台南美術館で台南都市水域の再興に関する展覧会を開催

Using old newspapers as underlay, artist Lin Chien-chin creates his work layer upon layer by drawing maps of Tainan from different historical periods, displaying the relationship among mankind, land, and water that has shaped Tainan’s contemporary landscape. (Photo: Business Wire)

台湾、台南--()--(ビジネスワイヤ) -- 台南市政府文化局主催の展覧会「川から来た私たち:流域の千年・共に綴る文化」が、7月9日から10月13日まで、台南美術館二館で開催されます。国内外の50組のアーティストを集め、地元の市民、教師と生徒、文化人、非営利組織と協力して作り上げる本展は、台南市の400年にわたる水域都市の歴史を、写真、アニメーション、自然の素材を用いたアート作品、ARテクノロジーを通して紹介します。そして来場者に、生物多様性と人間の活動をめぐる課題について深く考えることを促します。

台南市政府文化局局長の謝仕淵によると、台湾の古都である台南は海に近く、地表にも地下にも多くの川が流れています。さらに、20世紀初頭のアジア最大の灌漑施設だった嘉南大圳の起点にも当たります。この地域の水と人間の複雑な相互作用は、人々の暮らしを形作り、独自の文化を育んできました。本展は台南の豊かな水の歴史と都市化を紹介し、人類がこれからの課題に対して、特に気候変動や持続可能な開発といった差し迫った課題に対して、どのように対応できるかを探るきっかけを与えます。

本展のプロジェクトディレクターでチーフキュレーターの龔卓軍によると、本展では「川から来た私たち」のアート作品やプロジェクトの探索に加えて、各階層の市民、小中学生、コミュニティ・カレッジ、NPO、世界の専門家、アーティスト(オランダ、マレーシア、日本、インドネシア)の協力による、探索、共同制作、共同マッピング、共創の対話、共生を通じた国際的なネットワークの構築に半分以上のエネルギーを注ぎます。目指すのは、400年に及ぶ台南の近代的な水域都市の経験から、一千年間にわたり多様な種が共に綴ってきた文化を振り返ることです。河川からもたらされた幾千もの生活環境の物語と経験を通じて、世界的な異常気象と人新世の生存環境に焦点を当て、行動志向かつ持続可能な特性を備えた文化芸術展を作り出します。

川から来た私たち:流域の千年・共に綴る文化
日程:2024年7月9日~10月13日
会場:台南美術館二館1階

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Contacts

Tainan City Government
Ma Chen-Han
hiuwanyei@gmail.com

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