポートフォリオと、成長を続ける業界の専門家チームを擁するエナーベストは、コミュニティと投資家がオーストラリアのエネルギーの未来を守るための支援を行っています。
エナーベストは、すべてのステークホルダーと先住民の人々に価値をもたらすプロジェクトを開発し、信頼性が高く、レジリエンスのある、未来志向の混合エネルギーを実現するために、共通のアプローチで協力することに取り組んでいます。
将来の見通しに関する記述
本プレスリリースには、特にStoney Creek BESSを含む当社の事業運営や財務パフォーマンスについて、現在の見解を反映した将来見通しに関する記述が含まれています。将来見通しに関する記述には、事業計画や戦略の説明を含む、将来の業績に関する予想や仮定についての情報が含まれます。これらの将来見通しに関する記述や予測は、当社の現在の期待、計画、仮定に基づいています。これらの記述には、「予想する」、「期待する」、「提案する」、「計画する」、「信じる」、「意図する」、「見込む」、「予測する」、「推定する」、「目標とする」、「想定する」、「~すべき」、「~できる」、「~する可能性がある」などの表現がよく含まれることが多々あります。これらは、業界での経験、過去の傾向、現在の状況、将来の予測される展開、およびその時点で適切と考えられるその他の要因を考慮して作成されています。これらの将来見通しに関する記述は、現在入手可能な情報をもとに、当社の信念、仮定、および将来の業績に対する期待に基づいています。また、これらの記述は、将来の出来事についての当社の現在の期待や予測に基づいた単なる予測にすぎません。これらの将来見通しに関する記述には重大なリスクや不確実性が含まれており、実際の結果、活動の水準、業績、または成果が、これらの記述で明示または示唆されたものと大きく異なる可能性があり、これには、Stoney Creek BESSプロジェクトの買収が完了しないリスク、戦略の変更、事業拡大計画の見直し、顧客機会の変化、将来の事業運営や財務状況の変動、予想収益や損失の変化、予測コストの増加、将来の見通しや計画の変更、受注や契約の確定性の不透明さ、受注残高や予約の変動、許認可の取得時期の不確実性、開発中のプロジェクトパイプラインの進捗が含まれ、将来の収益に影響を及ぼす可能性、拘束力のない基本合意書(LOI)や関心表明が、拘束力のある受注や販売に結びつく保証がないこと、当社製品の不具合やその他の失敗の可能性、事業モデルや成長戦略の実施、市場での受け入れおよび成功、ブランドや評判の構築・維持能力、当社の事業、競合他社、業界に関する動向や予測、およびエネルギー貯蔵システムの建設に必要な部品や原材料を、サプライヤーが適時に供給できるか否か、健康上の疫病が当社の事業に及ぼす影響や、それに対する当社の対応策、知的財産の保護を確保・維持する能力および他者の権利を侵害しないことに関する当社の期待、JOBS法の下で当社が新興成長企業である期間に関する期待、将来の資本要件および資金の調達・活用方法に関する見通し、当社の事業の国際的な性質および戦争やその他の敵対行為が当社の事業や世界市場に及ぼす影響、事業運営や将来の成長に必要な資金を調達する能力、2024年3月13日にSECに提出された2023年12月31日終了年度の年次報告書(Form 10-K)の「リスク要因」セクションで詳しく説明されている当社の事業、拡大計画、成長機会、およびその他の重要な要因などが含まれます。これらの要因は、その後のSECへの提出書類で随時更新される可能性があり、SECの公式ウェブサイト(www.sec.gov)で閲覧可能です。新たなリスクは随時発生するため、当社の経営陣がすべてのリスクを予測することは不可能であり、また、すべての要因が当社の事業に与える影響や、これらの要因が単独または組み合わさることで、当社の実際の業績が将来見通しに関する記述と大きく異なる要因となる可能性を完全に評価することもできません。本プレスリリースにおける将来見通しに関する記述は、本プレスリリースの発表日時点の情報に基づくものであり、本プレスリリースに含まれる注意喚起の記述によって全面的に制約されるものです。当社は、新たな情報や将来の進展、その他の要因により、将来見通しに関する記述を公開で更新または見直す義務を負いません。ただし、適用される法律により要求される場合を除きます。当社の将来見通しに関する記述には過度に依存しないようお願いいたします。
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