サンフランシスコ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 骨髄疾患に対する革新的な治療薬の開発に当たっている臨床段階のバイオテクノロジー企業イマーゴ・バイオサイエンシズは本日、ライフサイエンス企業の創出と同企業への投資に取り組む国際的な一流投資企業オメガ・ファンドが主導する4000万ドルのシリーズB資金調達を発表しました。本投資ラウンドに参加するその他の投資企業は、既存投資企業のFrazier Healthcare Partners、Amgen Ventures、MRL Ventures Fundに加え、HighLight Capital、Pharmaron、Greenspring Associatesです。オメガ・ファンドのDr. Dina Chaya が取締役会に加わり、Dennis Hennerは所有するファンドを代表して取締役会会長にとどまります。
イマーゴ・バイオサイエンシズの最高経営責任者(CEO)であるHugh Young Rienhoff, Jr.(M.D.)は、次のように述べています。「イマーゴ・バイオサイエンシズは、投資コミュニティーからの関心と支援に大変満足しています。当社は特にこの新しい投資シンジケートの構成をうれしく思います。これらのファンドにより、イマーゴは当社のプログラムを第2b相試験の完了まで前進させることができます。」
オメガ・ファンドのDr. Dina Chaya は次のように述べています。「イマーゴ・バイオサイエンシズのチームと協力できるのは当社にとって大きな喜びです。同チームは既に前臨床研究および臨床試験で、リードプログラムIMG-7289の非常に有望な結果を実証しています。」
Frazier Healthcare PartnersのPatrick Heron氏は次のように述べています。「Frazierは、シリーズAのシンジケート企業による全面的な支援とともに、今回の資金提供に強い関心を持ちました。当社は骨髄増殖性疾患を治療するための本プログラムが極めて有望であると考えています。」
調達資金は、骨髄線維症や他の骨髄系腫瘍の治療薬の研究・臨床開発プログラムを前進させるために使用します。イマーゴは、急性骨髄性白血病と高リスク骨髄異形成症候群の患者を対象としたIMG-7289の第1/2a相試験(NCT02842827)を2018年後半に完了しました。イマーゴは最近、骨髄線維症患者でのグローバル第2b相試験(NCT03136185)を開始しました。IMG-7289に対する適応症追加を計画しました。
IMG-7289について
IMG-7289はイマーゴ・バイオサイエンシズが開発した小分子で、リジン特異的脱メチル化酵素1(LSD1またはKDM1A)を阻害します。同酵素はサイトカイン発現を調節し、がん幹細胞/前駆細胞、特に腫瘍骨髄細胞における自己複製の持続に不可欠であることが示されています。IMG-7289は非臨床試験で、単剤療法および他の治療薬との併用にて、広範な骨髄性悪性腫瘍と骨髄増殖性腫瘍のモデルに対し、in vivoにおける強力な抗腫瘍効果を示しています。またIMG-7289は、非臨床モデルで他の薬剤との併用で固形腫瘍に対する活性も示しています。
イマーゴ・バイオサイエンシズについて
イマーゴ・バイオサイエンシズは、ベンチャー支援を受けている臨床段階の製薬企業として、骨髄増殖性疾患と免疫系調節の管理の改善に傾注しています。 当社は現在、急性骨髄性白血病、骨髄異形成症候群、真性多血症、骨髄線維症、本態性血小板血症を含む骨髄の腫瘍性疾患をもっぱら対象としています。当社はカリフォルニアに拠点を置いています。
詳細情報については当社ウェブサイト(www.imagobio.com)をご覧ください。
オメガ・ファンドについて
2004年創設のオメガ・ファンドは、世界で最も喫緊の医療ニーズに対応するライフサイエンス企業を創設し、同分野の企業に投資する国際的な一流投資企業です。設立から10億ドル以上を工面しているオメガは、会社設立から臨床的マイルストーン達成および商業利用まで、革新の全域にわたる価値の転換点において、企業の見極めとその力量強化を専門としています。オメガ・ファンドのポートフォリオ企業はオンコロジー、希少疾患、精密医療など、多くの治療領域で33の製品を市場に投入しています。
詳細情報については当社ウェブサイト(www.omegafunds.net)をご覧ください。
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