香港 & ミュンヘン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 欧州・アジア・プライベート・エクイティ会社のAGICキャピタルは本日、AGICの2本目のファンドで、高度な工業および医療技術への投資に重点を置いたAGICファンドIIの最終クローズを行ったと発表しました。
AGICファンドIIは、特徴的な投資戦略を持ち投資後の価値創造に革新的で差別化されたアプローチを取る同ファンドへの投資家の強い投資意欲を反映し、12億米ドルの資金を調達しました。同ファンドは、企業価値が一般に5000万~5億米ドルの企業の過半数の持分または重要な少数持分への投資を目的としています。
資本市場における経験が豊富なヘンリー・ツァイにより2015年に設立されたAGICキャピタルの1本目のファンドである10億米ドル規模のファンドは、欧州を中心に7件のバイアウトおよび成長段階投資を実施しており、これまでに3件のエグジット行って良好なリターンを挙げています。
AGICファンドIIは2020年から資金調達を開始しており、資本コミットメントの引き上げを通じた既存の投資家からの応募が過半を占めています。同ファンドでは、差別化された技術と魅力的な成長性を有し、アジアを中心に国際的な拡大が成長の主要な牽引役となっているミッドマーケット企業への投資というAGICファンドIで成果を上げた戦略を踏襲します。
AGICは、現地でのプレゼンスとリソース、さらに他に例を見ないネットワークとアジア市場に関する知見を活用して、成長戦略と事業開発、製品や生産の現地化、さらに現地企業の確立に際して投資先企業に実践的な支援を提供することにより価値を創造します。また、補完的買収のための資金手当ておよび事業統合の支援にも注力しています。
AGICの創業パートナーで香港に拠点を置くヘンリー・ツァイは、次のように述べています。「AGICファンドIの目覚ましい実績は、投資先企業の国際展開を支援するという当社の戦略が異例のストレス下でも極めて効果的かつ堅牢であることを証明しています。引き続き当社は、補完的なリソースと専門ノウハウにより投資先企業を支援していくことに力を注ぎます。」
AGICのパートナーでミュンヘンを拠点とするハイコ・フォン・デービッツは、次のように述べています。「AGICが投資対象とするセクターは引き続き長期的な強い追い風の恩恵を受けていますが、当社は、テクノロジーや関連分野に関する深い専門知識に支えられ、新たな技術や業界トレンドを早期に見抜き、有望な投資対象を特定することができます。これは、今後もAGICにとってもう一つの重要な成功ファクターとなります。」
AGICの投資専門家は、ミュンヘン、ロンドン、香港、上海、北京の5カ所のグローバル・オフィスに勤務しています。
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