パンダ・パワー・ファンズ、ペンシルベニア州の829メガワット電力プロジェクトに投資

  • 地域経済に最大12億ドルの貢献、500人の雇用を創出
  • マーセラスのシェールガス田に位置する最初の新たな発電所
  • ゴールドマン・サックス、クレディ・スイス、エイリス・キャピタルが融資を仲介
  • 最大100万世帯に電力を供給する天然ガス発電所
  • ゲマレーン・リバティー・パートナーズがシーメンス・エナジーの技術で建設

The 829 Megawatt Panda Liberty Generating Station (Photo: Business Wire)

ダラス--()--(ビジネスワイヤ) -- パンダ・パワー・ファンズは本日、モクシー・エナジーが計画しているペンシルベニア州ブラッドフォード郡の829MW天然ガス複合サイクル発電所「リバティー」の買収と資金調達を完了したと発表しました。リバティー・プロジェクトが完成すれば、マーセラスのシェールガス田に近いという利点を活用して特に開発された初の発電所となります。パンダは33エーカーの敷地で直ちに建設を開始し、2016年初頭までに商業運転を開始する予定です。

発電所のために、ゴールドマン・サックス、クレディ・スイス、エイリス・キャピタルが優先債務による資金調達を実施しました。ユニオン・バンクが文書記録会社を務めました。パンダ・パワー・ファンズが大規模な発電施設のために投資を行うのは今回が過去13カ月間で4件目です。パンダ・ファンドIIにとっては最初の投資となります。ファンドは、ある大規模機関投資家と共同でリバティー・プロジェクトに資本を供給します。

パンダ・パワー・ファンズの社長でシニアパートナーのトッド・W・カーターは、次のように述べています。「テキサス州で3件の資金調達を成功させてきましたが、今回も容易な作業ではありませんでした。非常に厳しい金融市場でこの取引を完了させた当社チームを大変誇りに思います。」

「リバティー・プロジェクトを獲得できたことにも大変満足しています。PJMで多数の機会を検討し、モクシー・エナジーのプロジェクトとその手腕に感銘を受けました。」

モクシー・エナジーのアーロン・サムソン最高経営責任者(CEO)は、次のように語っています。「当社にとって、パンダはすばらしいパートナーです。パンダはプロジェクトの質や環境への影響に関心があり、地域社会で良い企業市民となろうとしています。」

パンダのリバティー・プロジェクトはPJMインターコネクションという戦略的な立地にあり、この地域は米国の発電会社にとって最も魅力的で流動的な市場の1つと言われています。同じくらい重要なこととして、PJMで約2万メガワット相当の石炭火力発電所の閉鎖が発表されており、供給予備力が縮小に向かっています。経済状況の低迷と環境関連コストの増加により、石炭火力発電所の閉鎖はさらに増える見通しです。

リバティー発電所は、シーメンスのHクラスのガスタービンを利用します。このタービンは、世界で初めて運転効率60パーセントを達成した技術です。一軸式パワートレイン2基を導入するリバティー発電所は、米国で最もクリーンかつ高効率の天然ガス発電所になります。さらにこの発電所は、国内の約95パーセントの発電施設と異なり、冷却に水ではなく空気を利用します。その結果、リバティー発電所はサスケハナ川で取水や排水をする必要がなく、サスケハナ流域の動植物に影響が及ぶこともありません。さらに、特別設計のブレード、低出力モーター、建物用エンクロージャーにより、音を最小限に抑えています。

最近の予測によれば、この発電所は建設期間と操業当初10年間で地域経済に推定12億ドルの貢献をする見通しです。リバティー発電所の建設の最繁忙期には、約500人の雇用が創出されます。発電所の運転中には施設運営のために27人の技術職が必要となり、支援業務のために地元で間接的に45人が雇用される見込みです。

ゲマレーン・リバティー・パートナーズがプロジェクトの設計・調達・建設(EPC)請負業者となり、シーメンス・エナジーが天然ガスタービン、蒸気タービン、廃熱回収ボイラーなどを含むパワー・アイランド・パッケージを提供します。ゲマレーン・リバティー・パートナーズがパワー・アイランド・パッケージの設置、発電所に関するその他の設計・調達・設置、そして発電施設の始動を担当します。建設期間は約30カ月です。

発電所は、ペンシルベニア州スクラントンの北西約45マイルに位置するブラッドフォード郡アサイラム・タウンシップに建設されます。完成すれば、この発電所はペンシルベニア州の最大100万世帯の電力需要に対応できます。

パンダ・パワー・ファンズについて

2010年に設立されたパンダ・パワー・ファンズは、テキサス州ダラスに本拠を置くプライベート・エクイティ会社であり、大規模な天然ガス発電施設の開発、買収、建設、資金調達、運営の能力を持っています。パンダの最初のファンドは、現在テキサス州のテンプルおよびシャーマンで建設中の3つの複合サイクル発電所(合計2274メガワット)とニュージャージー州パイルズグローブで運転中の太陽光発電プロジェクト(20メガワット)に投資しました。パンダ・パワー・ファンズに関する詳細情報は、www.pandafunds.comでご覧いただけます。

シーメンス・エナジーセクターについて

シーメンス・エナジーセクターは、火力発電プラントでの発電と再生可能エネルギー利用、電力網による送電、石油・ガスの採掘・処理・輸送に関する幅広い製品・サービス・ソリューションの世界的大手サプライヤーです。エナジーセクターは、2012年度(至9月30日)に売上高275億ユーロ、新規受注総額約269億ユーロ、利益22億ユーロを達成しました。2012年9月30日時点で、エナジーセクターは約8万6000人の人員を擁しています。詳細情報はwww.siemens.com/energyでご覧いただけます。

モクシー・エナジーについて

モクシー・エナジーは2009年に設立された開発企業で、複雑で大規模な発電所プロジェクトを開発できる能力を実証しています。モクシー・エナジーに関する詳細情報は、www.moxieenergy.comでご覧いただけます。

ゲマレーン・リバティー・パートナーズについて:

ゲマレーン・リバティー・パートナーズは、優れた実績を持つ2つの建設組織の強みを合体させています。ゲマ・パワー・システムズはフルサービスのEPC請負業者として設計・建設・始動に関する実証済みの能力を備え、これまで1万メガワット以上の大規模でクリーンなガス火力発電所および再生可能エネルギーのプロジェクトを手掛けています。ゲマ・パワー・システムズはアルガン(NYSE MKT:AGX)の完全子会社で、米国北東部で最大規模の電力建設業者です。レーン・コンストラクション・コーポレーションは現在、エンジニアリング・ニュース・レコード(ENR)の「請負業者トップ400社」リストで43位にランクされている米国一流の土木請負企業です。シェールガス業界に経験を持つレーンは、米国国内のエネルギー資源開発で責任ある包括的なアプローチを提供すべく、全力で取り組んでいます。ゲマレーン・リバティー・パートナーズと親会社に関する詳細情報は、www.Gemma-Lane.comでご覧いただけます。

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