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シティ・プライベートバンク、2020年中間アウトルック・レポート「新たな経済サイクルへの投資」を発行

シティ・プライベートバンクは、現在の前例のない状況で顧客の投資ポートフォリオの大きな変更を推奨

ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- シティ・プライベートバンクは本日、2020年中間アウトルック・レポート「Investing in a New Economic Cycle」(新たな経済サイクルへの投資)を発行しました。このレポートは年に2回発行され、本号では、新しい経済および市場サイクルが始まる中で、顧客ポートフォリオの大きな変更の必要性を指摘しています。

シティ・プライベートバンクは、他の多くの銀行よりも急速な経済の回復を予想していますが、このレポートでは、COVIDによる急降下が通常の不況ではないのと同様に、この回復が通常の回復ではないことを強調しています。各国の刺激策に大きな違いがあるため、経済成長には国家間で大きな開きが生まれるでしょう。貿易と観光に大きく依存している一部の国では、立ち直りが遅れる可能性があります。

シティ・プライベートバンクのデビッド・ベイリン最高投資責任者は、次のように述べています。「世界的な投資環境はパンデミックにより劇的に変化しました。世界が恐怖感から繁栄へと移行する中で、上昇余地は、地域間、産業間、国家間で大きく異なるものになると予想しています。前例のない刺激策がバリュエーションに及ぼした影響も、長期的な資産クラスの利益予想を見直すきっかけになりました。そのため、ポートフォリオを構築する上での新しいアプローチが必要になると考えています。」

3月の安値から市場は強力に反発したため、シティ・プライベートバンクは、大きく値下がりした割安株は過去の回復局面と比べて広範囲には及んでいないと指摘しています。しかしながら、この中間アウトルック・レポートでは、反発の余力が大きい多くの市場と資産を特定しています。これには、新興市場、世界の小型・中型株、ならびにパンデミックによる閉鎖で深刻な打撃を受けて長期にわたって影響が及ぶ一部の「COVID循環型」セクター(銀行、不動産、従来型小売りなど)があります。

金利の大幅な低下とFRBの政策により、シティ・プライベートバンクは長期的な資産配分に大幅な変更が必要だと考えています。以前のように、多くの債券はもはやポートフォリオの分散に役立ちません。代わりに、このレポートでは、分散を求めるための他の可能性を明らかにしています。また、余剰現金を運用して長期にわたって投資を続けることの重要性も強調しています。

デビッド・ベイリンは次のように述べています。「多くの投資家は、3月以降に市場が急速に回復したため、『チャンスを逃した』と考えています。そのため、彼らは余剰現金を留保し、より低いレベルで投資する別の機会を求めています。2020年中間アウトルック・レポートは、このようなタイミングを図る試みが愚かであることを明らかにするだけでなく、この新しいサイクルが始まる際に現金を運用する多くの機会も示しています。」

同時に、シティ・プライベートバンクは、既存の一部の投資テーマに継続して投資することが重要であると繰り返し述べています。パンデミックの間にアウトパフォームしたセクターの多くは、当社が2018年と2019年に推奨したセクターでした。これには、デジタル・ディスラプション、アジアへの経済力のシフト、高齢化による医療需要の増加など、「止めようのないトレンド」に関連するセクターが含まれていました。

レポートの全文、要約版、紹介動画、その他の資料は、シティ・プライベートバンクのウェブサイトでご覧いただけます。

シティ・プライベートバンクについて:

シティ・プライベートバンクは、世界の富裕個人層・家族向けのサービスを専門としており、世界中でカスタマイズされたプライベートバンキング・サービスを提供しています。顧客向け事業の総額は約5000億ドルに上り、50都市にわたって100カ国以上の顧客にサービスを展開しています。シティ・プライベートバンクは、お客さまの富の蓄積・保管、資産のファイナンス、キャッシュの効率的な活用、資産の保全、遺産管理をお手伝いし、家族およびファミリービジネスのニーズに応えています。シティ・プライベートバンクは、資本市場、資産運用、ポートフォリオ運用、信託およびエステート・プランニング、投資ファイナンス、銀行サービスおよび航空機ファイナンス、アートに関する助言とファイナンス、スポーツ・ファイナンスなどに関連した商品・サービスをお客さまに提供しています。

シティについて:

シティは、約2億の顧客口座を有し、世界の160以上の国・地域で事業を営む世界有数のグローバルな銀行です。個人向け銀行・クレジット業務、法人向け銀行業務、投資銀行業務、証券仲介、トランザクション・サービス、富裕層向け財産管理など、さまざまな金融商品・サービスを、消費者、企業、政府、各種機関向けに提供しています。

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