独ブルッフザール--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- OLED向けTADF(熱活性化遅延蛍光)材料のリーダー企業であるサイノラは、ロサンゼルスで開催されるSIDディスプレイウィーク2018で当社最新の高性能青色発光材料を発表します。当社は現在、業界初の高効率青色発光材料の商品化を完了すべく、主要ディスプレイメーカーと協力しています。
この2、3年、OLEDディスプレイは携帯機器やテレビの高級ディスプレイにとって標準となっています。しかし、まだこれらのOLEDディスプレイは可能性をフルに発揮しているわけではありません。消費電力の低減やディスプレイ解像度の向上には、高効率の青色OLED発光材料が必要です。ここ数年、OLED ディスプレイパネルメーカーは高効率青色発光材料を喫緊に求めていますが、そうした発光材料を生産できる材料メーカーはまだありません。
独自のTADF技術を持つサイノラは、そうした高効率青色発光材料に着眼しており、その最新の進展状況について今度のSIDディスプレイウィークで発表します。ドイツ企業である当社の専門家が、ビジネス/インベスターカンファレンスと技術シンポジウムで講演を行います。
サイノラのトマス・バウマン最高戦略責任者(CSO)は、次のように語っています。「サイノラは青色TADF発光材料に関し、今回も非常に大きな前進を達成しました。前回2017年のSIDでの発表以来、当社は効率や色の点で求められる性能を達成しました。現在は寿命の問題に全神経を集中させており、開発の最終段階にあります。」
サイノラのアンドレアス・ハルディ最高マーケティング責任者(CMO)は、次のように語っています。「当社はこの材料開発における最終段階で、当社への投資企業であるLGディスプレイおよびサムスン・ディスプレイと非常に緊密に協力しています。当社の顧客は当社の技術に非常に大きな期待を抱いており、この技術はこれら顧客がOLEDディスプレイをさらに改善する上で役立つはずです。」
SIDディスプレイウィーク2018に参加される方は、722番ブースのドイツ・パビリオンに出展中のサイノラにお立ち寄りください。
サイノラについて
サイノラはTADF技術のリーダー企業です。当社の主眼は高効率のOLED発光システムにあります。100人以上のTADF専門家から成る学際的チームを擁するサイノラは広範な知的財産ポートフォリオを築いており、特許ファミリーは100件以上に上ります。サイノラは韓国と中国に事務所を開設し、材料やデバイスの開発に関し、顧客企業と密接に協力しています。
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