ライムライト・ネットワークス、「デジタルライフスタイルの現状」調査結果を発表

日本人はデジタルコンテンツの導入に時間を掛け、
高いエクスペリエンスを求める傾向
~日本人の1/3以上が「デジタルテクノロジーは生活に影響を与えていない」と回答~

東京、日本--()--(ビジネスワイヤ) --世界最大規模のプライベートネットワーク経由で配信されるコンテンツ・デリバリー・ネットワーク(CDN)を提供するライムライト・ネットワークスの日本法人であるライムライト・ネットワークス・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表:田所 隆幸)は、2018年6月にグローバルが発表した報告書「デジタルライフスタイルの現状(State of Digital Lifestyle)」の日本調査結果を発表しました。

本調査結果は、「デジタルライフスタイルの現状」について、日本、韓国、シンガポール、インド、マレーシア、フランス、ドイツ、イギリス、イタリア、アメリカの約5,000人を対象とした調査から、日本の回答に焦点を当て、グローバルの結果と比較を行ったものです。

■主な調査結果

  • 日本のデジタルコンテンツダウンロード率は最も低い。書籍やDVDなど“モノ”を好む傾向
  • 日本人の7割以上が「Alexa、Googleアシスタントなどのデジタルアシスタントを所有していないし、購入する予定もない」と回答
  • 日本人の約半数、26歳から35歳までの年代では約6割が「携帯電話の使用をやめられない」と回答
  • ビデオゲームのダウンロードは日本が最も多い
  • デジタルコンテンツの不満で最も多いのは「再生が停止したりバッファリングをする時」
  • ダウンロードやストリーミングに問題が生じたとき、日本人は「コンテンツプロバイダーに責任がある」と感じる
  • 日本人の1/3以上が「デジタルテクノロジーは生活に影響を与えていない」と回答

今回の調査で、日本人は世界に比べてデジタルテクノロジーに懐疑的であることが分かりました。一方で、携帯電話の使用に関しては、世界とほぼ同様の結果であることを考えると、電子書籍や音楽配信に加えて近年話題のデジタルアシスタントについても、導入には時間がかかるものの、徐々に需要が増えていくと考えられます。

■日本のデジタルコンテンツダウンロード率は最も低い。書籍やDVDなど“モノ”を好む傾向
アプリや電子書籍、音楽配信などのデジタルコンテンツをどのくらいの頻度でダウンロードするかを尋ねたところ、日本は世界と比較して最も平均値が低いという結果となりました。特に、「映画やテレビ番組」「新聞や雑誌」「ビデオゲーム」については世界で最もダウンロード頻度が低く、「アプリ」「電子書籍」についても世界で2番目に低いという結果となりました。日本人は「アプリ」へのアクセスが最も多かったのに対し、他国は「音楽」に最も頻繁にアクセスすることも明らかになりました。

日本人の動向について詳しく調査したところ、「映画やテレビ番組」に関しては「オンラインストリーミングによる視聴」が世界平均(61.1%)でも日本でも(50.4%)多かったものの、日本人は「DVDのレンタル」が世界と比較して最も多い(世界:7.7% / 日本:22.9%)という結果が得られました。「本」についても、「電子書籍を利用している」か「本を購入している」かを尋ねたところ、世界では「電子書籍を利用している」人のほうが多かったのに対し、日本では本を購入する人が59.9%で他国に比べ最も購入率が多く、日本人は“モノ”を好む傾向にあることが分かりました。

■日本人の7割以上が「Alexa、Googleアシスタントなどのデジタルアシスタントを所有していないし、購入する予定もない」と回答
デジタルアシスタントを所有しているか、または購入する予定があるかを尋ねたところ、日本人の72.8%が「所有していないし、購入する予定もない」と回答し(世界平均:42.9%)、世界で最も「購入する予定がない」と回答した人の割合が多いという結果が明らかになりました。また、所有している人の割合が最も多かったのはアメリカで35.4%、日本は最も少なく7.0%にとどまりました。

■日本人の約半数、26歳から35歳までの年代では約6割が「携帯電話の使用をやめられない」と回答
「携帯電話の使用をやめられるか」を尋ねたところ、日本人の約半数(45.9%)が「やめられない」と回答し、世界平均(47.8%)とほぼ同様の回答率となりました。さらに、日本人の回答を年代別で見てみると、26歳から35歳の年代の約6割(61.1%)が「携帯電話の使用をやめられない」と回答しました。国別でみてみると「携帯電話の使用をやめられない」と回答した人が最も多かったのはマレーシア(68.6%)で、以下インド(65.6%)、シンガポール(58.0%)と続き、最も回答率が少なかったのはドイツで、3割以下(27.7%)にとどまりました。

■ビデオゲームのダウンロードは日本が最も多い
ビデオゲームを入手する際にどのような手段で入手するかを尋ねたところ、「ダウンロード」と回答した人の割合が最も高かったのは日本(61.3%)でした。世界的にはほぼ半数(48.4%)が「ダウンロード」と回答しましたが、「オンライン」と回答した人は38.4%で、「ダウンロード」と「オンライン」の開きは10ポイントでしたが日本は37.7ポイントもの開きがありました。「オンライン」と回答した人の割合が最も多かったのは韓国(48.0%)でした。

■デジタルコンテンツの不満で最も多いのは「再生中にコンテンツの停止やリバッファリングが起きた時」
デジタルコンテンツの使用中、どのようなときに不満が発生するかを尋ねたところ、世界平均で36.5%が「再生中にコンテンツの停止やリバッファリングが起きた時」と回答しました。以下、「エラーによってファイルが破損した時」(28.3%)、「ダウンロードに時間がかかる時」(23.6%)と続き、日本においても世界と同様の傾向にあるとわかりました。また、「デジタルコンテンツを使用する際に不満がない」と回答した人は世界平均で11.6%、日本では15.2%でした。

■ダウンロードやストリーミングに問題が生じたとき、日本人は「コンテンツプロバイダーに責任がある」と感じる
オンラインコンテンツのダウンロードやストリーミングにおいて問題が生じた際、どこに責任があると考えるかを尋ねたところ、世界的には「インターネットサービスプロバイター」に責任があると感じています。しかし日本では「コンテンツプロバイダー」に責任があると感じるという結果が出ています。さらに、消費者の12%は誰にも責任がないと思うようです。

■日本人の1/3以上が「デジタルテクノロジーは生活に影響を与えていない」と回答
デジタルテクノロジーが普段の生活に与える影響について、-2(悪影響を及ぼす)から+2(良い影響をもたらす)で評価したところ、世界の平均値は+1.11ポイントだったのに対し、日本の平均値は他国に比べて最も低い+0.63ポイントという結果になりました。日本人は「0:生活は変わらない」と回答した人が世界で最も多く、34.4%が「生活は変わらない」と回答しています。最も平均値が高かったのは、インドで+1.55ポイントでした。

スマートフォンは、世界中の人にとって不可欠なツールであり、デジタルコンテンツを楽しむための主要なデバイスとなっています。消費者は世界中どこにいても何をしていても、高品質のデジタルエクスペリエンスに期待しています。調査の中で、デジタルコンテンツを使用する際の不満点として、「再生中にコンテンツの再生やバッファリングが停止した時」が最も不満であるとの結果が明らかになりました。最適化されたコンテンツ・デリバリー・ネットワーク(CDN)の活用により、最高のストリーミング体験の提供が可能となります。

※本調査レポート「デジタルライフスタイルの現状(State of Digital Lifestyle)」は、日本、韓国、シンガポール、インド、マレーシア、フランス、ドイツ、イギリス、イタリア、アメリカにおいて過去1カ月以内にソフトウェアのダウンロード、ビデオ・音楽のストリーミングを行った18歳以上の方5,000名を対象に実施した結果をもとに作成しました。

日本調査レポートのサマリは、こちらからご参照いただけます。
また、調査レポートの全文(英語)は、こちらからご覧いただけます。

【ライムライト・ネットワークス・ジャパン株式会社について】

ライムライト・ネットワークス・ジャパン株式会社は、ビジネス、エンターテイメントの新しい形を実現するコンテンツ配信パートナーである米国ライムライト・ネットワークス社(本社:米国アリゾナ州  NASDAQ上場証券コード:LLNW)の日本法人として2007年に設立されました。実績のあるライムライト・ネットワークスの独自アーキテクチャーは、お客様が配信を希望される様々なフォーマットのコンテンツをPC、各種モバイルデバイスに対し最も効率の良い方法で配信いたします。https://jp.limelight.com

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本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先
ライムライト・ネットワークス広報事務局(共同PR内)
担当:上段(じょうだん)
TEL: 03-3571-5258
FAX: 03-3574-0316
Email: limelight-pr@kyodo-pr.co.jp

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