ヒューストン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- シェブロン(NYSE:CVX)は、子会社であるシェブロン・オーストラリア・ニュー・ベンチャーズを通じて、西オーストラリア沖における「温室効果ガス(GHG)探査許可」を取得しました。当社は、この許可を取得したことにより、低炭素エネルギーの安全な提供のための戦略を推進するさらなる機会を得ることができます。
今回発行されたG-18-AP許可は、西オーストラリア州オンスロー沖の約8,467 km2の海域(海域の水深は50~1,100メートル)を対象としており、この地域は、シェブロンが運営するLNG資産からの排出物を含む第三者排出物の貯蔵ハブとして評価される予定です。
本許可は、シェブロンがオペレーターを務め、ウッドサイド・エナジーと共同で行うジョイント・ベンチャーが参加しています。シェブロンはこの許可に対して70%の参加持分を、ウッドサイドは30%の参加持分を保有します。また、シェブロンは、保有する許可の持分の5%を韓国のGSカルテックス(GSC)に譲渡することに合意しました。GSCのこの許可への参入は、規制当局の承認およびその他の事項を条件としています。
シェブロン・ニューエナジーズのCCUS(二酸化炭素回収・利用・貯留)&エマージング担当バイスプレジデントであるクリス・パワーズは、次のように述べています。「シェブロンとそのジョイント・ベンチャーパートナーは、オーストラリアにおけるCCSの評価、開発、導入を支援するための強力な資産、能力、そして顧客基盤を有しています。」
また、次のように付け加えました。「世界最大級の統合施設の一つである、シェブロン運営のゴーゴンCCSプロジェクトと、既存のGHG探査許可を組み合わせることで、新たな取得した許可は、シェブロンのオーストラリアにおけるCCS資産ポートフォリオを拡大する可能性を有しています。」
また、シェブロン・オーストラリアの常務取締役であるマーク・ハットフィールドは、「これらの機会は、当社の運営における炭素強度を低減させるだけでなく、お客様が自らの活動による排出量を削減または相殺する機会を提供することが期待されています」とコメントしました。
このブロック許可は、シェブロンが保有する他のG-9-AP、G-10-AP、G-11-AP許可と共に、既に1,000万トンのCO2を捕捉・貯留しているゴーゴンCCSプロジェクトの運営にも貢献します。
国際エネルギー機関(IEA)は、CCUSなしで世界的なネットゼロの達成は事実上不可能であると指摘しています。1
1 「2020年エネルギー技術展望」13ページ、二酸化炭素回収・利用・貯留における特別報告より
「ネットゼロの達成は、CCUSなしでは事実上不可能です。」
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シェブロンは、世界をリードする統合エネルギー企業の一つです。私たちは、手頃な価格で信頼性が高く、よりクリーンなエネルギーが、人類の進歩の実現に不可欠であると信じています。シェブロンは、原油と天然ガスを生産し、輸送用燃料、潤滑油、石油化学製品、添加剤を製造するとともに、当社の事業および業界を強化する技術を開発しています。私たちは、石油・ガス事業の拡大や運営における炭素強度の低減、そして、再生可能燃料、炭素回収・相殺、水素やその他の新興技術における低炭素ビジネスを拡大することを目指しています。シェブロンに関する詳細情報は、www.chevron.comにてご覧ください。
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