韓国安山市--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 世界的なLED (発光ダイオード)専業メーカーのSeoul Semiconductor Co., Ltd. (本社:韓国安山市、代表理事:李貞勲、以下「ソウル半導体」)は、ドイツ・マンハイム裁判所で台湾のエバーライト(Everlight Electronics Co., Ltd.)社を相手にしたLED特許訴訟で勝訴したと発表した。
これはLEDパッケージの放熱構造に関連する特許訴訟である。エバーライト社は2017年に当該特許を米国のある企業から買い取った後、ソウル半導体を相手取りドイツ・マンハイム裁判所に特許訴訟を提起した。
しかし2018年12月、ドイツ・マンハイム裁判所はソウル半導体の勝訴判決を下すと同時に、エバーライト社はソウル半導体に訴訟費用を賠償するよう命じた。
ソウル半導体は今年初めに英国でエバーライト社を相手に提起した特許訴訟でも勝訴した。英国の特許裁判所は、当該特許を無効とする判決を下し、エバーライト社はソウル半導体に対して約100万ドルの訴訟費用を支払うように命じた。現在、ソウル半導体はエバーライト社製のMid-Power LEDおよびHigh-Power LED製品を販売する流通業社を相手取り、ドイツ、イタリア、日本でそれぞれ特許侵害訴訟を提起し、判決を待っている。
エバーライト社は日本の特許訴訟で敗訴した前例がある。2017年4月、エバーライト社は買い取ったLED特許を利用して、日亜化学工業とシチズン電子などを相手に日本の東京地方裁判所に特許訴訟を提起した。しかし2018年10月、東京地方裁判所は請求を棄却し、エバーライト社が敗訴した経緯がある。
ソウル半導体の照明事業部ナム・ギボム副社長は「ソウル半導体は光の新しい歴史を作るために毎年約1,000億ウォンをR&Dに投資している」と述べ、「ソウル半導体の成功事例が夢に向かって挑戦しようとする多くの若者や中小企業に希望を与えることになれば良いと思う」と語った。