東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 日産化学工業(本社:東京都千代田区、社長:木下小次郎)は、独自開発の多分岐型有機ナノ粒子(ハイパーブランチポリマー)を配合した機能性コーティング材料「HYPERTECH」を利用した、スマートフォンやタブレットPCのタッチパネル分野向け開発製品をCEATEC JAPAN 2014に出展いたします。
ブース:5K69
主な出展内容
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感光性無電解めっき核剤
アンモニウム末端ハイパーブランチポリマーと金属Pdナノ粒子の複合体を配合した感光性無電解めっき核剤です。本核剤をガラスやPETフィルム等の各種基材上に塗布し、リソグラフィー後、無電解めっき浴に浸沈させることにより、線幅数マイクロメートルのCuやNiメッシュを作成することが可能です。 -
超高屈折率UV硬化型コーティング材料
有機材料のみで構成され、屈折率を最大で1.79(@550nm)にできるUV硬化型コーティング液です。ITO(インジウムスズ酸化物)やSNW(銀ナノワイヤー)等のタッチパネルフィルム電極上に塗布することで、電極パターンを目立たなくすることが可能です。配線部縁取り可能なアルカリ現像性グレードを新たに開発いたしました。 -
UV硬化型耐指紋ハードコーティング材料
タッチパネル保護フィルムや筐体加飾フィルムに耐指紋性と耐擦傷性を付与できるUV硬化型ハードコーティング液です。高い表面滑り性に加え、耐薬品性や耐熱湯性も併せ持っております。
日産化学工業株式会社について
日産化学工業は、1887年(明治20年)に日本初の化学肥料製造会社として創業して以来、革新的な技術を追求することで新たな事業へ挑戦し続けてまいりました。現在では、機能性材料(有機、無機、電子)、ライフサイエンス(農薬、医薬)、化学品の3つの事業領域で、グローバルに製品、サービスを提供するとともに、歴史のなかで培ってきたコア技術に磨きをかけ、社会の要請に沿った製品の創出にまい進しております。