米コロラド州グリーンウッド・ビレッジ、コネチカット州ニューヘイブン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 研究にフォーカスするバイオ医薬品会社であるアナンダ・ サイエンティフィックは、カンナビジオール(CBD)を使用する治験薬「Nantheia™ ATL5」をオピオイド使用障害(OUD)と慢性疼痛の併発の治療向けに評価するための臨床試験の開始を発表しました。これには、アナンダ独自の送達技術が活用され、デルタ-9-テトラヒドロカンナビノールが同時投与されます。(Clinical Trials.gov識別番号:NCT06544291)
この臨床試験はエール大学医学部で実施され、エール大学医学部の疼痛と依存症相互作用神経科学(PAIN)研究室の所長であり、入院精神科副主任である主任研究者ジョアン・P・デ・アキノ医学博士が主導します。この臨床試験の資金は国立薬物乱用研究所(NIDA)からの助成金によって賄われます。
この臨床試験の主な目的は、OUDおよび慢性疼痛を持つ人々の痛みと手がかり誘発性渇望の両方を軽減するためTHCと同時投与されるNantheia™ ATL5,の治療への有用性を評価することです。第2の目的は、THC用量の追加がNantheia™ ATL5(CBD)単独での効果を変化させるかどうかを特定することです。
これは、ランダム化二重盲検プラセボ対照クロスオーバー試験で、メサドンの安定用量を投与されている参加者を、THC(5mg、10mg、またはプラセボ)を含め、Nantheia™ ATL5(CBD 200mg、400mg、またはプラセボ)の単回投与を受けるように無作為に割り当てます。
デ・アキノ氏は、「私たちはアナンダと協力してこの治験を進められること楽しみにしています。低用量のTHCと同時投与されたCBDがどのように連携してOUDや慢性疼痛患者に利益をもたらすかを理解できれば、これらの衰弱性疾患の治療における大きな進歩につながる可能性があります」と述べています。
「私たちはデ・アキノ氏とイェール大学医学部と協力し、当社の治験薬Nantheia™ ATL5を行えることをうれしく思っています」とソハイル・R・ザイディ(アナンダ最高経営責任者)は述べています。「この臨床試験は、オピオイド中毒に焦点を当てた当社の臨床開発努力におけるさらに重要なステップです。依存性のない治療法は重要なアンメット メディカル ニーズなのです。」
NANTHEIA™ ATL5について
Nantheia™ ATL5は、カンナビジオールとアナンダ独自のLiquid Structure™送達技術を組み合わせた治験薬です。前臨床および初期臨床研究では、アナンダのLiquid Structure ™送達技術(イスラエル、エルサレムのライトロピック・デリバリー・システム(LDS)からのライセンス供与)がカンナビジオールの有効性、一貫性のある吸収、安定性を高めることが示されています。Nantheia™ ATL5は、ソフトジェル カプセル1つあたり100 mgのカンナビジオールを含む経口製剤です。
アナンダ・サイエンティフィックについて
アナンダ・サイエンティフィックは、神経精神医学の健康を変革し、生活を変える医薬品の開発に焦点を当て、研究に重点を置く大手バイオ医薬品企業です。同社は現在、PTSD、疼痛、不安、オピオイド使用障害、禁煙などの治療適応を評価する高度な臨床研究を実施しています。同社の特許取得済みの送達技術により、カンナビノイドと植物由来の化合物は生体利用効率が高く、水溶性で、安定した保管が可能です。アナンダ・サイエンティフィックは、患者の生活の質を向上させる効果的でプレミアム医薬品の製造に尽力しています。
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