EnVervが、ERDFラボで実施されたG3-PLC WS3相互運用性試験において、CENELEC A、FCC、ARIBの周波数帯におけるPHY、MAC、6LoWPANネットワーク層すべての試験を成功裏に完了

ERDFのWS3プラグフェストにおいて、総合的な相互運用性を達成

米カリフォルニア州サンノゼ--()--(ビジネスワイヤ) -- スマートグリッド・アプリケーション向け電力線/無線通信システムオンチップ(SoC)モデムのリーダー企業EnVervは本日、当社のEV8000電力線通信SoCプラットフォームが、8月にERDFラボで実施されたG3-PLCプラグフェストにおける相互運用性試験を成功裏に完了したと発表しました。この試験では、適切に集積化されたシングルチップSoC上で、CEENELEC A、FCC、ARIBという3つの周波数帯すべてにおいて、他ベンダーとの相互運用性が試験されました。これらの試験では、PHY、MAC、6LoWPANネットワーク層が試験されています。EV8000製品ファミリーは、G3-PLC仕様に規定される必須モードおよびオプションモードをすべてサポートしています。

EnVerv技術担当バイスプレジデントのFarrokh Farrokhi博士は、次のように語っています。「当社のEV8000モデムがG3-PLCの相互運用性を完全に達成したことを喜ばしく思っています。完全プログラマブル・ソリューションを提供することにより、G3-PLC仕様でサポートされるすべての周波数帯で相互運用性があること、またG3-PLCの標準モードおよびオプションモードすべてに対応できることを実証しました。今回の相互運用性試験を完了したことで、お客さまはさらに確信をもって、EnVervベースの製品を世界のどのようなG3-PLCネットワークにも導入できます。」

EV8000はシングルチップのPLC SoCとして、プログラムで周波数帯を設定でき、CENELEC-A、FCC、ARIBの周波数帯に対応しており、ハードウエア変更の必要性がありません。またEV8000ソフトモデムは、それぞれに対応するファームウエアコードを単純に電力線ネットワーク経由でリモートからチップにダウンロードすることにより、プログラムでITU-T G.9903(G3-PLC)、ITU-T G.9904(PRIME)、IEEE P1901.2、IEC-61334 (S-FSK) の各モードの動作をすることができます。

EnVerv, Incについて

EnVervは米国のファブレス半導体企業で、カリフォルニア州ミルピタスに本社を構えています。低電圧(LV)および中電圧(MV)の電力線上でロバスト性のある高速通信を実現する当社のSoCソリューションは、先進的検針インフラ(AMI)、ソーラー用マイクロインバーター、変圧器モニタリング、変電所通信、照明ネットワークなどの多様な電力網接続市場に適用することができます。詳細情報については、www.enverv.comをご覧ください。

G3-PLC

G3-PLCは狭帯域低周波数電力線通信のためのプロトコルです。G3-PLCは既存の電力線網を介して高速、高信頼性、長距離の通信を実現します。変圧器を越えて通信を行えるためインフラコストは削減され、またIPv6をサポートしているため、G3-PLCによって将来を見据えた形で電力線通信をサポートすることができます。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

EnVerv
Afshin Shaybani, 858-224-0006

Contacts

EnVerv
Afshin Shaybani, 858-224-0006