米フロリダ州コーラルゲーブルズ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 連邦航空局(FAA)はAerSale®に対して、燃料タンク可燃性低減(FTFR)規則に則り、AerSafeシステムのエアバス321型機(ST04010NY)への搭載を認める追加型式設計承認(STC)書を発行しました。欧州航空安全機関(EASA)も、可燃性低減システム(FRS)としてAerSafeシステムのエアバス321型機(10065226)への搭載を承認しました。
今回の新たなSTC以外にも、AerSaleは2018年2月にボーイング767シリーズ(ST03599NY)で、2016年にボーイング737 CLシリーズ(ST03589NY)とボーイング737 NGシリーズ(ST02980NY)で、STCの承認を受けています。
AerSaleのIso Nezaj最高技術責任者(CTO)は、次のように述べています。「FAAとEASAの両方から承認を取得したことは、AerSafeがFTFR規則準拠の審査で重要であったことを示しています。AerSafeは経費削減の効果が高く、保守がし易いという利点もあるため、窒素不活性化とはまったく比べものになりません。AerSafeは6週間未満で入手して、2日以内に設置でき、故障する機械的部品を持っておらず、一度設置すれば保守が不要です。一機ないしフリート全体を改修する必要がある航空会社と運行会社は、大きな利点を実感するはずです。」
エアバス321型機の中央燃料タンクの空洞を満たす厳格な耐性を持たせるように試験・開発したAerSafeは、燃料気化ガスを発火させる危険を持つ酸素の量を抑え、爆発を引き起こす火花の発生を防ぎます。AerSafeは世界のどの格納庫でも設置できる完全なプレファブ・キットです。一度設置したら、メンテナンスも交換用部品も必要としません。現在、すぐに設置できるAerSafeキットの数量は限られています。大口注文に関しては、AerSafe納品までのリードタイムは現在60日です。これに対し、窒素不活性化システムのリードタイムは1年間です。
米国連邦航空局はニューヨーク沖で発生したトランスワールド航空800便墜落事故の後、FTFR規定を導入しました。米国連邦捜査局は、この事故はボーイング747型機の中央燃料タンク内で気化した燃料に火花が引火して爆発した結果起きたことを明らかにしました。FTFR規定は航空機の最も危険な部分である燃料タンクの発火源と可燃性物質への曝露の低減を求めるものです。米国連邦航空局は2つの選択肢を提示しています。1つは窒素不活性化システムのような可燃性低減手段、もう1つがAerSafeのような点火緩和手段です。米国内を飛行するか米国に着陸する可燃性の高い燃料タンクを搭載した旅客航空機すべてに、これらのシステムの設置が義務づけられています。
AerSaleについて
世界的な航空リーダーのAerSaleは、中古航空機、エンジン、部品の販売、リース、交換のほか、商用航空機と部品のために広範な保守・修理・整備(MRO)のサービスを提供しています。AerSaleは、耐用年数を経た航空機やエンジンの所有者に、資産管理サービスも提供しています。フロリダ州コーラルゲーブルズに本社を置くAerSaleは、米国・欧州・アジアで営業所と業務を維持しています。
詳細については、当社のウェブサイト(www.aersale.com)をご覧になるか、電話(305-764-3200)または電子メール(media.relations@aersale.com)でAerSale Media Relationsまでお問い合わせください。
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