ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 建材ソリューションの大手であるCRH(NYSE:CRH)は、ルーマニアにある同社のメドジディアセメント工場に再生可能な電力を供給するため、新たな集合型風力発電所(ウィンドファーム)を建設しました。この施設はルーマニア国内初のウィンドファームで、セメント工場専用の電力を供給します。メドジディア工場で必要となる年間消費電力量の大部分を賄い、生産される製品のカーボンフットプリントを削減するとともに、ルーマニアのクリーンエネルギーへの転換にも貢献します。
CRHの最高サステナビリティ責任者のユーニス・ヒースは次のように述べています。「これはCRHにとって重要なクリーンエネルギープロジェクトであり、より強靭で持続可能な建造環境づくりを支援する当社のやり方の1つです。当社セメント工場の1つにウィンドファームを建設したことは、脱炭素化を進め、変わりつつある建設のニーズに応じてお客様により低炭素な建材ソリューションを提供する当社のコミットメントを示すものです」
CRHは、より低炭素な製品とソリューションの提供を支えるクリーンエネルギーへの投資を積極的に行っています。そして、現場における風力や太陽光などの再生可能エネルギーの利用を拡大し、再生可能な電力を自家発電することで、炭素の絶対排出量を2030年までに30%削減するという、業界トップクラスの目標の達成に向けて重要な一歩を踏み出しています。
このプロジェクトは2023年8月に開始され、現在ウィンドファームはフル稼働している状態です。タービン5基で構成され、総設備容量は約30MW、年間純生産量は80GWhと推定されています。この設備の稼働により、ルーマニア全体のエネルギー関連CO2排出量を4万トン削減することができる見通しです。
CRHについて
CRH(NYSE:CRH、LSE:CRH)は、世界の構築、接続、改善に資する建材ソリューションの大手です。世界28か国の約3,390の事業拠点でおよそ78,500人を雇用する同社は、北米と欧州の両市場でマーケットリーダーの地位を確立しています。交通機関や重要公共インフラのプロジェクト、複雑な非住宅建設やアウトドアリビングのソリューションに欠かすことのできないパートナーであるCRHが独自に提供する素材、製品、付加価値サービスは、より強靭で持続可能な建造環境の実現に役立っています。同社は、環境・社会・ガバナンス(ESG)の複数の格付機関から、セクターリーダーの格付けを受けています。また、フォーチュン500にランクインしているCRHの株式はニューヨーク証券取引所とロンドン証券取引所に上場されています。詳細は、www.crh.comをご覧ください。
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