サンフランシスコ ----(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- 国際送金サービスのリーダー企業のウエスタンユニオンカンパニー（NYSE：WU）と、テンセント・ホールディングス・リミテッドが保有する大手ソーシャル・コミュニケーション・プラットフォームのウィーチャットは本日、米国のウィーチャット利用者がウエスタンユニオンのWUコネクト・プラットフォームを通じて世界200カ国・地域への国際送金をできるようにすることで合意したと発表しました。
今回の提携により、お客様が必要に応じて迅速かつ簡便に資金を受け取る手段を提供できるようになり、ウエスタンユニオンのデジタル送金分野のリーダーとしての基盤が一段と強化されます。またウィーチャットは、200を超える国や地域への国境を越えた個人間の送金機能をサポートする技術プラットフォームを提供する初のソーシャル・コミュニケーションアプリとなります。このサービスは現在、米国のウィーチャット・ユーザー向けに提供されており、今後、サービス対象地域が順次拡大される予定です。
ウエスタンユニオンのヒクメット・エルセク最高経営責任者（CEO）は、次のように述べています。「ウエスタンユニオンのオムニチャネル戦略を通じて、当社のデジタル分野における基盤と世界の200を超える国と地域を網羅する当社のサービス・ネットワークが見事に融合しています。ソーシャルメディアの世界的な普及を受けて、この刺激的な分野における事業を拡充します。当社の革新的なデジタル送金機能にウィーチャットというプラットフォームを加えることは、まさに必然と言えます。ウィーチャットと連携し、米国のウィーチャット・ユーザーがWUコネクト・プラットフォームを利用できるようにすることで、ウエスタンユニオンは国際送金の新たな手段を提供します。」
最近発表されたWUコネクト・プラットフォームは、ウエスタンユニオンの堅固な国際送金機能をサードパーティーのデジタル・プラットフォームに埋め込むことにより、友人や家族に素早く簡単に送金するための新しい方法を提供します。消費者は、送金用資金にデビットカード、クレジットカード、銀行口座を利用し、その資金を世界中のウエスタンユニオンの代理店店舗ならびに利用可能なモバイル・ウォレットや銀行口座に簡単に送ることができます。
ウィーチャットは世界で最も急速に成長しているソーシャルアプリの一つで、人々とつながり、対話し、シェアするための革新的な手段を提供しています。メッセンジャー機能、ソーシャルコミュニケーション・サービス、ゲームを1つの使いやすいアプリにまとめたウィーチャットの月間アクティブ・ユーザー数は、姉妹サービスである中国の「微信（ウェイシン）」も合わせると2015年9月30日時点で6億5000万人を超えています。ユーザーは、無料のテキストメッセージやマルチメディアメッセージの送信、ビデオ通話、クローズド・ソーシャルネットワークのモーメンツでの写真の共有といった機能を利用できます。
WUコネクトおよび提携機会の詳細については、電子メール（WUConnect@wu.com）でお問い合わせください。
ウエスタンユニオンについて
ウエスタンユニオン・カンパニー（NYSE: WU）は、国際送金サービスのトップ企業です。当社は、「ビーゴ」、「オーランディ・バルータ」、「パゴ・ファシル」、「ウエスタンユニオン・ビジネス・ソリューションズ」ブランドの送金サービスにより、国際送金および受領のための迅速、確実、便利な方法を消費者と企業に提供し、料金支払いや送金為替の買い取りを行っています。ウエスタンユニオン、ビーゴ、オーランディ・バルータの各ブランドのサービスは、200の国と地域の50万を超える代理店と10万台強のATMおよびキオスク（2015年9月30日時点）から成るネットワークを通じて提供され、数億件の口座に送金する能力も持っています。2014年度、ウエスタンユニオンは世界で2億5500万件の消費者間取引を処理し、消費者間で総額850億ドルを送金しました。また、4億8400万件の企業間決済を処理しています。詳しい情報はwww.WesternUnion.comをご覧ください。
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