トレーサーがマッド・パワー・テクノロジーズを買収し、欧州での事業拡大の基盤に

買収により、欧州全域での顧客サポートを拡大し、ポルトガルのマデイラ島にAIとデータサイエンスの中核的研究拠点を設立

ソルトレークシティー--()--(ビジネスワイヤ) -- ブランド保護とブランド成功のリーダー企業であるトレーサーは本日、マッド・パワー・テクノロジーズを買収したことを発表しました。マッド・パワーは、データ取得とモデリング、データ・エンジニアリングと高度な分析、およびクラウドベースのアプリケーション配信の専門知識を有し、AIと機械学習サービスを提供する会社です。ポルトガルのマデイラ島を拠点とするマッド・パワー・テクノロジーズは、トレーサーのAIとデータサイエンスのグローバルな中核的研究拠点となり、トレーサーの欧州での事業を拡大し、欧州全域での顧客サポートを加速させます。

トレーサーのリック・ファーネル最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「デジタル詐欺、ブランドの不正使用、フィッシングは、あらゆる地域でますます広まりつつあり、悪質業者の高度なネットワークが、オンライン詐欺やブランド侵害によって企業とその顧客を利用しようとしています。マッド・パワー・テクノロジーズの買収により、経験豊富なAIの専門家、開発者、アナリストのチームが加わり、当社のイノベーションとEMEA市場への拡大のペースが加速します。世界のあらゆる規模のお客さまから、従来のブランド保護サービスは革新性に欠け、事業のニーズに対応できていないという意見を聞いています。最新の人間参加型(HITL)AIアプローチにより、当社は革新を行って、グローバル市場の現在および将来のニーズを満たし、オンラインのブランド不正使用の追跡所要時間(TTT)、推奨所要時間(TTR)、削除所要時間(TTTD)で世界クラスの事業成果を達成しています。ブランド成功の基準を設定する中で、当社はトレーサー・プラットフォームへの投資を継続していきます。」

トレーサーはAIとデータサイエンスの中核的研究拠点を設立

マッド・パワーの買収により、トレーサーはポルトガルのマデイラ島にAIとデータサイエンスの中核的研究拠点(CoE)を設立し、AIとソフトウエア開発における人材育成を継続します。このAIとデータサイエンスのCoEは、コンピューター・ビジョン、自然言語処理、センチメント分析など、トレーサーのHITL AIと機械学習の製品イノベーションを加速させます。また、トレーサーは、ポルトガルにグローバル・アカデミー・トレーニング・プログラムを設立します。このプログラムにより、企業はAI、データサイエンス、ソフトウエア・エンジニアリングの分野の技術人材を育成することができます。マッド・パワーとトレーサーがパートナーシップを開始して以来、このCoEは新たに60人の従業員を迎え、技術革新に注力しています。

このAIとデータサイエンスのCoEにより、デジタル・チャネル全体の膨大な量のデータを処理・分析し、ブランドの不正使用を防ぎ、市場の洞察を明らかにし、ブランド成功を推進するトレーサーの能力が加速します。従来のWeb2チャネルと新しいWeb3チャネル全体で、現在のブランドは、ますます多くの高度なデジタル脅威に直面しています。リスクを迅速に特定し、軽減できなければ、著作権や商標権の侵害、ブランドのなりすまし、デジタル偽造や他のブランド不正使用につながる可能性があります。

当社の代表的製品であるトレーサー・プロテクトは、世界初のSaaS型プラットフォームで、HITL AIと機械学習を活用し、グローバルなWeb2およびWeb3チャネルにわたってブランドの不正使用を継続的に追跡、分析、軽減します。トレーサー・プラットフォームは、重要な意思決定時に人間の判断を取り入れることで、プラットフォームのAIと機械学習のモデルとアルゴリズムを継続的に向上させることができます。

詳細は、ウェブサイトをご覧いただくか、あるいは、個別対応のトレーサー分析を作成し、ブランド不正使用レポートをご覧ください。

追加リソース

トレーサーについて

トレーサーは、世界で最も価値ある企業上位5社のうちの4社を含む、世界で最も愛されているブランドのブランド成功を推進しています。極めて高度なデジタル脅威と過当競争という現在の状況において、進化するデジタル世界で企業がリスクと機会を特定することはかつてないほど難しくなっています。トレーサー・プラットフォームは、デジタル・ブランドの不正使用を軽減し、真正のお客さまとのやり取りを守り、ダイナミックな市場考察の新たな分野を見出して優れたビジネス決定を促進します。TracerAI™ テクノロジーは、世界の数千ものWeb2およびWeb3のデジタルソースからデータを継続的に取得し、フィルタリングします。そのソースには、ドメインやウェブサイト、マーケットプレイス、ソーシャルメディア、モバイルアプリおよびアプリストア、検索エンジン、NFTマーケットプレイス、メタバース環境、Web3ドメインなどが含まれます。TracerAIは、一連の高度な人間参加型AIと機械学習アプローチを適用し、このデジタル環境全体でのブランドの使用と不正使用の事例を分析し、関連付けます。これにより、企業は「見えないものを見る」ことができ、オンラインでの自社ブランドの使用を管理し、ブランドの完全性を向上させ、お客さまのロイヤルティーと満足度を高めることができます。このプラットフォームの市場をリードするオンライン・ブランド保護製品であるトレーサー・プロテクトは、IPおよび著作権侵害、詐欺、ブランドなりすまし、デジタルおよびデジタル+物理的偽造、その他の形態のブランド不正使用をリアルタイムに監視・分析します。これにより企業は、自社ブランドがダメージを受ける前にブランドの不正利用を未然に防ぐことができます。トレーサー・レジストラーは、貴重なドメインに対する最高レベルのセキュリティーのために、エンタープライズ・グレードの企業ドメインの登録と管理を行い、企業は最初から長期にわたってブランドを保護することができます。トレーサー・プラットフォームは、10年以上にわたる実際のブランド保護の経験に基づいて構築されており、市場をリードする精度で迅速に侵害を検出し、検出と執行までの時間を大幅に短縮します。

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Contacts

Kelsey LaBarbera
Bhava Communications for Tracer
tracer@bhavacom.com
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