上海--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ベリシリコン(688521.SH) は、「イメージ・シグナル・プロセッサ(ISP)IP ISP8000L-FS」と「ビデオ・プロセッサ・ユニット(VPU)IP VC8000E」が、イスラエルのAIチップメーカーであるヘイロの高性能AIビジョン・プロセッサ「Hailo-15TM」を強化するために採用されたことを発表しました。このIPでヘイロの革新的なAIソリューションを効率よく幅広いアプリケーションに実装できると同時に、ソリューションの市場投入を迅速化し、エンジニアリングコストを削減できます。
ベリシリコンのISP8000L-FS IPは専用のハードウェア安全機構を備え、先進的で高性能なカメラベースのアプリケーション用に設計されており、機能安全規格であるIEC 61508およびISO 26262に準拠しているため、安全性が不可欠な工業や自動車用アプリケーションに最適です。HDR(ハイダイナミックレンジ)処理と2D・3Dノイズリダクション技術をサポートし、4K@60fpsのシングル・カメラまたは4K@30fpsのデュアル・カメラによる高品質で信頼性の高いビデオ処理能力を備えています。
ビデオエンコーダ処理ユニットVC8000Eには複数のビデオをストリームできるコンパクトなストレージがあり、後で再生したり機械学習に使用したりできます。選択可能なビデオフォーマットおよびカラービット深度、そしてユーザーが制御するエンコーディング・パラメーターにより、多様なシナリオに合わせた最適なビデオ・エンコーディングがかないます。
ヘイロのビジョン・プロセッサ製品担当ディレクターであるオリ・カッツは次のように述べています。「ベリシリコンのISP IPと高効率ビデオ・エンコーダIPの統合により、当社のAIビジョン・プロセッサが、監視および工業用アプリケーションをよりスマート、安全で、信頼でき、精度が高いものにする準備が整いました。」
ベリシリコンのエグゼクティブ・バイス・プレジデント兼IP部門GMであるウェイジン・ダイは次のように述べています。「監視カメラ市場では苛烈な競争が繰り広げられており、高い効率性と特定の機能が求められます。ベリシリコンの強力で柔軟なIPソリューションは、低レイテンシー、低パワー消費、DDR削減などの課題に効率的に対処するよう設計されています。ヘイロと協力し、長期的なパートナーシップのもと、急成長するAI監視カメラ市場や他の産業分野を強化できることを非常にうれしく思います。」
ヘイロについて
AIに重点を置くチップメーカーであるヘイロは、エッジデバイスでデータセンター級の性能を実現するAI専用プロセッサを開発しています。従来のコンピューター・アーキテクチャの再考から生まれたヘイロのプロセッサにより、スマート・デバイスは最小限の消費電力、サイズ、コストで、物体の検出やセグメンテーションなどの高度なディープラーニング作業をリアルタイムで実行できます。当社のプロセッサは、多数のスマートマシンやデバイスに適合するように設計されており、自動車、セキュリティー、インダストリー4.0、小売業など様々な分野に影響を与えています。詳細情報は、https://hailo.aiでご覧ください。
ベリシリコンについて
ベリシリコンは、プラットフォームベースの包括的な自己完結型カスタム・シリコン・サービスと、自社の半導体IPを活用した半導体IPライセンス供与サービスをお客様に提供することに尽力しています。詳細情報は、www.verisilicon.comでご覧ください。
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