シンガポール--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- ユニリーバは本日、ユニリーバ・ファウンドリー30東南アジア・オーストラレーシア（SEAA）の一員となる、最も意欲的な新興企業と規模拡大企業30社を発表します。シンガポールで開催されたミレニアル20/20会議で発表された新興企業30社は、各社独自の特色があり、SEAAにおける技術、消費者、社会の変化に影響を与えようとしています。
東南アジアは世界で最も急成長しているインターネット市場です。中産階級の増加と同時に消費者のソーシャル化が進む東南アジアは、ユニリーバにとっても新興企業にとっても興奮に満ちたホットスポットです。このチャンスをとらえ、ユニリーバ・ファウンドリーはユニリーバ・ファウンドリー30 SEAAプラットフォームを通じ、初期段階の企業を成功に導くための支援に取り組みます。
ミレニアル20/20の期間中、ユニリーバ・ファウンドリー30 SEAAは、ユニリーバや、マーケティング、小売り、eコマースなど、他の業界企業の注目を浴びることになります。この期間中、これら30社の新興企業はユニリーバの共同作業スペースであるレベル3にも拠点を構えます。
ユニリーバ・ファウンドリーSEAAおよびレベル3のヘッドを務めるBarbara Guerpillonは、次のように語っています。「ユニリーバ・ファウンドリー30は東南アジアおよびオーストラレーシアへのユニリーバの取り組みを具体化するものであり、この地域に大きな影響を与えると見込まれる有能な新興企業との協力という取り組みを具体化するものでもあります。東南アジアのみでも人口は6億人と言われており、当組織はユニリーバ・ファウンドリー30の仲介役として、既に発展した市場と新興市場の両方のソーシャル面、ビジネス面、技術面での変化に影響を与えうる企業に支援をしていきたいと思います。初期段階の企業がこれらの市場の機会をとらえようと努力する中で、当組織はその熱意を感じています。意欲的な起業家はぜひユニリーバのシンガポール本社に設けた共同作業スペースであるレベル3を訪れ、コラボレーションの機会やメンターを見つけてほしいと思います。」
ユニリーバ・ファウンドリーは新興企業や革新的企業のためのプラットフォームであり、それらの企業がユニリーバの400以上のブランドを活用し、関係の構築、協力、ビジネスチャンス追求をするための場を提供します。また、ユニリーバ・ファウンドリーはユニリーバが破壊的技術や社会に影響を与える起業家を発見するための手段でもあり、そうした技術や人々は、持続可能な生活を当然のものにするというユニリーバの使命実現に重要な役割を果たすはずです。
ユニリーバ・ファウンドリー30 SEAA
ユニリーバ・ファウンドリー30 SEAAおよび全世界のユニリーバ・ファウンドリー・コミュニティーの一員として、新興企業はここでしか得られない恩恵を得ることができます。その例として、ユニリーバの多岐にわたるブランドからの新情報の取得、ユニリーバのパートナーや幹部からのメンターとしての指導、協力、助言、重要な世界的イベントへの招待、効果的なサポートなどがあります。
Viddsee共同設立者のDerek Tan氏は、次のように語っています。「規模拡大により地域ブランドとの商業的機会を求めていた当社は、ユニリーバ・ファウンドリー・コミュニティーに加わることで業界との接点を見つけることができました。Viddseeにとって、最初のファウンドリー30 SEAAの一員となることは名誉であり、このチャンスを生かし、当社はさらに成長していきます。」
ファウンドリー30 SEAAに選ばれた新興企業は、レベル3も利用することができます。ユニリーバ・ファウンドリーとPadang & Coとの提携で開設されたレベル3は、ユニリーバの多様なブランドと新興企業、技術専門家、ベンチャーキャピタルを一堂に集め、真のビジネスインパクトを与える新しいパートナーシップを作り出します。レベル3はユニリーバの世界的・地域的ハブであるシンガポール・オフィスの中にあります。2017年2月に開設されて以来、レベル3は今や初期段階の企業45社以上の拠点となっています。
初のユニリーバ・ファウンドリー30 SEAAに選ばれた企業は以下のとおりです。各企業はユニリーバが将来の革新分野とみなす5つの分野（小売り、メディアおよび広告、ブランドおよびコンテンツ革新、データ・知見・パーソナル化、持続可能性およびソーシャルインパクト）の1分野から選ばれています。
- billionBricks（シンガポール）
- クレイジーS.O.B（イスラエル）
- DÄV - デジタル・アバター（インドネシア）
- エンポリオ・アナリティクス（シンガポール）
- FOMO Pay（シンガポール）
- Genero（オーストラリア）
- GetCraft（インドネシア）
- Happi（シンガポール）
- jumper.ai（シンガポール）
- Kobeグローバル・テクノロジーズ（シンガポール）
- LoopMe（英国）
- ムービング・ウォールズ（マレーシア）
- Narratrs（シンガポール）
- ニューロ・フラッシュ （ドイツ）
- ピカソ・ラボ （米国）
- POPxo（インド）
- Shippit（オーストラリア）
- ショップバック・シンガポール（シンガポール）
- Silot（シンガポール）
- STACKLA（オーストラリア）
- Sticheo（シンガポール）
- Taptopick（インドネシア）
- TaskSpotting（シンガポール）
- トライ・アンド・レビュー（シンガポール）
- UShift（シンガポール）
- バニデイ・シンガポール（シンガポール）
- Viddsee（シンガポール）
- ViSenze（シンガポール）
- Wootag（シンガポール）
- ZAP（フィリピン）
初のユニリーバ・ファウンドリー30 SEAAの発表式はミレニアル20/20で行われ、日時と会場は、2017年10月25日午後5時、シンガポールのアートサイエンスミュージアムです。これらの新興企業はユニリーバとミレニアル20/20、ポランコによる厳格な審査で選ばれており、SEAA地域へのこれまでの貢献度や潜在的な貢献度が選定の基準となっています。
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ユニリーバ・ファウンドリーについて
ユニリーバ・ファウンドリーは、新興企業や革新的企業がユニリーバや400以上のブランドと共に関係を構築し、協力し、ビジネスチャンスを模索するためのユニリーバのプラットフォームです。ユニリーバ・ファウンドリーを通じ、新興企業は当社のブランドや各部門からの新しい情報の閲覧やそれらへの対応、当社パートナーの1社を通じての指導の申し込み、全世界で開催されるイベントへの参加登録をすることができます。
レベル3について
レベル3は実験と革新のためのシンガポールで最も活気に満ちた共同作業スペースです。協力の文化を作り出し、また当社の企業パートナーや政府関係パートナーへの接点を提供することにより、レベル3は新興企業各社のアイデアやソリューションを実際のビジネスの意味合いでプロトタイプ化するための独自の場を提供しています。レベル3は現在、技術系新興企業や起業家に門戸を開いており、シンガポール企業のみならず、新興企業として画期的な製品やサービスを持ち、世界のこの地で規模を拡大しようとする企業も歓迎しています。
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