米フロリダ州ハリウッド--(BUSINESS WIRE)---- (ビジネスワイヤ) -- 付加製造(AM)の環境上の利点の促進を目的に設立された世界的業界団体の付加製造事業者グリーン・トレード協会(AMGTA)は本日、AMの持続可能性を高めるために8つの有力AM組織がAMGTAに参加し、当協会の会員数が計20に達したと発表しました。
今回、バインダージェット式3D印刷技術を使用した産業用3D印刷システムの先駆者で世界的有力企業であるExOneが、新たに設立会員として加わります。設立会員となったExOneは今後、次世代飛行および打ち上げ部品の設計と3D印刷を手掛けるシンタビア、世界の多種多様な業界向けに安定した産業ガスを供給する大陽日酸株式会社(日本酸素ホールディングス株式会社傘下の事業会社の1社)、AMコンポーネントに重点を置く先進的非破壊試験サービス企業のQCラボラトリーズという既存の設立会員と共に活動します。これらの共同設立者4社は、AMGTAの戦略的方向性の決定、ガバナンスの監督、および会員企業が委託を投票で決める可能性がある今後の研究プロジェクトの検討を行います。
また、新たな参加会員として、3D印刷ソリューションと「Forward AM」のブランド名で付加製造の総合バリューチェーンを展開するBASF 3Dプリンティング・ソリューションズ、産業用ポリマー3D印刷の自動化された後処理ワークフローの世界的リーダー企業であるDyeMansion、レーザー付加製造分野の世界有数の研究機関であるフラウンホーファーILT、持続可能な生産のための3D印刷・デジタル製造ソリューションの世界的リーダー企業であるHP、世界有数のローカーボン・アルミニウム生産企業Rusalの子会社であるRusal America、産業用の機械工具、レーザー技術、付加製造を手掛ける世界有数の企業であるTRUMPF、UniMelt®プラットフォームでハイグレード金属粉生産のための供給材料として持続可能なソースを活用することでAMの新しい「グリーン」標準を策定しようとしている金属粉生産の有力企業である6Kが、AMGTAに加わります。
新参加企業は、北欧工業界の未来保証を目指し付加製造技術を促進しているAMEXCI AB、デンマークでの付加製造エコシステムの中心となっているデニッシュAMハブ、金属とポリマーの産業用3D印刷分野における世界的な技術供給大手であるEOS、企業を変容させる力と可能性を持つ先駆的なプロセスである付加設計と付加製造の世界的リーダー企業のGEアディティブ、30年に及ぶ経験を先駆的なソフトウエア・ソリューションとサービスに結実させた3D印刷の屋台骨であるマテリアライズ、スコットランドの産業界が主導する一連の製造・研究開発施設で技能、生産性、イノベーションを変革するスコットランド国立製造研究所、Xceleratorデジタル・エンタープライズ・ポートフォリオにより設計、エンジニアリング、製造の変革を推進するシーメンス・デジタル・インダストリーズ・ソフトウェア、産業用金属3D印刷機の大手供給企業で金属付加製造とマルチレーザー技術に重点を置くSLMソリューションズ、および世界的な大手医療技術企業の1社であるストライカーという既存の参加企業と共に活動します。
AMGTA執行理事のシェリー・ハンデルは、次のように述べています。「新たにAMGTAの創設会員企業としてExOneを、また参加会員として加わる各組織を迎えることをうれしく思います。新規会員から当業界団体の使命に対する力強い支持を得られたことで、AMGTAは継続的な成長に向けて有利な位置につくことができ、付加製造分野での新しい持続可能性研究プロジェクトへの資金提供にも弾みがつきます。今年以降もAM業界の持続可能性を促進する業界の重要な一員としてAMGTAの拡大を進める上で、すべての会員と共に活動していくことに大いに期待しています。」
AMGTAについて
AMGTAは、従来の製造方法に対する付加製造(AM)の環境上の利点を促進することを目的に2019年11月に設立されました。AMGTAは非営利の独立系団体であり、生産・プロセスの持続可能性に関する特定の基準を満たす付加製造事業者や業界関係者であれば自由に加入できます。
原文はbusinesswire.comでご覧ください:https://www.businesswire.com/news/home/20210223005155/en/
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