米ワシントン州カークランド--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- 友好的アクティビスト投資のパイオニアであるタイヨウ・パシフィック・パートナーズは、世界的な電子楽器メーカーのローランド株式会社（TSE1：7944、代表取締役社長三木純一）の三木純一社長と共に、ローランドを426億円で買収する経営陣による自社株買取り（MBO）に参画します。
ローランドは1972年の創立以来、革新と創造力を発揮して、世界中のプロおよびアマチュアの音楽家に愛される電子楽器を開発・製造してきました。しかし近年のビジネス環境の急変により、ローランドは抜本的な改革を行い、長期的に持続可能な成長を支える基盤作りの必要性に迫られています。
タイヨウは友好的で長期にわたる株主として、ローランドが企業価値の向上に取り組む中、同社の経営陣に分析情報や支援を提供してきました。しかし、ローランドの三木純一社長は現在のビジネス環境を鑑みて、MBO実施について検討するために、タイヨウに働きかけました。三木社長はローランドで、早急かつ効果的な抜本的改革を行なう必要性を感じていました。当社は三木社長と見解に一にしており、ローランドという素晴らしいブランドを再建すべく、三木社長の一助となれることを光栄に思います。タイヨウはこのMBOが現行の株主に、株式をプレミアム価格で売却し、事業変革に伴う株価変動のリスクを回避する機会を提供できると確信しています。本日、ローランドの取締役会は、本公開買い付けを支持する決議案を可決し、株主に持ち株を売却するように推奨しています。
タイヨウ・パシフィック・パートナーズの最高経営責任者（CEO）でありマネジングパートナーのブライアン・K・ヘイウッドは、次のように述べています。「本買い付けにより、ローランドと現行の経営陣は、長期的かつ戦略的な成長のための基盤を構築できます。三木社長は、戦略的な難しい決断ができる強力なリーダーだと確信しています。当社は三木社長の取り組みを全面的にサポートします。ローランドは献身的な経営陣と従業員から成るチームを擁しており、創業時から革新がDNAに組み込まれています。ローランドが電子楽器の世界的リーダーとしての地位を強化し、真の意味で世界トップクラスの企業へと変貌するのを楽しみにしています。」
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MBOの概要 |
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| (1) | 対象会社： | ローランド株式会社 | ||
| (2) | 公開買付者： | 株式会社常若コーポレーション（タイヨウ・ジュピター・ホールディングスが100%出資） | ||
| (3) | 買付価格： | ¥1875 | ||
| (4) | 買付期間： | 2014年5月15日（木）から2014年6月25日（水）まで | ||
| （30営業日） | ||||
| (5) | 目標買付株式数： | 上限なし、下限は1479万8500株（発行済株式の66.67%） | ||
ローランド株式会社の概要
| 社名： | ローランド株式会社 | |||
| 本社： | 〒431-1304 静岡県浜松市北区細江町中川2036-1 | |||
| 代表取締役社長： | 三木純一 | |||
| 設立： | 1972年4月18日 | |||
| 資本金： | 92億7400万円（2014年3月31日時点） | |||
| 証券取引所上場： | 東京証券取引所第一部（証券コード7944） | |||
| 発行済み株式： | 2383万5796株 | |||
| 売上高： | 856億700万円（2014年3月31日時点） | |||
| 従業員： |
2945名（2014年3月31日時点）
741名（単体、2014年3月31日時点） |
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| 事業内容： | 電子楽器、電子機器およびソフトウエアの製造・販売・輸出入 | |||
| URL： | ||||
タイヨウについて
ワシントン州カークランドに拠点を置くタイヨウ・パシフィック・パートナーズは、アジア専門のプロフェッショナルによって2003年に設立され、日本やその他のアジア諸国で、友好的な株主としての活動に専心しています。現在、日本に特化した25億ドル以上の資産を運用しています。すべての戦略で、友好的アクティビストのアプローチを採っています。投資家には米国、日本、欧州の年金基金や養老保険、その他の投資機関家が含まれます。
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