パリサー・キャピタル、京成電鉄の第 181 回定時株主総会に株主提案を実施

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京成電鉄 取締役会への書簡

ロンドン--()--(ビジネスワイヤ) -- 京成電鉄株式会社(9009 JT)(以下「京成」)の第8位株主であり、同社普通株式を1.6%保有するパリサー・キャピタル(以下「パリサー」「当社」、本社:英ロンドン)は、本日、同社第 181 回定時株主総会に資本配分計画に焦点を当てた株主提案(以下、「本株主提案」)を提出しました。

京成が持つ本源的価値と市場評価には、大きな差異、あるいはバリュー・ギャップが継続的に存在し、この解消に向けて当社は、京成と約3年にわたり敬意をもって対話を続けてまいりました。昨年、当社は、バリュー・ギャップ解消を目指した3ステップ・プランを提案しました。詳細は、公開資料をご参照ください。

直近の自己株式買いとオリエンタルランド株式会社(以下、「OLC」)株式売却の取り組みは、正しい戦略的方向への転換として画期的な一歩でありながらも、株主の期待に対して十分とは言えず、これまで当社が提案してきた抜本的かつ持続的な変革には至っておりません。当社は、この数週間、京成とさまざまな選択肢について対話を重ねてまりましたが、本日、京成に対して正式な株主提案を行いました。

本株主提案は、勧告的決議であり、当社は取締役会に対して2024年12月31日までに資本配分計画を策定し、公表するように求めるものです:

  • 成長志向の投資戦略とバランスの取れた株主還元の計画
  • 2026 年 3 月 31 日までにOLC株の持分比率が 15% 未満になるよう、取締役会が適切と判断する方法での保有規模を更に削減するための計画

当社は、株主総会において法的拘束力のない勧告的決議という公正な投票の場を設けることは、個人を中心とする多様な京成株主の皆さまの声を確認することに繋がり、さらに、京成が有する真の価値を解き放ち、成長に向けて歩みだす必要な変化をもたらす最良の方法であると確信しています。

また、本決議は東京証券取引所や日本政府の政策テーマと一致する、よりオープンかつ透明性の高いガバナンスの好事例として評価を得られることにも繋がるものと強く信じております

当社は、京成の取締役会宛の公開書簡において、本株主の提案の背景、目標、およびメリットについて詳細に説明しました。その上で、当社の提案が、京成の来る株主総会の議案として含まれるように取締役会の確認を求めており、2024年4月26日の午後6時までに取締役会からの回答を要請しています。

Palliser Capitalについて

パリサー・キャピタルはロンドンを拠点とするグローバル・マルチ・ストラテジー・ファンドです。当社はバリュー志向の投資哲学を有し、幅広い資本構成の投資を手掛けています。当社は特に、企業及びその様々なステークホルダーとの建設的かつ相手を尊重する長期的なエンゲージメントによって、企業のポジティブな変化および企業価値向上を実現可能な投資機会に注力しています。パリサー・キャピタルは京成電鉄株式会社の第8位株主であり、同社の発行済み株式1.6%を保有しています。

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メディア問い合わせ先:
株式会社KRIK(広報代理)
越田:070-8793-3990
杉山:070-8793-3989

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