ファラロン・キャピタル・マネージメント:東芝の臨時株主総会における株主の投票が、透明性の向上と説明責任の履行の明確な必要性を示唆

ファラロンは、東芝に対して定時株主総会に先立って株主の意見を取り入れるよう要望

東芝には大きな潜在能力があり、株主の信頼を回復することで企業価値の向上が実現可能

サンフランシスコ--()--(ビジネスワイヤ) -- 2021年3月17日(現地時間) –ファラロン・キャピタル・マネージメント・エル・エル・シー(以下「ファラロン」といいます。)は、本日、株式会社東芝(以下「東芝」又は「会社」といいます。)(6502.T)の臨時株主総会において株主の皆様から表明された変化への多くの支持について、以下のコメントを発表しました。

多くの東芝株主の皆様が、東芝が従前東芝ネクストプランに基づき表明した資本政策を遵守するよう会社に求める我々の提案を支持してくださったことに、感謝を申し上げます。会社が、我々が当初提案した勧告的議案を取り上げず、拘束力のある定款変更議案での投票を強制したことは残念です。我々は、勧告的議案の形式であれば、我々の提案はより多くの支持を得られたものと確信しています。この臨時株主総会における株主の投票は、東芝の取締役会と経営陣に対する、株主は透明性と説明責任の改善を期待しているという明確なメッセージであると言えます。

我々は、東芝の第2位の大株主として、会社がその潜在価値を実現することを強く望んでいます。東芝は、日本における最高品質のインフラストラクチャサービス事業を複数有しています。東芝の株価が、その事業価値を適切に反映するための最適な方法は、会社がコーポレートガバナンスを改善し、株主とのエンゲージメントを真の意味で活用することであると強く信じています。

会社が株主との関係において健全で新しいアプローチを取り入れれば、東芝並びにその取締役会及び経営陣は、市場における信頼を回復し、市場における最大限かつ公正な評価を実現できると我々は確信しています。

我々は、会社の中長期的な企業価値の向上を目指し、東芝との建設的な対話を続けて参る所存です。

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ファラロンについて

ファラロン・キャピタル・マネージメント・エル・エル・シーは、1986年に設立された国際的な資産運用会社であり、1990年に投資顧問会社として米国証券取引委員会(SEC)に登録しています。ファラロンは、資産の保全を重視するボトムアップのファンダメンタル分析を通じて世界中の様々なアセットクラスに投資しています。ファラロンに関する情報は、www.faralloncapital.com で入手可能です。

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