米オレゴン州ビーバートン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- USB技術の発展と採用を支援する団体のUSBインプリメンターズ・フォーラム(USB-IF)は本日、当フォーラムの認定USB充電器コンプライアンス&ロゴプログラムを拡大し、認定USB急速充電器も含めると発表しました。認定USB急速充電器は、USBパワーデリバリー3.0仕様のプログラマブルパワーサプライ(PPS)機能をサポートします。
発展を続ける機器/コンピューター市場に汎用の充電器を提供するために、USB-IF認定USB充電器イニシアチブは2016年8月に初めて発表されました。認定USB充電器イニシアチブの目的は、広くUSB Type-C™準拠機器において再利用性と共同利用性を高め、処分場に出す電子機器廃棄物を減量するとともに、信頼性が高く使いやすい充電ソリューションを消費者に提供することにあります。USB-IFは、USB急速充電が充電に関する事実上の業界標準になると見込んでいます。
USB-IFプレジデント兼最高執行責任者(COO)のジェフ・ラベンクラフトは、次のように語っています。「オンラインでも、ほぼどの実店舗でも、人々が購入できる充電器の数は膨大であり、どれを選べばよいのかの判断は困難です。当フォーラムは規格準拠のUSB充電器を購入する際の当て推量を解消したいと思っています。今度皆さんが購入する際には、USB-IF認定ロゴを探せば、購入しようとする充電器が信頼でき、携帯電話やタブレット、その他すべての機器で動作するものであることが分かります。」
USB-IFのラーマン・イスマイル最高技術責任者(CTO)は、次のように語っています。「USB-IFは、当フォーラムの仕様を採用する開発者やOEMの声に常に耳を傾け、それらからのフィードバックを生かして、イニシアチブを改良したり新規イニシアチブを立ち上げたりすることで、業界ニーズに応えることを重要な信条としています。このプロセスの直接の成果が、認定USB急速充電器です。当フォーラムは、エネルギー管理の改善を求める国際規制への対応に貢献し、またユーザーにとって直接の恩恵がある機能を追加したいと思っていました。」
USBであれUSB以外の規格であれ、規格に準拠しない充電器は電子機器の機能や相互運用性にとってリスクとなります。USB-IFの基準に準拠しているということは、それらの製品が業界最高のUSB標準に適合し、適切な仕様に準拠していることを認定され、他のUSB製品との相互運用性が試験済みであることを意味します。USB-IFによる認定はOEMが素晴らしい製品を開発する上で前進となりますが、地域・州・連邦あるいは国際の安全規制や安全当局に取って代わるものではありません。企業がUSB-IF認定を受けるためには、必要なリソースを費やして規格準拠の製品を創出し、それらの製品を提出して、USB-IFコンプライアンスプログラムによる試験を受ける必要があります。急速充電器を含むようになった認定USB充電器コンプライアンス&ロゴプログラムの詳細については、www.usb.orgをご覧ください。
2018年CESでUSB-IFのブースにお立ち寄りください。
USB-IFは1月9~11日にラスベガスで開催の2018年CESに参加します。説明会をご希望の場合はpress@usb.orgにご連絡ください。
USB-IFについて
非営利団体のUSBインプリメンターズ・フォーラムは、USB仕様で定義されたUSB技術の向上と導入に関する支援組織およびフォーラムとして設立されました。USB-IFは、そのロゴやコンプライアンスプログラムを通じて、高品質の互換性のあるUSBデバイスの開発を促進し、USBのメリットや準拠テストに合格した製品の品質の周知に努めています。製品および技術に関する最新記事など、詳細についてはUSB-IFのウェブサイトwww.usb.orgをご覧ください。
USB Type-C™およびUSB-C™は、USBインプリメンターズ・フォーラムの商標です。
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