プロヴェクタスが国薬-中国医薬工業研究総院および国薬一心制薬有限公司と了解覚書を交わす

中国でのPV-10ライセンス供与に関する交渉を開始

米テネシー州ノックスビル--()--(ビジネスワイヤ) -- オンコロジー・皮膚科分野における開発段階のバイオ製薬企業プロヴェクタス・バイオファーマシューティカルズ(NYSE MKT: PVCT)(http://www.pvct.com)(プロヴェクタス)は本日、国薬-中国医薬工業研究総院(Sinopharm-China State Institute of Pharmaceutical Industry、以下「国薬-CSIPI」)および国薬一心制薬有限公司(Sinopharm A-THINK Pharmaceutical Co., Ltd.、以下「国薬一心」)と了解覚書を交わしたと発表しました。国薬-CSIPIは中国の全製薬研究所をけん引する立場にあり、国薬一心は国薬集団(Sinopharm Group)内において注射用抗腫瘍薬の研究開発・製造・販売向け総合プラットフォームとして唯一の存在です。

本了解覚書で重要な要素は、国薬-CSIPIと国薬一心が中国(中華人民共和国)内でPV-10を商業化する独占的ライセンスの取得を希望し、PVCTはライセンス付与の意思があるというものです。

この先3カ月間で関係者は、追加的な交渉、デューデリジェンス、規制当局および社内で要求される承認を前提として、正式なライセンス契約の締結を目指します。関係者はさらに、ライセンスの詳細、中国における国薬一心によるプロヴェクタスの技術の利用、商業化のプロセス、プロヴェクタスに対する支払い(前払い、マイルストーン、ロイヤルティー)について取り組みます。プロヴェクタスはPV-10を米国で製造する計画で、国薬一心はPV-10を中国で販売します。

本了解覚書は中国の法律に従ったもので、プロヴェクタスの財務顧問を務めるNetwork 1 Financial Securitiesが主導した交渉の成果です。関係者は中国・上海の国薬-CSIPI本社で会合を持ちました。会合には国薬集団の上級経営幹部とプロヴェクタスの上級スタッフが参加しました。プロヴェクタスは自社の医薬品PV-10に関する臨床・非臨床データを提出しました。国薬-CSIPIと国薬一心の専門家と科学者は、プロヴェクタスチームと広範囲にわたって相当の議論を交わしました。本了解覚書には「関係者は、PV-10が先進的で革新的な医薬品として、オンコロジー研究の世界的傾向を成すものであり、(中国)市場に広範な経済的・社会的利益をもたらすであろうという認識で合意した」と記載されています。

本了解覚書にはさらに、「全関係者は黒色腫、乳がん、肝臓がんを対象とするPV-10の臨床試験で得られた成果に加え、ヒト免疫の効力に対する全身作用と、PV-10が肺がん、すい臓がん、前立腺がん、腎臓がんなど、他の適応症に適用できる可能性を認めた」と記載されています。

本了解覚書には機密情報、広告、知的財産に関する慣習的条項が含まれ、(特定の重要でない条項を除き)関係者を拘束するものではありません。本了解覚書は、正式契約に取って代わられるまで、またはプロヴェクタスか国薬のいずれかによる1カ月前の書面による通告まで、本了解覚書への署名から90日後までのうち、最短の期間まで効力を保ちます。

国薬について

中国医薬集団総公司(国薬)は中国最大の医療・ヘルスケアグループで、中国国務院国有資産監督管理委員会(SASAC)が直接経営し、ヘルスケア関連製品の販売・物流・小売・科学研究・製造を中核事業としています。国薬は完全子会社および持ち株会社の子会社10社に加え、上場企業5社として、国薬控股股份有限公司(01099.HK)、国薬集団薬業股份有限公司(600511.SH)、北京天壇生物製品股份有限公司(600161.SH)、上海現代製薬股份有限公司(600420.SH)、国薬集団一致薬業股份有限公司(200028.SZ)を傘下に抱えています。国薬の総売上高は2012年に1600億人民元を超えました。総売上高が1000億人民元を超える中国唯一の製薬会社となっています。

詳細についてはhttp://www.sinopharm.comをご覧ください。

国薬-中国医薬工業研究総院について

国薬-中国医薬工業研究総院は1957年創設の上海医薬工業研究院が前身です。国薬-CSIPIはバイオ科学研究・薬学的応用をベースとする研究所として中国のトップに立ち、ヘルスケア関連製品の革新的な医薬品開発・販売・物流・科学研究を中核事業としています。国家製薬技術イノベーション拠点(National Pharmaceutical Technology Innovation Bases)の1つです。

詳細についてはhttp://www.csipi.com.cnをご覧ください。

国薬一心制薬有限公司について

1997年創設の国薬一心制薬有限公司は、注射用の抗腫瘍・抗肝炎製品の開発に傾注しています。国薬一心は国薬集団で唯一の抗腫瘍・抗ウイルス薬開発製造統合プラットフォームで、新規腫瘍治療薬の研究開発、製造、中国における販売を中核事業としています。

Network 1 Financial Securities, Inc.について

1983年創設のNetwork 1 Financial Securities, Inc.はフルサービス型の投資銀行として、急速な変化を経験している国際資本市場に投資する株式公開企業および株式非公開企業の支援に専心しています。

Network 1 Financial Securitiesは米金融取引業規制機構(FINRA)、NASDAQ株式市場、米証券投資者保護公社(SIPC)の登録メンバーで、ブローカーディーラーとして米国証券取引委員会(SEC)に登録されています。

詳細についてはhttp://www.network1financial.comをご覧ください。

プロヴェクタス・バイオファーマシューティカルズについて

プロヴェクタス・バイオファーマシューティカルズは、オンコロジーおよび皮膚科の分野における治療薬の開発を専門としています。当社の新規がん治験薬PV-10は、固形腫瘍への注射(病巣内投与)用にデザインすることで、全身的副作用の可能性を軽減しています。オンコロジー分野では黒色腫、乳がん、肝臓がんに力を集中しています。当社は黒色腫と肝細胞がんを適応症に希少薬指定をFDAより取得しています。当社の皮膚疾患向け局所投与治験薬PH-10は、乾癬とアトピー性皮膚炎を対象とする臨床試験が進行中です。プロヴェクタスは転移性黒色腫治療薬としてのPV-10の第2相試験と、アトピー性皮膚炎および乾癬の局所治療薬としてのPH-10の第2相試験を完了しています。これらの試験や、当社のその他の臨床試験に関する情報は、NIHのレジストリー(www.clinicaltrials.gov)に掲載されています。プロヴェクタスの詳細情報については、当社ウェブサイト(www.pvct.com)をご覧いただくか、Porter, LeVay & Rose, Inc.までお問い合わせください。

将来見通しに関する記述:この文書には、米連邦証券法で定義される意味での「将来見通しに関する記述」が含まれます。これらの記述は経営陣の現時点における知識、仮定、意見、推定、予想を反映するもので、将来の業績、結果、傾向についての経営陣の現時点における見解を表しており、「予想する」、「考える」、「あり得る」、「見積もる」、「期待する」、「意図する」、「可能性がある」、「計画する」、「予知する」、「企画する」、「つもりである」などの表現や、その他の類似する表現の使用によって識別できる場合があります。将来見通しに関する記述は多くのリスクや不確実性の影響を受け、それらのリスクや不確実性によって実際の結果が将来見通しに関する記述で示されたものと大きく異なる場合があります。読者は将来見通しに関する記述に過度の信頼を置くべきではありません。これら記述は本文書の日付時点のものであり、当社はその日付以降にこれら記述を更新する義務を一切負いません。

実際の結果が将来見通しに関する記述に記載されたものと大きく異なる場合の原因となり得るリスクや不確実性には、当社が米証券取引委員に提出した書類に記載されているもの(2013年12月31日を期末とするフォーム10-K年次報告における1A項と、2014年3月31日を期末とするフォーム10-Q四半期報告書に記載されたものを含む)に加え、以下のものが含まれます。

    局所進行性皮膚黒色腫を治療するためのPV-10の第3相試験について、パートナーと組んで進めるか単独で進めるかをFDAガイダンスに照らして下した当社の判断と、そのような第3相試験が必要となった場合に同試験に伴う費用。
ライセンスのタイミングと仕組みを考慮してライセンスが適切である場合、黒色腫および肝臓がんなどのその他固形腫瘍の当社治療薬候補PV-10をライセンスするか、黒色腫および肝臓がんなどのその他固形腫瘍の治療に向けPV-10を自社で商業化するかという当社の判断。
当社の皮膚疾患治療薬候補PH-10について、アトピー性皮膚炎と乾癬を対象とする第2相試験の結果に基づいて、作用機序の研究を平行してさらなる開発を進めながら、本剤をライセンスする当社の能力。
商業化に先立ち、買い取り候補企業としての製薬企業またはバイオテクノロジー企業が買い取ることを当社は期待するものの、PV-10および/またはPH-10を自社で商業化することを決定した場合に、追加的な資本を調達する当社の能力。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

Provectus Biopharmaceuticals, Inc.
Peter R. Culpepper, CFO, COO
866-594-5999 #30
or
Porter, LeVay & Rose, Inc.
Marlon Nurse, DM, SVP – Investor Relations
212-564-4700
or
Bill Gordon – Media Relations
212-724-6312

Contacts

Provectus Biopharmaceuticals, Inc.
Peter R. Culpepper, CFO, COO
866-594-5999 #30
or
Porter, LeVay & Rose, Inc.
Marlon Nurse, DM, SVP – Investor Relations
212-564-4700
or
Bill Gordon – Media Relations
212-724-6312