カリフォルニア州サンタクララ--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- 信頼される生成AIプラットフォームとLLM（大規模言語モデル）を構築するVectaraが、最新モジュールとなる「Vectaraチャット」を発表しました。企業が生成AIプラットフォームを利用して高度なチャットボット・システムを作る支援となるよう設計されています。大企業の80%が2026年までに生成AIを搭載したアプリケーションを持つようになると予測されていることから、Vectaraチャットでは開発者、プロダクト・マネージャー、新興企業のチャットボット開発を楽にする強力なツールセットを提供します。
Vectaraチャットは、ドメイン固有データを使って独自のチャットボットを構築する企業を対象としたエンドツーエンドのソリューションで、オープンソースのトレーニング・データに起因するバイアスを最小化します。ユーザーがプラットフォームやサービスをいくつも駆使しなくてはならない既存の製品とは異なり、Vectaraチャットは要約の元となる情報源についての透明性とインサイトを提供することで、効率とコントロールを損なうことなくシームレスな体験をもたらします。
Vectaraチャットの主な特徴
- ユーザー・エクスペリエンスの向上：ユーザーは、チャット履歴からすべての文脈を把握した上での進歩的な会話をすることができます。管理者はスレッド内にある以前のメッセージを簡単に参照できるので、説明し直す必要がなくなります。この特徴によって会話体験がより自然かつダイナミックになり、従来の検索や要約エンジンとは一線を画します。
- 開発プロセスの合理化：Vectaraチャットを使う開発者が、ホワイトラベルUIチャットのウィジェット・フレームワークを構築・テストできるようになりました。このフレームワークはほんの数行のJavascriptとHTMLでデプロイできるので、機械学習に関する大量の専門知識がなくても効率よくチャットボットを開発できます。
- ユーザー・トレンドのインサイト：管理者はユーザーのトレンドを分析することで、ユーザー行動に関する貴重なインサイトも得ることができます。このデータ主導のアプローチにより、全体的なユーザー・エクスペリエンスを向上できるような追加の製品やウェブページ、FAQを作る機会を簡単に洗い出します。
Vectaraのプロダクト責任者を務めるシェーン・コネリーは次のように述べています。「メッセージ履歴の参照やUIチャット・ウィジェット・フレームワークの開発、ユーザー・トレンドの閲覧といったVectaraチャットの中核機能が示すのは、開発者とビルダーに包括的なツールキットを提供することへの当社の決意です。目標はユーザーフレンドリーで効率的なチャットボット開発を保証し、対話型AIのさまざまなユースケースに応えることです。」
Vectaraチャットではプライバシー優先のアプローチを採用しています。回答履歴を記録するかどうかのコントロールはユーザーが持ち、デフォルトの設定はオフになっています。加えて、Vectaraはシステムに保存されている回答の文脈にはアクセスしないので、ユーザーにとって安全でプライベートな環境を作り出します。
共同創業者で最高アーキテクトのTallat Shafaatは次のように述べています。「当社はVectaraチャットによってチャットボット開発の状況を再定義しているところです。シームレスで効率的、そしてプライバシーを重視したソリューションを提供する取り組みには、AI時代の企業を支援することにかける当社の熱意が表れています。」
チャットボット業界は2025年に12億5,000万ドルに到達すると予想されています。過去10年にわたる大幅増加は生成AIによって推進されました。対話型AIの開発分野において、Vectaraチャットは重大な節目を表しています。開発者に包括的なソリューションを提供することで、急速に進化するAI分野で競争力を求める組織の頼れる選択肢としてその地位を確保し、コーディング知識があまりないお客様やパートナー企業が自社のために透明性のある正確なLLMを開発できるようにします。
Vectaraについて
Vectaraはエンドツーエンドのプラットフォームです。製品ビルダーがアプリケーションに強力な生成AIの機能を組み込んで驚異的な成果を上げる後押しをします。確固としたハイブリッド検索コアを基盤に、安全で堅牢、そして信頼できるエントリー・ポイントを通して最短で回答を手に入れたり、行動を起こしたりできるようにします。Vectaraはプラットフォームの強力な機能への完全アクセスを付与する活用が容易なAPIを利用して、プロダクト・マネージャーや開発者のために構築されています。Vectaraの検索拡張（基盤）生成により、企業はベスト・イン・クラスの対話型AIと質疑応答をアプリケーションに統合する際、速さ、安全性、低価格、ゼロショットの精度を期待できます。当社がお客様のデータでモデルのトレーニングを行うことはないので、企業はデータやプライバシーを侵害する危険を冒さず生成AI機能を組み込むことができます。Vectaraの詳細はwww.vectara.comでご覧ください。
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