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エンビバ、REDIIIでの合意と100%再生可能というバイオマスへの認識継続を歓迎

米メリーランド州ベセスダ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- エンビバ(NYSE:EVA)(「エンビバ」、「私たち」、「当社」)は、再生可能エネルギー指令III(「REDIII」または「指令」)に関する欧州連合のトリローグ交渉が合意で終了したという本日のニュースを歓迎し、EUにおいて木質バイオマスが引き続き再生可能エネルギー源として認められることをうれしく思います。

また、合意の最終的な文言はまだ公開されていませんが、この合意では一次木質バイオマスが持続可能性の基準を満たしていれば、100%再生可能と見なされてEU排出権取引制度(EU ETS)でゼロ・カウントとされ、「一次木質バイオマス」に制限は課されないと当社では理解しており、心強く感じています。エンビバは、持続可能な方法で調達した木質バイオマスの世界有数の生産者として最新の持続可能性基準をすべて満たすことができると確信しており、それによって当社のお客さまは地球規模の気候目標の達成に継続的に重要な貢献ができるでしょう。

本日の合意には、次の内容も含まれると予想されています。すでに補助金を受けている発電専用プラントへの補助金が継続されるという保証(つまり、エンビバの既存のオフテイク契約は影響を受けないと予想されます)。Bioenergy Energy Carbon Capture and Storage(BECCS)を使用している発電専用施設への財政支援が引き続き利用可能であること(これはネットゼロを達成するための極めて重要な技術であり、欧州の多くの発電事業者にとって重要な焦点です)。木質バイオマスの他のすべての最終用途に対する財政支援を利用できること(熱と電力の組み合わせ、排出削減が困難な産業、バイオ燃料におけるエンビバの継続的成長にとってさらなる追い風となるはずです)。

エンビバのトーマス・メス社長兼最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「本日のREDIII合意は18カ月間のプロセスが終了する前の最後の大きなステップであり、環境にとって好ましい結論に達しようとしています。今後数週間は何らかの憶測も出てくるでしょうが、これまでに受け取った情報に基づけば、最終的な文言は、当社の事業がEUによるネットゼロ達成プロセスへのサポートを継続できる内容となり、特に現在の高額な炭素価格を考えれば、エンビバの成長プラットフォームを強化することになると、強く確信しています。気候変動に関する政府間パネル(IPCC)をはじめとする信頼できる科学組織がバイオエネルギーは地球規模の気候目標の達成に不可欠であることを示しており、私は、このことがREDIIIでの合意で認められて反映されたと耳にしてうれしく思っています。」

エンビバは、この指令の合意の最終的な文言が公開されるまでに数週間かかると予想しており、いずれ利害関係者と詳細情報を共有できるようになることを楽しみにしています。次のステップは、法律化を前に、この合意が理事会と議会によって正式承認されることです。

エンビバについて

エンビバ(NYSE:EVA)は、再生可能・持続可能なエネルギー源である産業用木質ペレットの世界最大の生産会社であり、天然資源である木質繊維を集積して輸送可能な形態である木質ペレットに加工しています。エンビバは、バージニア州、ノースカロライナ州、サウスカロライナ州、ジョージア州、フロリダ州、ミシシッピ州に10軒の工場を所有・運営しており、これらの工場は合計で年間約620万トンの生産能力を有しています。また、アラバマ州エペスに11番目の工場を建設中です。さらに、ミシシッピ州ボンド近郊で12番目の工場の着工を計画しています。エンビバはこの木質ペレットの大部分を、主に英国、欧州連合、日本の信用ある顧客企業との長期的なテイク・オア・ペイ方式のオフテイク契約により販売し、エネルギー移行の加速を助け、鉄鋼、セメント、石灰、化学品、航空などの緩和困難なセクターの脱化石燃料に貢献しています。エンビバは、バージニア州チェサピーク港、ノースカロライナ州ウィルミントン港、ミシシッピ州パスカゴーラ港にある自社深水海上ターミナルや、ジョージア州サバンナ、アラバマ州モービル、フロリダ州パナマシティにある他社の深水海上ターミナルから木質ペレットを世界各地の市場に輸出しています。

エンビバの詳細については、当社のウェブサイト(www.envivabiomass.com)をご覧ください。ソーシャルメディア(@Enviva)で当社をフォローしてください。

将来見通しに関する記述についての注意事項

本リリースに含まれる情報およびこれに関連して行われた口頭陳述には、1933年証券法第27A条(改正を含む)および1934年証券取引所法第21E条(改正を含む)の意味における「将来見通しに関する記述」が含まれています。本書に含まれるすべての記述は、現在または過去の事実に関する記述を除き、将来見通しに関する記述です。これらの将来見通しに関する記述は、将来の事象に関する経営陣の現在の予想と仮定に基づくものであり、将来の事象の結果に関して現在入手可能な情報に基づいています。適用法で別途義務付けられている場合を除き、エンビバは、本リリースの日付以降の出来事や状況を反映するために、将来見通しに関する記述(そのすべてに、この項の記述が明示的に適用されます)を改訂または更新する義務を否認します。エンビバは、これらの将来見通しに関する記述がリスクと不確実性を伴うものであることを警告します。そのほとんどは予測が困難であり、その多くはエンビバの管理の及ばないものです。

実際の結果と計画は、将来見通しに関する記述で明示されたものと大きく異なるものになる可能性があります。これらに関する詳細、およびエンビバの期待と予測に影響を及ぼす可能性のある他の要因に関する追加情報は、エンビバのSECへの定期的な提出物に記載されています。エンビバのSECへの提出物は、SECのウェブサイト(www.sec.gov)で公開されています。

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