ニューヨーク & 東京--(BUSINESS WIRE)--ジェフリーズ・グループLLC(「ジェフリーズ・グループ」)の親会社であるジェフリーズ・ファイナンシャル・グループ(NYSE: JEF)(「ジェフリーズ・ファイナンシャル」)(総称して「ジェフリーズ」)と、三井住友フィナンシャルグループ(NYSE:SMFG)、三井住友銀行(「SMBC」)、SMBC日興証券(「SMBC日興」)(総称して「SMBCグループ」)は本日、戦略的提携契約を締結し、今後の法人向け事業と投資銀行事業で協力していくことを発表しました。
この戦略的提携により、ジェフリーズとSMBCグループは、法人向け事業と投資銀行事業において大きな価値をもたらす成長分野で協力していきます。このような取り組みにより、両社の既存事業が強化され、顧客ニーズをサポートする両社の能力が高まると期待されます。ジェフリーズとSMBCグループは、とりわけ、米国でのレバレッジド・ファイナンス事業において既存のサービスを拡大・拡充し、グローバルな戦略的パートナーシップを構築して日本企業が関係するクロスボーダーM&Aの機会を追求し、最初は米国のヘルスケア部門から、両社それぞれの強みを活かして投資銀行業務、資本市場、ファイナンスの機会を共同で追求していきます。
SMBCはまた、ジェフリーズのレバレッジド・ファイナンス引受関連会社であるジェフリーズ・ファイナンスLLC(「JFIN」)に資金を提供してJFINとジェフリーズのレバレッジド・ファイナンスの組成および引受業務を拡大し、ジェフリーズ・グループにも資金を提供します。SMBCのJFINへの融資は16億5000万ドルの回転信用枠と2億5000万ドルの劣後ローンで行われ、これによりJFINの貸付能力を支援します。また、ジェフリーズには3億5000万ドルの回転信用枠で融資します。
SMBCグループは、ジェフリーズ・ファイナンシャルの公開普通株式の最大4.9%を公開市場で取得することでジェフリーズとの関係を強化する予定です。これは、2021年7月13日の終値に基づいて約3億8600万ドルの株式投資となります。ただし、ハート・スコット・ロディノ法の承認を得ることが条件となります。
ジェフリーズのリッチ・ハンドラー最高経営責任者(CEO)とブライアン・フリードマン社長は次のように述べています。「SMBCグループとの提携を開始し、同社からジェフリーズの継続的な成長と勢いへのサポートが得られることを大変うれしく思っています。この提携により、当社の強固な投資銀行業務と資本市場業務がさらに強化されると考えています。当社は、この提携をSMBCグループとの長期的な関係の始まりであると見なしており、それぞれの事業の数多くの面で長年にわたって提携し、お客さまに最高のサービスを提供することを楽しみにしています。特に、SMBCグループが間もなく当社の新たな株主になることを喜ばしく思っています。」
SMBCグループの太田純社長兼グループCEOと、SMBC日興の近藤雄一郎CEOは、次のように述べています。「ジェフリーズと戦略的パートナーシップを結び、両社の法人向け事業と投資銀行事業の成長を加速させ、グローバルなアドバイザリーと商品に対するお客さまのニーズを高められることをうれしく思っています。ジェフリーズは、投資および資本市場に関する商品とサービスを総合的に提供するグローバルな投資銀行です。同社との提携活動を楽しみにしており、この提携に大きな期待を寄せています。」
SMBCグループの財務顧問はシティが務め、スキャデン・アープス・スレート・マー・アンド・フロムが法律顧問を務めました。ジェフリーズ・ファイナンシャルおよびジェフリーズ・グループの財務顧問はジェフリーズ・グループが務めました。
ジェフリーズ・ファイナンシャル・グループについて
ジェフリーズは、米国を本拠とする最大の世界的独立系フルサービス投資銀行です。60年近くにわたり顧客へのサービスに傾注してきたジェフリーズは、洞察力、専門知識、執行サービスを投資家、企業、政府に提供するリーダー企業です。当社は、投資銀行業務、アドバイザリー、セールスおよびトレーディング、リサーチ、ウェルスマネジメントのサービスを米州、欧州、アジアで全商品にわたって実施しています。ジェフリーズのリューカディア資産運用部門は、成長中のオルタナティブ資産運用プラットフォームです。
三井住友フィナンシャルグループについて
SMBCグループ(三井住友フィナンシャルグループ)は、日本に本社を置く最大級の金融機関であり、すべての個人向け・法人向け銀行事業において確固たる地位を築いています。SMBCグループは、子会社と関連会社を通じて、商業銀行業務、リース業務、証券業務、クレジットカード業務、消費者金融業務など多岐にわたる金融サービスを提供しています。SMBCグループの連結総資産は、2021年3月31日現在で242兆6000億円です。
三井住友銀行について
三井住友銀行は、SMBCグループの商業銀行であり、総資産額で世界最大級の商業銀行です。三井住友銀行は、日本国内および世界各地で、法人向けおよび個人向けの幅広い銀行サービスを提供しています。
SMBC日興証券について
SMBC日興証券は、日本の大手総合証券会社であり、国際ネットワークを通じてあらゆる顧客層に幅広い金融商品とサービスを提供しています。
本プレスリリースには、1933年証券法第27A条(改正を含む)および1934年証券取引所法第21E条(改正を含む)のセーフハーバー条項の定義による「将来見通しに関する記述」が含まれています。将来見通しに関する記述には、当社の将来に関する記述や過去の事実ではない記述が含まれます。このような将来見通しに関する記述は、通常、「考える」、「予想する」、「予期する」、「かもしれない」、「意図する」、「見通し」、「するだろう」、「見積もる」、「予見する」、「予測する」、「はずだ」などの言葉やその他の同様の言葉や表現で特定され、多くの仮定、リスク、不確実性を伴い、これらは時間と共に変化します。将来見通しに関する記述には、収益、利益、事業、取り決め、その他の結果に関する考え、目標、意図、予想が含まれ、将来の業績・計画・目標に関する記述が含まれる場合があります。また、将来見通しに関する記述には、当社の事業や商品の今後の展開に向けた戦略に関する記述も含まれます。将来見通しに関する記述は、その記述が成された時点でのものであり、当社は将来見通しに関する記述を更新する義務を負わず、そうする意思もありません。また、将来見通しに関する記述は、将来の出来事に関する当社の見解を示したものにすぎず、その多くは性質上、本質的に不確実なものであるため、実際の結果や成果は、これらの将来見通しに関する記述に示された予測の結果や成果とは、(場合によって大きく)異なるものになる可能性があります。実際の結果や成果が当社の将来見通しに関する記述と(おそらく大きく)異なるものになる原因となるリスク要因を含む重要要因に関する情報は、当社がSECに提出する報告書に記載されています。将来見通しに関する記述は、当社がSECに提出する報告書と共に読み、解釈する必要があります。過去の実績は将来の結果を示すものではありません。さまざまな種類の投資は、さまざまな程度のリスクを伴います。そのため、特定の投資または投資戦略の将来の業績が利益の上がるものであるということや、対応する参考業績のレベルと同等であるということを想定すべきではありません。
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