タイ、ラヨーン--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- 7月4日、BYD（比亜迪）はタイ工場の落成と800万台目の新エネルギー車の生産を祝う記念式典を催しました。開催地であるラヨーン県（タイ）は、当社の世界的な拡大における2つの偉業の足跡が残る地です。この式典には、タイ国工業相のピムパッタラー・ウィチャイクン氏、駐タイ中国大使の韓志強氏、タイ投資委員会長官のナリット・テートサティーラサック氏に並び、BYD会長兼社長の王伝福とBYDグループのその他の上級役員が出席しました。
BYDは、年間15万台の生産能力を有するタイ工場をたった16か月で完工させました。この施設では、プレス加工、塗装、溶接、最終組立、自動車部品の生産までの工程一式が可能となっていて、1万人の雇用創出が見込まれています。式典では800万台目の新エネルギー車としてドルフィン・モデルが披露され、歴史的な瞬間となりました。
ピムパッタラー・ウィチャイクン工業相は、新エネルギー車部門に対するBYDの突出した貢献へ、高い賛辞を贈りました。「BYDは世界をリードする自動車メーカーであり、中国の新エネルギー車業界におけるパイオニアです。自社の最先端の生産技術を伴うタイ市場における投資は、このタイ国、ひいてはASEAN加盟国全体の新エネルギー車開発を推進するでしょう」
韓志強 駐タイ中国大使は、中国タイ両国間の親密不変の友好関係を強調しました。同氏は、グローバルな新エネルギー車業界の傑出した代表であるBYDが、タイ工場を完工し、800万台目の新エネルギー車をロールオフしたことを祝いました。この偉業は当社の重要な成果に足跡を残すだけでなく、中国タイ両国間の新エネルギー車分野における互恵関係のある協力において、新しい章を切り拓くものです。
式典では、両国政府、タイのお客様、パートナーの力強いサポートに対する感謝のスピーチが、王伝福によって行われました。同氏は、過去2年間で18か月間純電気自動車売上台数1位を達成した、タイ市場におけるBYDの成功を強調しました。今日では、タイで販売される電気自動車の3分の1がBYD製です。当社は、タイにおける純電気自動車とプラグイン・ハイブリッド・モデルの将来的なさらなるローンチを視野に入れています。
新エネルギー車分野で世界をリードする企業として、近年BYDはその海外におけるプレゼンスを急速に拡大しました。2023年度は対前年比337%の輸出拡大を達成し、輸出台数は24万3千台に到達しました。今年度上半期にはグローバル市場で新エネルギー車を160万7千台売り上げて対前年比28%増を達成し、当業界最大規模の企業としての地位を確固たるものにしました。このうち輸出車は20万3千台を超え、対前年比173.8%の成長を示しています。現時点で当社の新エネルギー車は、タイ、ブラジル、ハンガリー、ウズベキスタンの乗用車生産拠点を含む、世界中の地域にまたがる88か国に展開されています。
2021年5月に100万台目の新エネルギー車のロールオフを達成して以来、BYDは800万台目の新エネルギー車という素晴らしい偉業をたった3年で成し遂げました。今後、当社は最先端の技術と世界中のお客様の幅広いニーズを満たす革新的な製品群を活用し、グローバル市場におけるプレゼンスを引き続き拡大していきます。より多くの海外工場が稼働するようになるにつれ、当社のグローバルな生産能力は着実に強化され、新エネルギー車のグローバル市場におけるリーダーとしての地位がより確固たるものになります。
BYDについて
BYDは、より良い生活のために技術革新を活用することに取り組む多国籍ハイテク企業です。1995年に充電式バッテリーメーカーとして設立されたBYDは、自動車、鉄道輸送、新エネルギー、電子機器など多岐にわたる事業を展開しており、現在は中国、米国、カナダ、日本、ブラジル、ハンガリー、インドに30か所以上の工場団地を有しています。エネルギーの生成・貯蔵からその応用先まで、化石燃料への世界的な依存度を下げるゼロエミッション・エネルギー・ソリューションを提供することに専念しています。新エネルギー車事業は、6大陸の70を超える国と地域で、400を超える都市を網羅しています。香港と深圳で証券取引所に上場しており、環境に配慮した世界を追求するイノベーションを備えた「フォーチュングローバル500」企業として知られています。
BYD Autoについて
BYD Autoは、より良い生活のための技術革新を活用することを目指す多国籍ハイテク企業BYDの自動車専門子会社として、2003年に設立されました。BYD Autoは、世界の輸送セクターのグリーン化を加速させるために、純電気自動車とプラグイン・ハイブリッド車の開発に注力しています。バッテリー、電気モーター、電子制御装置など、新エネルギー車全体の産業チェーンにおけるコア技術を習得しており、近年では、ブレード・バッテリー、DM-iスーパー・ハイブリッド技術、eプラットフォーム3.0、CTB技術、e⁴プラットフォーム、BYD DiSusインテリジェント車両制御システム、DMOスーパー・ハイブリッド・システムなど、目覚ましい技術進歩を遂げています。BYD Autoは、EVシフトにおいて化石燃料自動車の生産を停止した世界初の自動車メーカーであり、中国での新エネルギー乗用車販売台数で11年連続トップを維持しています。
詳細については、www.byd.com をご覧ください。
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