ノースカロライナ州ローリー--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- レノボはサステナビリティへの取り組みの一環として、炭素排出量に配慮する法人顧客を支援するために「炭素輸送サービス」を提供しています。当社独自のこのサービスは、企業がITデバイスを空輸する際により炭素負荷の少ない選択肢となります。低炭素輸送サービスを利用する顧客は持続可能な航空燃料(SAF)のクレジットを購入し、結果として生じる排出削減量をITデバイス購入によるものと見なすことができます。これにより、二酸化炭素の排出を最低70%削減します1。
従来のジェット燃料よりもクリーンな代替燃料であるSAF2には貨物空輸の二酸化炭素排出を削減する潜在力があり、組織がスコープ3の排出目標を達成できるよう後押しします。温室効果ガス(GHG)プロトコルでは、平均的な企業の合計排出量の70%を占めるスコープ3排出3を、製品の購入や廃棄などに関連して企業外で発生するものと定義しています。スコープ3排出量を正確に測定している組織は10%未満4ですが、レノボの低炭素輸送サービスは、空輸による炭素排出を削減する具体的な方法を顧客に提供します。顧客には、スコープ3目標に関するレポートで使用できる排出削減量の証明書が発行され、プロセス全体の透明性を高めることができます。
レノボのグローバル・サステナビリティ・サービス担当エグゼクティブ・ディレクターであるクラウディア・コントレラスは、次のように述べています。「当社は低炭素輸送サービスをはじめとするイノベーションを通して、技術バリューチェーンのより深いところにまでサステナビリティを浸透させています。そうすることで、お客様がより持続可能性の高いIT意思決定を行う道が開けます。私たちが約束するのは当社のネットゼロ目標だけではありません。ネットゼロは持続可能な選択の集合体として実現します。信頼されるビジネスパートナー、ソリューションプロバイダーとして、デジタル変革とサステナビリティの両面からお客様の成功を支援できることは、私たちの喜びです。」
北米、EMEA(欧州・中東・アフリカ)、アジア太平洋地域の法人顧客には、デバイス購入に低炭素輸送サービスを追加する選択肢があります。レノボではサービス主導の変革の一環として、顧客のサステナビリティ目標達成を支援するソリューションの提供により継続的にイノベーションを行っています。新たな低炭素輸送サービスのほかにも、レノボCO2オフセット・サービスや機器買取サービスなどサステナビリティを対象としたサービスによって、顧客が気候変動対策の目標を達成し、より循環的で責任あるITプラクティスを実践できるようにします。
低炭素輸送サービスはレノボのソリューションズ・アンド・サービシズ・グループ(SSG)が提供する最新のサービスです。SSGではパソコン、インフラ、スマートバーティカル全般でサポート、マネージド、プロジェクト、ソリューションといったレノボの全ITソリューションとサービスを1つに集約しています。180市場の2万人を超える技術者からなるネットワークを持つSSGは、顧客の競争力を高める実践的なイノベーションの提供を通して、グローバルおよびローカル規模で顧客のビジネス変革を支援します。レノボの「TruScale」の顧客は、必要なサービスだけを「サブスクリプション」ベースで導入し、無駄を省くことができます。
レノボのサステナビリティ・ソリューションについての詳細:https://techtoday.lenovo.com/us/en/sustainability-solutions
レノボについて
レノボ(HKSE:992)(ADR:LNVGY)は、620億米ドルの売上高を誇る強力な世界的テクノロジー企業です。フォーチュン・グローバル500の第217位にランクインしており、世界中に77,000人の従業員を擁し、180の市場で毎日数百万人のお客様にサービスを提供しています。レノボは「すべての人にもっとスマートなテクノロジーを」という大胆なビジョンを掲げ、世界最大のパソコン企業としての成功を基盤に、サーバー、ストレージ、モバイル、ソフトウエア、ソリューション、サービスなど、「新しいIT」技術(クライアント、エッジ、クラウド、ネットワーク、インテリジェンス)の進歩を促進する成長分野へさらなる進出を図っています。レノボの世界を変えるイノベーションによるこの変革は、あらゆる場所で、すべての人にとって、より包括的で、信頼でき、よりスマートな未来を築いていきます。詳しくは、https://www.lenovo.comをご覧ください。最新情報は、当社のストーリーハブでご覧になれます。
1廃棄物や残留脂質、低ILUC荒廃地の油糧種子樹木、輪作油種植物のカバークロップなど、SAFで使用される原料に基づく化石由来のジェット燃料に対するLCA温室効果ガス削減率の概算比率。間接的なCO2排出削減効果は、持続可能な航空燃料クレジットの購入を通じて得られる。
2 https://www.icao.int/environmental-protection/pages/SAF.aspx
3 https://www.bloomberg.com/professional/blog/closing-the-scope-3-ghg-emissions-data-gap-2/
4 https://www.bcg.com(ボストン・コンサルティング・グループ)。https://www.terrascope.com/blog/overcoming-challenges-in-understanding-and-quantifying-scope-3-emissions-for-large-enterprises参照。
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