EnVervがPLC+RFシングルチップソリューションEV8600の提供を発表

ハイブリッドチップにより、多様な技術によるAMIネットワークの導入が可能に

米カリフォルニア州サンノゼ--()--(ビジネスワイヤ) -- EnVerv は本日、デュアルモデムPLC+RFシステムオンチップ(SoC)となるEV8600のサンプル出荷について発表しました。EV8600は、先進的検針インフラ(AMI)、産業オートメーション、ホームオートメーションの多種多様なアプリケーションが対象です。

EV8600には、業界をリードするEnVervの技術として、10-500 KHZで動作する電力線通信(PLC)技術、そして142-1050 MHzで動作する高周波(RF)モデムを兼備しています。またEV8600は、強力なアプリケーションプロセッサー(2つのモデム間にブリッジング/ルーティングアルゴリズムを実装)と、フラッシュメモリーも内蔵しています。

EnVervのAfshin Shaybaniマーケティング担当ディレクターは、次のように語っています。「EV8600は設計者やネットワーク計画立案者のうち、PLCおよびRFという2つの分野における最高技術を組み合わせ、AMIネットワーク内や工場内、家庭内で100%近くの通信エリアを達成したいと考えている方々にとって、完全な手段となります。またEV8600のアプリケーションプロセッサーのおかげで、さまざまなネットワークモデルを導入することができます。例えば、デュアルルート(RFとPLC)でデータコンセントレーターユニット(DCU)からメーターに接続して接続性を高めたり、デュアルモデムメーターにしてDCUと宅内ディスプレー(IHD)に同時接続したり、またデュアルモデム・マルチメーターのキオスクを構成し、家庭のIHDやローカルのunder-the-pole RFハンドヘルドユニット(HHU)に接続することもできます。」

EV8600は2014年第4四半期にパートナーを対象にサンプル出荷します。

EV8600について

  • 高集積化デュアルモデムSoCとしてPLCモデムとサブGHz RF トランシーバーすべてをシングルチップ化
  • セキュアな内蔵フラッシュメモリー
  • アプリケーションプロセッサーにPLC/RFモデム間のブリッジング/ルーティングアルゴリズムを内蔵
  • PLCモデム
    • ラインドライバー、AFE、PHY、MAC、ネットワークレイヤーから成るエンドツーエンドのソリューション
    • マルチスタンダード: G3-PLC、PRIME、P1901.2、S-FSK
    • マルチバンド: CENELEC、FCC、ARIB
  • RFモデム
    • サポート規格: 802.15.4g(WiSUN)およびワイヤレスM-Bus
    • RFトランシーバー、PHY、MAC、ネットワークレイヤーから成る完全なRFモデム
    • 周波数範囲: 142 MHz – 1050 MHz
    • 受信感度: –126 dBm
      • 変調方式: (G)FSK、4(G)FSK、(G)MSK、OOK
    • 最大出力: +13dBm、外付けPAのサポートで最大+30 dBm
    • データ速度: 100 bpsから1M bps

EnVervについて

EnVervは、カリフォルニア州ミルピタスに本社を構える米国のファブレス半導体企業であり、安定・高速の通信を実現するSoCソリューションは、先進的検針インフラ(AMI)、ソーラー用マイクロインバーター、変圧器モニタリング、変電所通信、照明ネットワークなどの多様な電力網接続市場に適用することができます。詳細情報についてはwww.enverv.comをご覧ください。

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Contacts

EnVerv
Afshin Shaybani, +1-858-224-0006
afshin.shaybani@enverv.com

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