ワシントン--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- 世界のエネルギーおよびインフラの大手機関投資家のEIGが設立し、同社傘下の世界的な液化天然ガス（LNG）会社であるミッドオーシャン・エネルギー（ミッドオーシャン）は、三菱商事による戦略的投資を発表しました。三菱商事による出資が、高品質を実現する多角的かつ世界的な統合型LNG「専業」企業を目指すというミッドオーシャンの戦略を後押しすることになります。
三菱商事は50年以上にわたりLNG分野において積極的に活動しており、8カ国で12のプロジェクトに投資しています。両社のLNGに対するコミットメントと、エネルギー転換の実現に向け重要な役割を担っていることが、今回の提携により明確に示されています。三菱商事は、カーボンニュートラル社会の実現に向けた事業展開を目指すとともに、安定的なエネルギー供給という責任を果たし、日々進化するお客様のニーズに応えていきます。
今回の投資によりミッドオーシャンの優良な投資家基盤がさらに強化され、2022年後半の設立以来、同社の勢いは加速しています。ミッドオーシャンはこのほど、東京ガスが保有するオーストラリアのLNGプロジェクト・ポートフォリオについて、買収を完了したと発表しています。
ミッドオーシャン・エネルギーの最高経営責任者（CEO）であるデ・ラ・レイ・ベンターは次のように述べています。「三菱商事がミッドオーシャン・エネルギーのアンカー投資家として参画することを大変嬉しく思います。三菱商事は世界のLNG産業のパイオニアであり、その専門知識と先見の明により、貴重な機会を着実に掘り起こしてきました。LNG市場の強固なファンダメンタルズと、投資家のためにLNGで競争力のある長期的な成長基盤を構築するというミッドオーシャンの戦略が、今回の三菱商事による投資に繋がりました。」
EIGの会長兼最高経営責任者（CEO）であるR・ブレア・トーマスは次のように述べています。「三菱商事のような業界の有力企業を今回アンカー投資家および戦略的パートナーとして迎えることは、ミッドオーシャンを大規模で世界的なLNG専業企業に成長させる後押しとなります。世界的なエネルギー転換のニーズにより、LNG需要は世界中で急速に拡大しています。当社は投資家やパートナーとともに、今後この魅力的で重要な機会を捕捉していくことを楽しみにしています。」
EIGについて
EIGは世界のエネルギーおよびインフラ分野で機関投資を行う大手企業で、2023年12月31日現在、229億ドルを管理しています。エネルギーおよびエネルギー関連インフラに対する世界規模の民間投資を専門としています。41年の歴史の中で、6大陸42か国における405のプロジェクトまたは企業に471億ドルを投じてきました。お客様には米国、アジア、ヨーロッパの年金制度、保険会社、基金、財団、政府系投資ファンドの大手が多く含まれます。EIGはワシントンDCに本社を置き、ヒューストン、ロンドン、シドニー、リオデジャネイロ、香港、ソウルにオフィスを構えています。
ミッドオーシャン・エネルギーについて
EIGによって設立され、その傘下であるLNG会社ミッドオーシャン・エネルギーは、多様で回復力があり、コストと炭素の競争力のある世界的なLNGポートフォリオの構築を目指しています。 これは、エネルギー転換の重要なイネーブラーとしてのLNGに対するEIGの信念と、地政学的に戦略的なエネルギー資源としてのLNGの重要性の高まりを反映しています。 ミッドオーシャン・エネルギー社長であるデラレイ・ベンターは、業界26年のベテランであり、シェルのLNG部門グローバル責任者など、さまざまな上級管理職を歴任しています。
詳細は、EIGのウェブサイト www.eigpartners.com またはミッドオーシャン・エネルギーのウェブサイト www.midoceanenergy.com.
三菱商事について
三菱商事は、様々な業界にわたって幅広い事業を運営し、8つの事業グループ（環境エネルギー、資材ソリューション、鉱物資源、都市開発・インフラ、モビリティ、食品産業、スマートライフ・クリエーション、電力ソリューション）を統括しています 。
詳細については、三菱商事のウェブサイトwww.mitsubishicorp.com/jp/en/をご覧ください。
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