フランス・グルノーブル--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 創業3年目のBeFCは、シリーズAラウンドで1600万ユーロの調達に成功しました。今回の資金調達では、アボルタ・パートナーズが単独ファイナンシャル・アドバイザーとしてサポート役を務め、オティアム・キャピタルが新たなリードインベスターとなっています。過去には、デメター、BNPパリバ・デベロップメント、スーパーノバ・インベストなどの投資家が密接な関与を続けてきました。
「この度当社はBeFCに投資することを発表します。投資した理由は、同社の大いなる将来性を確信したためです。同社の革新的なイノベーションは使い捨て電池が抱える課題の解決策となる可能性があります。これまでにあげた特筆すべき実績を見ても、明確なビジョンに基づき時代を変える変化を推進する起業家の支援という当社のDNAとぴったり一致します。今回の投資により、有望な産業プロジェクトに対する当社の関心はさらに深まります。昨年投資を開始してから確約済みの投資額は既に4000万ユーロを超えています」 – オプティマム・キャピタルパートナー、ピエール・メナード氏。
BeFCのエネルギーはインプランタブル技術から着想を得たもので、生体触媒を使用して天然バイオ燃料(ブドウ糖と酸素)を電気に転換して生成されます。
持続可能な紙ベースのバイオ燃料電池と環境に優しいマイクロエレクトロニクスを提供することで、電池のマイナス面を解消し、データを用いた機会を提供します。データは私たちが日常生活において、客観的で信頼のおける情報を証拠として決断を下すのに役立ちます。BeFCの製品とサービスは、産業ロジスティックスから人の健康まで、アクティブセンシングプラットフォームを使用するデジタルインターフェイスの導入を促進し、サプライチェーンの保護、ワークロードの最適化、安全強化に役立ちます。導入によりコスト削減と環境への影響軽減を同時に達成することができます。
「今回の多額の資金調達ラウンドはBeFCが産業化という次のステップを踏み出すうえで極めて重要です。オプティマム・キャピタルという商業・技術分野での有力投資家をリード・インベスターに迎えると同時に、デメター、BNPパリバ・デベロップメント、スーパーノバ・インベストからも引き続き支援を受けることができ、感謝しています」 – BeFC最高経営責任者(CEO)兼共同創業者ジュール・ハモンド(博士)。
BeFCは、2020年に300万ユーロのシードラウンドを実施し、フランス公営投資銀行であるBpifranceとフランス環境エネルギー管理庁(ADEME)による非希薄(既存持分割合が変動しない)タイプの財務支援を受けました。これら資金は、フランス国内でのパイロット生産施設の建築、IPポートフォリオの拡充(30特許以上と5倍増)、有望な人材の獲得、多様な業種でのユースケースの発表に結実しました。2020年5月の設立以降、多岐にわたる市場セグメントの大手企業と10件以上の共同開発契約(JDA)を締結しています。契約相手には、Fortune 500、FTSE 100の構成企業やナスダック上場企業も含まれます。
今回のシリーズAラウンドにより、戦略強化を図り、大量生産に向けた成長軌道を追求することで、低コストで環境への影響が小さいエレクトロニクスを提供するという目標達成が可能になります。インクベースのシステムから処理能力の高い印刷技術に移行し、2024年末までに、日産量100万ユニットの到達を目指します。
BeFCはリソースを顧客エンゲージメントの向上、および自社パフォーマンスと長期的利益に叶う新市場セグメントの開拓に利用します。45人のメンバーから成る経験豊富なチームを擁し、北米からアジアに至る国際的な自社技術の展開を目標に、今後は経験豊富な各業界のディスラプターとともにチームの強化を図る予定です。
動画:https://www.youtube.com/watch?v=Y9XeVs7TFXo&t=4s
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