スイス企業SAV-IOL、白内障手術用スマートアクティブ眼内レンズプロジェクトで技術的実現可能性を成功裏に確認して投資家を募集中

R-TASC - A Smart Active Intraocular Lens Project for Cataract Surgery (Photo: SAV-IOL)

スイス・ヌーシャテル--()--(ビジネスワイヤ) -- SAV-IOL(Swiss Advanced Vision)はR-TASCプロジェクトを前進させています。本プロジェクトは、白内障手術後の完全な視力回復を目指すべく、初のリアルタイム・オートフォーカス機能付き電子眼内レンズ(IOL)を開発するものです。R-TASCは、今後5~7年で眼科の分野における限界を押し上げることになります。SAV-IOLは既に本プロジェクトの技術的実現可能性を確認しており、この画期的なデバイスを上市するために2000万米ドルの資金調達を追求しているところです。

眼内レンズの市場は巨大ですが、それらが最初に導入されて以来、かなり大きな革新成果はほとんど生まれてきませんでした。また現在のIOLは、視覚調節範囲の限界や光損失、望ましくない視覚障害など光学面での妥協を伴っています。SAV-IOLはこれらの壁を打ち破るため、スマートアクティブレンズを使用して、この状況を別の角度から見ています。R-TASCは、フィードバックループ機構を通じて電子的に制御することで、光学部の曲率を調節して、レンズの度数を合わせます。SAV-IOLのMax Boysset最高経営責任者(CEO)は、「現在市場に出回っているIOLはすべて、一定のトレードオフの関係を含んでいます。R-TASCは、まったく新規のアプローチにより、IOLが一般的に抱える諸問題に対処します」と述べています。

標準的なIOLは生来のレンズが持つ光学的特性を完全に代替することはできませんが、その点に関してR-TASCが持つ適応型の光学設計は1つの回答を提示します。R-TASCは、視覚調節機能の完全な回復に加え、患者と医師がアプリケーション制御システムを通じて、白内障手術後のいつの時点でも、レンズを校正できるようにします。またR-TASCのワイヤレスプラットフォームは将来対応性を備え、拡張現実やその他の双方向機能を組み込めるようにしており、眼科の分野でかつてなかったまったく新しい可能性を多様に広げます。

SAV-IOLはR-TASCの最新の試作品を、2019年9月にパリで開催される第37回欧州白内障・屈折手術学会(ESCRS)(パビリオン7、ブースI123)および2019年11月にデュッセルドルフで開催されるMEDICA展示会(スイス・スタートアップ・コーナー)で発表します。

SAV-IOLについて:SAV-IOLは、EDOF IOLの開発・製造・販売を手掛けるスイス企業です。SAV-IOLのポートフォリオは3つの製品、すなわちカスタマイズ可能なEDOF IOLのHarmonis、高級EDOF IOLのEden、廉価EDOF IOLのLucidisから構成されています。SAV-IOLはISO 13485:2016認証(MD 615363)を取得しており、各レンズはCEマーク(CE 615365)を取得済みです。

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Contacts

SAV-IOL SA
Jean-Baptiste Marceau
Sales and Marketing Manager
Direct Line: +41325665405
jean-baptiste.marceau@sav-iol.com
sav-iol.com

 

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