米サンフランシスコ & オレゴン州ビーバートン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- USB技術の向上と導入に関する支援組織のUSBインプリメンターズ・フォーラム(USB-IF)は本日、認定USB充電器コンプライアンス&ロゴプログラムを発表しました。これはノートPC、タブレット、スマートフォン、ドッキングステーション、ディスプレー、その他の製品など、準拠USBタイプC(USB Type-C™)デバイス向けのUSB充電器を確立するためのものです。
USB-IFの認定USB充電器プログラムは、USBタイプCやUSBパワー・デリバリー(USB Power Delivery)を採用する製品が増えている中で、進展を見せるデバイス/コンピューティング市場を支えます。USBタイプCとUSBパワー・デリバリーの両仕様に基づく認定USB充電器により、消費者は複数の充電器を購入・維持する必要性から解放されます。充電器の再利用と必要な充電器の総数の削減は、処分場における電子廃棄物の最小化に貢献するはずです。さらに、認定USB充電器は消費者にとって便利で使いやすいものとなります。
USB-IFプレジデント兼最高執行責任者(COO)のジェフ・レイブンクラフトは、次のように述べています。「USB-IFの理解では、消費者はバッテリーの駆動時間や柔軟性を犠牲にすることなく、携行する機器の数を減らしたいと考えています。USBブランドの“確かな動作”(it just works)という約束に従って、認定USB充電器プログラムでは、消費者が自宅や職場、その途中のどの場所でも、デバイス充電器を準拠USBタイプC環境で、以前よりも簡単に共有できるようにします。」
USB-IF最高技術責任者(CTO)のラーマン・イスマイルは、次のように述べています。「コンシューマー技術の未来はモビリティーであり、技術を後景に押しやり見えなくすることです。認定USB充電器によって、ユーザーは相互運用性のある電源を手にし、シームレスな体験が可能となります。ディスプレーからスマートフォン、ドッキングステーションまで、充電の高速化に必ず必要となる最新ケーブル技術としてのUSBタイプCとUSBパワー・デリバリーを支えるべく、業界は足並みを揃えています。」
非準拠充電器はUSBかどうかに関係なく、電子機器の機能性と相互運用性にリスクをもたらします。USB-IFへの準拠は、製品が業界最高の基準を満たし、本仕様への準拠が認定され、その他のUSB製品との相互運用性が試験済みであることを意味します。USB認定は優れた製品の開発に取り組むOEMへの前進となりますが、自治体・州・連邦・国際の安全規制や安全当局に取って代わるものではありません。企業には、必要なリソースを配分して準拠製品を作り上げ、それらをUSB-IFコンプライアンスプログラムの試験に供して、USB-IF認定を達成することが求められます。認定USB充電器コンプライアンス&ロゴプログラムの詳細情報については、www.usb.orgをご覧ください。
IDFサンフランシスコでUSB-IFと面談
USB-IFはサンフランシスコで8月16~18日に開催されるインテル・デベロッパー・フォーラム2016に参加します。記者会見をご要望の場合、press@usb.orgまでご連絡ください。
USB-IFについて
非営利団体のUSBインプリメンターズ・フォーラムは、USB仕様で定義されているUSB技術の向上と導入に関する支援組織およびフォーラムとして設立されました。USB-IFは、そのロゴやコンプライアンスプログラムを通じて、高品質の互換性のあるUSBデバイスの開発を促進し、USBのメリットや準拠テストに合格した製品の品質の周知に努めています。製品および技術に関する最新記事など、詳細についてはUSB-IFのウェブサイトwww.usb.orgをご覧ください。
USB Type-C™とUSB-C™はUSBインプリメンターズ・フォーラムの商標です。
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