独ハンブルク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- フューエルセーブは、海洋船舶のディーゼル(MGO/MDO)エンジンと重油(HFO)エンジン向けの革新的な効率向上技術を投入します。この技術による燃料消費の大幅低減、契約で保証される全体的な燃料費の10%削減、運用コスト(OPEX)の低減、収益性向上に加えて、環境保護に向けた排出量の大幅削減(CO2 10~15%、FSN 40%、NOx 30~70%など)や可視排煙の低減による温室効果ガス(GHG)の低減が、現場とラボで証明されています。
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FS MARINE+と呼ばれる当社の画期的なユニットは、エンジン効率向上ソリューションです。船舶に水素合成ガス発生装置を搭載し、これをガスとメタノール水溶液の異なる注入プロセスと組み合わせて燃焼効率を大幅に向上させ、燃料消費の低減と排出削減を実現します。これはどの船舶にも設置でき、旧式船舶のIMOの1次規制と2次規制に準拠し、DNV GLにも承認された世界初のソリューションです。
FS MARINE+の経済・環境上のメリットは、欧州最大級のヘビーリフト・クレーン船の船上での2年半に及ぶ実証試験で実証されました。エンジンの動作に悪影響はなく、むしろよりクリーンな燃焼、より優れた潤滑油品質、より振動の少ないより滑らかなエンジン運転により、エンジンの調子が向上しました。
FS MARINE+を擁するフューエルセーブは、2017年のH2020プログラムでEU委員会から2つの優秀認定を獲得したのに続き、欧州連合のホライゾン2020研究・技術革新プログラム(SMEフェーズ2)の最終提案で全企業の中で最高の評価点を獲得したことで、欧州トップの中小企業およびドイツトップの中小企業になりました。
フューエルセーブは、FS MARINE+のさらなる研究開発と、このような潜在力と影響力の大きいユニークなクリーン技術ソリューションを船舶業界に導入することを条件として、EU委員会から160万ユーロの資金を受け取ります。このソリューションは、世界全体でCO2換算にして年間4965万トン(Co2、NoXなど)を削減する潜在力を持ち、これは2017年の世界の排出量の5.3%に相当します。
FS MARINE+の優れたテスト結果は、エンジンサービス・保守企業や大学のテスト機関の独立した分析・報告書で検証されており、関連する認証・承認機関から評価と承認を受けています。
FS MARINE+は、ユニークな排出削減ソリューションであることを自ら証明しています。市場をリードする卓越した投資利益率(ROI)を誇り、最大15年の保証期間内の3年間に短期で償却できるため、船舶事業者は収益性と持続可能性を向上させることができ、環境影響も低減してユニークなウィンウィンが実現します。
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