カリフォルニア州サニーベール--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 加齢関連の疾患を引き起こす老化細胞を標的としたファースト・イン・クラスの治療法開発に取り組むバイオ医薬品企業のルべド・ライフ・サイエンシズは、4,000万ドルのシリーズA資金調達ラウンドを完了したことを発表しました。このラウンドは、コスラ・ベンチャーズとアーレン・イノベーション・キャピタルが主導し、ヘボリューション、R42、モディー・ベンチャーズ、セリゴ・インベストメンツ、シャンダ・グループ、リファクター・キャピタル、LongeVC、イタリアン・エンジェルズ・フォー・グロース(IAG)、およびその他の投資企業が参加しました。
この資金は、同社の慢性アトピー性皮膚炎および慢性乾癬のリード候補薬であるRLS-1496を前進させるために使用され、今後、第1相試験へと移行する予定です。また、ルベドは特発性肺線維症(IPF)といった、アンメット・メディカル・ニーズが大きい肺疾患において、老化細胞を選択的に標的とする新たな治療法を開発しており、昨年にはCIRMからの多額の補助金を受けたプログラムに取り組んでいます。
ルベド・ライフ・サイエンシズの最高経営責任者兼共同設立者であるマルコ・クアルタは、「我々は、コスラ・ベンチャーズとアーレン・イノベーション・キャピタルが共同で主導した最高レベルの共同事業の支援を受けることができ、大変うれしく思っています。この多額の資金調達により、当社の初の臨床候補薬を人体実験へと進めることができます」と述べています。
コスラ・ベンチャーズのパートナー、アレックス・モーガン氏は「人々が長生きするにつれ、生活の質の向上は極めて重要な課題となります」と述べて、「ルベドは、加齢関連の疾患を引き起こす老化細胞を標的としています。この初の臨床試験により、より良い健康寿命の達成にさらに一歩近づくことができるのです」と語っています。
アーレン・イノベーション・キャピタルの創業者兼ゼネラル・パートナーであるアリス・ニューカム・エリス氏は、「我々の使命は、世界をより良い方向に変え、大規模な市場に貢献する変革的な企業に投資することです」と述べて、「我々は、老化細胞を標的とするルベドの革新的アプローチが、加齢関連の慢性的な治療法の開発に向けた素晴らしい一歩であり、バイオテクノロジーを処置から予防または疾患の回復へと前進させると信じています」と話しています。
ルベド・ライフ・サイエンシズの最高業務責任者であるアリ・シアムは、「投資企業がルベドにもたらす多大な経験と資本により、当社はプログラムを迅速に進めることができるでしょう」と述べて、「ルベドが次の成長段階に移行する上で、こうしたリーダー企業の臨床開発における豊富な経験は非常に価値のあるものとなるため、一緒に活動できることを楽しみにしています」と語っています。
ルベドのAlembic™創薬プラットフォームは、生物学的老化の進行を促進するさまざまな種類の老化細胞などの病的細胞を選択的に標的とする治療薬の開発へ向け、特定の創薬可能な標的の同定を可能にしています。老化とは、細胞が老いるプロセスを指し、これは永久に分裂を停止するものの死ぬことはありません。どんな細胞も老化細胞になる可能性があります。時間が経つにつれて、大量の老化細胞が体中の組織に蓄積し、病理学的因子を放出します。こうした老化細胞が臨界質量に達すると、線維症や組織変性につながる慢性的な炎症や損傷を引き起こし、多くの加齢関連の疾患を促進することになります。
ルベド・ライフ・サイエンシズについて
ルベド・ライフ・サイエンシズは、慢性的な加齢関連の疾患を促進する細胞を標的とするよう工学的に設計された革新的治療薬の幅広いポートフォリオを開発するバイオ医薬品企業です。独自のALEMBIC™創薬プラットフォームにより、肺疾患、皮膚疾患、腫瘍疾患、神経変性疾患、線維症、およびその他の慢性疾患の進行において大きな影響を及ぼしているさまざまな種類の老化細胞を選択的に標的とするよう設計された、ファースト・イン・クラスの新規小分子を生み出しています。ルベドのリーダーシップ・チームは、化学、技術、ライフ・サイエンスにおける業界リーダーや先駆者たちで構成されており、大手製薬企業や大手バイオテクノロジー企業で培った医薬品開発・商品化の専門知識を有しています。当社はカリフォルニア州サニーベールに拠点を置いています。詳細については、www.rubedolife.comをご覧ください。
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